令和6年5月26日(日)は、福岡県大牟田市の大牟田アリーナで試合でした。
毎回、大会名が長いので全部書くか略して書くか悩むのですが、たぶん毎回全部書いていると思うので今回も全部書きます。
「第九回九州選抜予選会 梶原一騎先生メモリアル 空手界のあしたのジョーをさがせ!」
そして、毎回思うのが、空手界とは言っても、
「あしたのジョーってボクシングだよね?」
マ、
メタファー(metaphor)というよりかシミリー(simile)ですね。隠喩ではなく直喩。
比喩です。直喩なので「~のような」で表すことの出来る言葉。
つまり、「矢吹ジョーのような子(=選手)をさがせ」と読み替えるといいわけです。
なかなか味のある大会名ではないですか。
ちなみに、「味のある」という言葉というか表現は将棋界の言葉だったりします。
そんなことはどうでもよくて、
大会です。
選抜大会だけれども練成会
本大会は選抜予選会ではありますが、初級・中級・上級にクラス分けされた、かつ、総当たりのリーグ戦で練成会の側面を持っています。
こういう、かゆいところに手の届く大会というのは、実はあまりありません。
ひとえに、主催している誠武館の岩永先生の情熱のおかげ。
ステップアップしてスキルアップするための最高の大会です。
井上道場からは13名出場
そんな中、井上道場からは各クラスに13名エントリーして全員出場しています。
怪我や病気などで欠場することなく全員参加できたのは幸いです。
だいたい、
誰か、
やらかして欠場したりします。
キクノスケから
総参加者514名の本大会は6コートで試合が行われましたが、初級中級上級各クラスでの総当たり戦なので、1コート約130試合もあります。
井上道場生が、どこで誰が試合なのか、もう把握するの大変、かつ、被ったりするわけです。
そんな中、オープニングの試合はキクノスケからでした。
ここ大事で、他の道場生は、まずキクノスケの試合を見るわけです。
結果も知ることになる。
第1試合に勝利したキクノスケ。
勝ったけど怒られたキクノスケ。
昨年10月の三恭杯ではイチコケして集合写真の正座組だったキクノスケ。
キクノスケのおかげで、「勝利する」仲間の姿を見た他の道場生たちは、それぞれの試合に向かいました。
熱気の凄さ
大牟田アリーナは昨年までは大牟田市体育館というクラシックな名称でした。
旧大牟田市体育館の隣に新設され4月から運営され始めた大牟田アリーナは、まだ新築の匂いが残る真新しい建物でした。
昨年、誠武館岩永先生が、
「来年は新築される新しい体育館での大会になります。エアコン付きです!」
と声高らかに宣言されていたのが懐かしく思い出されます。
しかし、
514名の選手と関係者。
かつ、総当たり戦のリーグ戦でトーナメント戦と違い選手や関係者の数は時間が経っても同じまま。
熱いのです。
暑いのです。
試合が始まれば、その熱気が凄いのです。
あれ?エアコンは?
業務用エアコンの威力など、選手の熱気に簡単に負けます。
いや~大牟田市体育館のままかと思った。
結果
そんなこともどうでもよくて、
最後に上級5年生のユウトの試合が終わって井上道場からエントリーしている全選手の試合は終わりました。
リーグ戦なので、基本的に、1勝でもすれば表彰されます。
以前は、たしか、1勝せずとも表彰あったはずです。
いわゆる「よくがんばったで賞」的な位置づけで全員表彰だったはずです。
今は、0勝だと何もありません。
なので、
ハルトだけ正座です。
優勝者
初級や中級のクラスの違いがありますが、優勝したのは以下の5名です。
最後に1敗したユシンは、2勝1敗でしたが同率選手がいたので体重判定で優勝者に。
タロウ、シュン、ノゾム、キクノスケ、ユシンの5名。
シュンの試合が心臓に悪かったです。はい。
ユシンは今まで大会で1勝もしたことがなく、初めて勝利した勢いのまま優勝でした。
昇級審査で色帯になり、ハイテンションの確変がまだ続いているユシンであります。
タロウとノゾムは本来の力を出せば結果は出ると思っていましたが、本番ではそう都合よく本来の力なんて出せるわけではないので、そん中、なんとか力を出し切れたので結果が出たと思います。はい。
そしてキクノスケ、
な、
髪型関係なかったろ?
シュンの笑顔がすべて、かな。
盾が2つなのは、特別賞という敢闘賞をもらったから。
準優勝者
ソラキ、ユウキ、ユウトの3名。
ソラキあのまま優勝すると思っちゃった。3戦目の相手強かったなぁ。
そしてユウトは初戦がすべて。
ユウキの試合は見れなかったです。
3位入賞者
ウルイ、アヤセ、カナタ、ケンセイの4名。
ここは全員上級クラスだから厳しかったよね。
でも選手権のトーナメントなら普通なので、今の自分の力はここということ。
ここより以下ね。これより上ということはない。
なぜなら、各クラスあるけどブロックで分けてあるから。
井上道場的敢闘賞
アヤセです。
大会が終わり帰りの車の中で色々と井上先生はじめ山浦先生や梅木先生らと話しましたが、よく頑張ったのはアヤセ。
あのメンツの中で、よく耐えて最後まで戦ったと。
この調子で12月を目標に頑張ろう。
アヤセ、この日だけで2kgくらい痩せた感ありました。
次に向かって
日々鍛錬。
大会で入賞する、昇級する、目標は色々ですが、日々頑張ろう。
毎日の積み重ねが強さや上手さを作ります。
大会の場合は、次は7月の火の国カップ。
最後に
最後になりましたが、本大会に出場された各道場の選手のみさなん、先生方ならびに保護者の皆様、大変お疲れさまでした。
また、主催された誠武館の岩永館長始めスタッフの皆様、大変お世話になりました。
ってなことで。