10月末から11月中旬にかけて、フランスから武蔵ヶ丘道場に練習に来ていたのは、まりん。
兄わやん、弟たいきも練習したけど、一番練習したのは、まりん。そんなまりんがフランスに帰国して約3週間近く。初めてコンタクトをとったのが9月だったので、それを考えると3ヶ月も経ちました。
フランスに帰国後、すぐに組手の大会に出場し、12月4日の日曜日には型の大会に出場しました。その型試合の直後、結果と画像を組手大会時のやつと一緒にメールしてくれました。
ええと、
まりんの住むChateau D’olonneはパリ時間と同じでいいはずなので、
ええと、
8時間時差があるのかな?
日本の方が8時間はやい。サマータイムはもう終わっているはずなので、これでいいはず。
日本時間12月06日の午前8時だと、Chateau D’olonneは12月06日の午前0時になる。
午前7時だと前日の午後11時(23時)になる。昨日に戻る。
11月17日に日本を発ってフランスに帰国したまりんですが、直通便ではなく上海経由でした。上海で9時間待ちとか言ってた(笑)
東京パリ直通便は、だいたい12時間半かかるのが基本。Chateau D’olonneはパリから400キロ以上も離れているので、二日くらいかけてフランスの自宅に戻ったことになります。
遠いんですよ。まりんのとこ。
パリからさらに熊本福岡を二往復分ですから。
なことを考えると、地元に到着したのが現地の11月18日か19日だったとしても、組手大会は20日に開催され、だから過去記事とかで「時差ボケで試合どころじゃねぇだろう」と書いていたりします。
わやん、まりん、たいきの三人とも出場しています。
結果は既に過去記事で書いたとおり、
わやん3位、まりん優勝、たいき2位でした。
体育館にあった備品だろう!
と、突っ込みたくなるような表彰台なんですが、左の画像の向かって右に二人並んでいるのが3位の選手で、カメラ目線なのが、わやん。
帯をしていないのはですね、このスタイルは「青」と「赤」に分かれて試合しますが、それぞれの選手が「青帯」「赤帯」を締めて、どちら側の選手かわかりやすくしています。
拳を保護するグローブ、フルコンタクトでいうところの拳サポーターも青と赤になっていて、これはリバーシブルだったりしますが、自分が「青」だったら青に、「赤」だったら赤にしてはめます。
足サポーターも同じです。
柔道と同じですね。柔道も「青い柔道着」と「白い柔道着」で選手を区別しています。
ああ、柔道のやつはヨーロッパから提唱されたやつでしたねぇ。
なので、試合が終わって帯を外しているところで記念撮影したから、と思います。
右の画像は、向かって左の赤いジャンパーを着ているのが、たいき。
一番小さいんだなぁ。
たいきは、日本にいる時、熊本にいる時は大変だったんです。
アトピーが酷くなって熱まで出て。
帰国する前日に会いましたが、まだ少し痒いと言っていました。フランス語で。
ボリボリするジェスチャーしてくれたので「あ、まだ痒いんだナ」と。
思ったわけではなく、お母さんがそう説明してくれました(笑)
「治った?」と私が聞いたので。
そして、まりん。
赤いジャンバーを来ているのが、まりんです。
小さくてよくわからなんですが、これ、大きな画像だと、
「ああ、まりん、こうやって見ると半分日本人なハーフやね」
となります。
日本にいる時はそう思わなかったんですけどねぇ。完全欧州系ばかりな中にいると、よくわかるわ。
すごいよなぁ、まりん。
こんな完全欧州系ばかりな中で生活しているけど、母方の実家、お寺だもんなぁ。
それも、真言宗。
色即是空。
そんなことはどうでもよくて、
これが11月20日の試合の画像です。
画像が添付されていたメールにはこう書いてありました。
引用します。
11月20日は組手の試合でした。わやんは3位、まりんは優勝、たいきは2位。
3人ともメダルをもらって大満足でした。
これからもがんばります。
みなさんもがんばってください。
再会できる日を楽しみにしています。わやん、まりん、たいき
なぁ、タクミ、ヒカル、ゲンキ、ヒロト。
俄然、クリスマスカップは奮闘しなくちゃだなぁ。
ジュンヤもオトハも。
同じ2年生で一緒に練習したからなぁ。
ちなみに、頂いたメールは、なんかデコレーションしてあったので、そのまま印刷して代継橋道場に貼っておこうと思います。
デ、
12月4日。こちらは型の大会。
出場したのは、わやんとまりん。
わやんは団体の部2位、まりんは個人の部2位という結果。
まりんは、型試合では初入賞。
武蔵ヶ丘道場で練習した時、
「型はあんまり好きじゃない」
って言ってたもんなぁ。ライトコンタクトスタイルやってるのに(笑)
どんだけフルコン向きだよ!
