5月も十日を過ぎ、昨日今日と雨、雨、雨なお天気の熊本市ですが、季節的には「初夏」。
今週はぐずついたお天気で、蒸し暑い日が続いていますが、「初夏」には「夏」という言葉があり、「夏」と言えばスイカ!
蚊取り線香や花火や海水浴や夜市や浴衣や夏休みや宿題もあるじゃないか!ってな話しなのですが、熊本人なら「スイカ!」です!
熊本は、日本一のスイカの生産地だから。
熊本は日本一のスイカの生産地で、旧植木町(現在は熊本市に編入)がスイカの産地として有名ですが、今でも日本一なのかと疑問に思い、ちょっと調べてみました。
どうやって調べるか?
インターネットで調べるわけです。
日本政府は色々な統計情報を公表しています。
なので、誰でも、その統計情報を見ることが出来ます。
「独立行政法人統計センター」ってのがあって、そこが運営管理しているものに、
「政府統計の総合窓口」というシステムがあります。
通称「e-Stat」。
イースタットと読みます。
総務省統計局が中心となって開発されたシステムで、運用管理を「独立行政法人統計センター」がやっています。
総務省統計局ってのは、「我が国の社会・経済情勢を把握するための基礎となる統計の企画・作成・提供を行っている」お役所の部署です。
デ、
その総務省統計局が中心となって、平成20年4月から「政府統計の総合窓口 e-Stat(イースタット)」のサービスが開始された、と。
総務省統計局サイトの説明だと、こうなります。
政府の統計情報をインターネット上で一元的に閲覧・利用ができるワンストップサービスを実現するため、統計局が中心となって、平成20年4月から、「政府統計の総合窓口 e-Stat(イースタット)」を開設しています。e-Stat(イースタット)は、各府省の統計データの閲覧やダウンロードのほか、都道府県・市区町村別の統計データの提供や統計情報を地図上に表示する機能などを備え、政府統計に関する様々な情報を一元的に提供しています。
なるほどぉねぇ。
私が国道一号線脇の歩道をスタスタスタと歩き、各省庁に行っていた当時にはなかったサービス(笑)
国道一号線は、霞ヶ関にある国道で、霞ヶ関はご存じ官庁街。それも府省庁という国の中枢機能なお役所が集まっているところ。
特許庁とか外務省とか当時の郵政省とか通り過ぎ、ずっと歩くと皇居のお堀にぶち当たる。
お堀の手前の駅は桜田門駅で、桜田門といえば「警視庁」で、その警視庁のデッカイ建物の隣りに「警察庁」があったりしますが、それはここでは関係ない。全然関係ありません(笑)
んで、
話しを戻して、
まず、
スイカなので、農林水産省で調べました。
農林水産省のサイトに「消費者の部屋」というコンテンツがあり、その中に「こどもそうだん」というページがあって、その中で「スイカやとうもろこしの生産量の多い県を教えてください」という質問に回答するやつがあって、スイカの生産量一位が熊本県とありました。
但し、
根拠となる統計データが平成16年のやつで、かつ、回答が平成18年7月だったので、データとしては古いかな?と思い、根拠データである「野菜生産出荷統計」(これは「農林水産省大臣官房統計部」が出しています)の公表されている最新版で確認しようと、そう思いイースタットで調べてみようと。
そう思ったわけです(笑)
井上道場ブログ的には、ちょっと真面目な内容ですが、
この記事を読んでいる学生諸君(主に中高生)!
これは「社会科」の勉強なのダ!
