側転と右利き、左利き!の巻

側転先週の金曜日、武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘コミニティーセンター)での練習後、なぜかタクミがアフォみたいに側転やっていました。

以前から、しょっちゅう、意味もなく側転やっていたのですが、「んじゃ、連続で延々と側転やってみて」と言ったら本当にやっていました(笑)

連続側転は疲れるので、疲れた時点でやめていましたが、意味もなく始め、意味もなく終わる姿にシュールさを感じたり。

側転って、実は簡単で、前転や後転、はたまたバック転などの宙返り(前向きの宙返りも含む)の前段として、普通にやってみて、「あれ、できる」となる運動だったりします。

って、我々の経験値だとそうなります。

別に教えて貰わなくても出来た運動です。

体育のマット運動とかで、初めて前転や開脚前転とか習って、後転や倒立(逆立ち)とかも習った記憶があります。

そういう意味では、一番危険性を感じない回転運動が側転。

なのかな?

受身とか覚えると、普通の前転やらないんですよね(笑)

体が自然と受身になる不思議。

そんなこんなで、

タクミが何かに取り憑かれたように練習後側転をやっていました。

タクミの側転

この日の練習場所は武蔵ヶ丘コミニティーセンター武道場。

の柔道場。

畳があります。

試合ができるように赤畳で色分けされています。

なので、

タクミに、

「赤畳のとこを延々側転できる?」

と聞くと、

「できる」

というので、

「じゃあ、やってみて」

というと、突然始めました(笑)

延々と側転 ずーっと側転

面倒くさいので、タクミが側転をやっている時はガン無視して別のことをしていましたが、それは内緒です。

半周くらいやって、さすがに疲れたのか側転を止めるタクミ。

肩で息をしていました。

連続の全身運動なので、そりゃきついはず。

なんか、妙な達成感があるタクミに爆笑です。

そんなタクミのあと、

突然ケイゴも側転やり始めました。

なんという兄弟!

ケイゴも側転

「側転って、一番危険性を感じない回転運動なんだよなぁ」

と思いつつ、側転する時に左手を付いて、次に右手をついて回転していたので、

「これ、逆にできる?」

とケイゴに言うと、

やろうとして、なんかタイミングというか感覚に違和感を覚えたみたいで、やりませんでした。

「ほほう」

ちなみに、私も実際には側転しないのですが、側転に入る体勢をいつもと逆にしてみたら違和感ありました。

回転って、右回りと左回りがあります。

前転や後転などの縦回転は関係ないですが、横回転(わかりやすい例だと、フィギュアスケートのジャンプとか)は回り方に方向があります。

普通、右利きだと反時計回りになるのかな?

蹴り足となる軸足、つまり利き足で反時計回りと時計回りに分かれるはず。

たまにフィギュアスケートとかで、時計回りに回転する選手を見ると、一瞬違和感ありますよね。

それと同じで側転にもある。

つうのがわかりました。

だから何なんだ、ってな話なんですが。

ケイゴやタクミは左利きなのですが、回り方は私と一緒だなぁ。

私は両利きです。

字は右で書きますがお箸や包丁は左。

でも、右打ち右投げ(笑)

違和感を実感したかったら、両手の指を合わせてみて下さい。

右手か左手の親指が一番上にくると思いますが、それが逆になるように指の組み合わせを変えてみる。

違和感ありありですよ(笑)

そんな違和感が、逆からの側転時にありました。

でも、昔はどっちからでも側転やっていたんですけどねぇ。

という空手とは全然関係のないお話でした。

空手と関係ないわけじゃないですねぇ。右と左は同じように使えないといけないので。

相手が右利きか左利きかで戦略と戦術がかわるので、右利きが多い世の中、左の使い方は重要ですが(人間は右側(向かって左側)に急所が多くあるので)、左利き(サウスポー)と対戦する練習も必ずやります。

だから空手の練習には右構えと左構えがあり、交互に練習する。

そういう意味だと、おおいに関係ありなネタでしたね。

ちなみに、

左効きの方が生存競争生き抜きやすいそうです。なんかニュースにありました。

世の中は基本的に右利き用になんでも作られているので、左利きは淘汰されるはずなのに、常に一定の割合で存在している。それは、生存競争に有利だから、とかの研究結果。格闘に関しては左利き有利というデータがあるそうです。

外国では左利きの方がお金持ちが多いとかなんとか。

そりゃ、相対的に左利きが少ないからだろう!とか思いましたが、面白いニュースでした。

ってなことで。


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