と思ったというのは内緒。
まりんは見た目と全然違う子(笑)
団体戦は3人でチームを組むらしく、左の画像がわやんチーム。
あ、わやん日本にいる時と顔つき違うなぁ。
ああ、わたしが上からしから見ていないからかぁ。
日本語上手なんですよ、わやん。会話には基本的に苦労しないレベル。
そして、フランス語しかわからない弟たいきに、普通に日本語で話しかけるやつ(笑)
帰国前日に会った時に、その場面に遭遇しました。
わたしに対して、
「これからも空手がんばりますって言って」
って、日本語でたいきに指示していた。
たいき困ってた(笑)
その後フランス語で言ってましたけど。
ほんで、
トロフィーというか、カップですね。
組手大会の時は「メダル」だったし、とてもスポーツライクでジュニアの体育としては、さすが本場だよなぁと。
あ、
クリスマスカップって、「クリスマス杯」ってなるんですが、カップを見たことない(笑)
○○カップと冠のつくコンペティション(競技会)って、カップ争奪戦的な意味合いもあって、カップあっても良さそうなもんだけど。
あと、
日本の空手の試合だとトロフィーが多いですが、メダルもいいですよね。
金メダル、銀メダル、銅メダルって。
トロフィーで見栄を張る必要もないし(笑)
わたしもメダルもってますが、その時はトロフィーも貰ってます。副賞も貰っています。
銀メダルなので、伊藤みどりさんと同じ。
オリンピックじゃないけど(笑)
そして、まりん。
メールには「まりん個人の部2位でした」って書いてあったのですが、添付されていた画像を見ると、ご覧の通り、
どうみても、
3位のとこに立ってる(笑)
どっちかが間違いなはず。あとで確認しよう!
いい顔ですねぇ、まりん。
まりん、武蔵ヶ丘道場で練習していた時は「デカイ」と思っていましたが、こうやって欧州の中で見ると、そうでもないですね。
ヒロトよりデカイ女子がゴロゴロいるぜ!
それもブーデーではなく、スマートな体型で。
世界は広い。
まりんが帯をしていないのは、先に書いた理由と同じです。
そしてまりんの道着は、武蔵ヶ丘道場の練習での汗をすった、あの、当て字で「真鈴」と刺繍してあるやつ。
なつかしく感じてしまうなぁ。
この型大会は県大会だったそうです。フランスにも県はあります。
まりんの住む県はVendeeといいます。
フランスって、県はあるけど、日本でいう行政上の市・町・村がありません。そのかわり「コミューン」ってのがあります。
社会科で勉強したような気がする。世界史かな?
規模によって、日本語に訳すときに「市」とか「村」を付けたりします。
マルセイユ市とか。日本と同じ「市」じゃないですけど。
なので、
まりんの住むChateau D’olonneもコミューンなはず。
そして、県がいくつか集まって「地域圏」を構成しています。フランスの地方行政区画で最大のものですね。
「州」に相当する。日本語だと「~地方」とか訳されます。
Vendee県は、Pays-de-la-Loireという地方圏に属します。
ペイ・ド・ラ・ロワール。
でも、この他にもコミューン以上地方圏未満の地域があるようで、よくわからないのですが、まりんの通う道場が、周辺3地域の組織らしく、Tシャツにもそう書いてありました。フランス語で。
pays des olonnesってやつなんですが、読み方がよくわかりません。
ペイ・ド・・・までわかります(笑)
あ!
これ、もしかして、olonnesじゃなくてdlonneesか?
dlonneesだとドロンヌで、まりんが住むChateau D’olonneのことになる。つうか、その地域を指すというか。
違うのか?
pays des で英語だとcountriesになるから、なんとなく意味はイメージできてくるなぁ・・・複数形だから、やっぱ3地域の名称っぽい。
う~ん、学生時代もっと勉強していればよかった。
日本と色々違うので、しっかり勉強しないと、なかなかわからない。
と、
おフランスのお勉強はここまで。
とにかく、
熊本からとても遠い遠い大西洋に面したとこに住んでいるのが、わやん、まりん、たいき。
日本(熊本)での短い時間の邂逅でしたが、世界では、ここでもあそこでも頑張っている人々がいるわけで、もちろん熊本にもいる。
「12月18日熊本でも大会あるので、終わったらまりんと一緒に練習したみんなの画像送りますねぇ~」
とかメールしているので、
出場する道場生は結果を問わず、全て出し切って頑張って下さい。
まだ時間あるので、練習練習また練習。
これと同じような画像送ろうナ、タクミ。
わやんの「流し目」最高!
杉良太郎かと思った。
ってなことで。
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