こういう真面目なことも、たま~に書いちゃうのが井上道場クオリティ・・・
ほんで、
「政府統計の総合窓口 e-Stat(イースタット)」を見る。
色々な調べ方が出来るのですが、調べたい統計データは「野菜生産出荷統計」なので、トップページから、こんな具合に階層を下がって調べました。
「政府統計の総合窓口 e-Stat(イースタット)」のトップページ > 「統計データを探す」の「主要な統計から探す」 > 「基礎統計から探す」の「農林水産業の作物統計」 > その検索結果ページにある「平成20年産野菜生産出荷統計」の「2008年」 > 「統計表」の「都道府県別の作付面積・収穫量・出荷量」にある「すいか」
そのページがこれ。
参考)平成20年産野菜生産出荷統計ページ(ページ真ん中くらいに「すいか」の項目)
結構目的の統計データまでいくの大変(笑)
最新統計データは、平成20年のやつでした。
公表された日付は2010年4月2日とあるので、もうしばらくしたら、平成21年の統計データが公表されるかもですが、この記事を書いている時点での最新版は平成20年のデータということになります。
その平成20年のデータの「すいか」のとこにリンクがあり、「Excel」と「DB」というアイコンがありますが、これはダウンロードしてデータを見る場合の「Excel」データと、ブラウザでそのままデータを見ちゃう「DB(データベース)」という意味です。
「Excel」データをダウンロードして、「すいか」の統計データを見てみました。
確かに、熊本県が生産量1位です。
わお!
これで、少なくとも、公表されている公式データを根拠に、今でも熊本がスイカ生産量日本一!ということがわかります。
そんなスイカのネタなのですが、前段というか枕が長くなっちゃいました(笑)
さて、ここから本題。
5月9日は月曜日で、井上道場は代継橋道場で有志だけによる選手コースの練習日。
わたしは秋岡塾への出稽古日。
秋岡塾での練習後(この日は特練もありました)、
「スイカがあるので食べてください~」
と言われたので、練習後の特練後の自主トレ後に道場入口付近を見ると、美味しそうな、赤々としたスイカがありました。
特練が終わって、この日は蒸し暑かったので汗でびしょ濡れなタイセイやカズサやユキコらは、既に腰を下ろし、準備万端でジューシーで甘みたっぷりなスイカにかぶりついていました。
私が食べ始めたのは、通常練習後の特練後の自主トレ後だったので、既にスイカの数は減っていたのですが、それでもまだまだあるわけで、代継橋道場選手コース指導後に秋岡塾に来ていた井上雄一朗も既に食べています。
練習後なので、糖分が欲しくて、口に入れるとジュワっと溶けるくらいおつゆたっぷりなジューシーさなので、見た目よりもしっかりとし咬み応えがある果肉が瞬時におつゆになり、ほのかな甘みが口の中に広がり、
「あ、お、お、おいしい」
と、つい食べながらでも言葉が出ちゃいます。
そんなスイカを、タイセイやカズサはバクバク食べていた(笑)
そして、3年振りか4年振りに大会に復帰が決まってガンガン練習しているユキコも、失われた水分と糖分補強とばかりに、バリバリ食べていました。
ちなみに、特練時のユキコのミット持ちはわたしがやったので、
特練時に一番しんどかったのはユキコのはず(笑)
挫けそうになっても、引っ張ってゆくからねぇ~。
スイカを食べる時、その種の扱いに悩むのは毎度のことなのですが、
とりあえず、
ガブリと口に入れ、歯にコツンと当たった種を出して食べるのは、一番面倒くさくない食べ方だと思います。
そんな風に食べていたタイセイ。
口にした種を出そうとしている瞬間(笑)
一番旨そうに食べていたのは、
取り急ぎ、大会に出場する予定はないけれど、他の選手と同様に特練までして、いつも仕上がっているカズサだったりします(笑)
スイカと秋岡塾で思い出したのですが、
過去記事に「スイカを食べる!」という記事を投稿していて、昨夏キャンプのあとだったと思うのですが、秋岡塾長とヒカル家から差し入れいただいたスイカを戸島教室と武蔵ヶ丘道場の練習後に食べていて、8月だったので真夏だったのですが、
やはり、
練習後のスイカは格別だナ!
と。
参考画像)昨年8月の「スイカを食べる」
ああ、なんか色々思い出しました。
ハリウッドスターが、もうウルサイくらいに、
「美味しい!美味しい!」
を連発していましたねぇ~。
熊本のスイカは美味しいのダ!!!
ってなことで。
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■2010.08.26 スイカを食べる!の巻