冬の稽古 – 武蔵ヶ丘道場

体育館は広い12月に入り、すっかり冬で寒い日が続きますが、ぐずついた天気だと微妙に湿度があって「アレ?今日はそんなに寒くないな」とか思っちゃったりします。

そして風邪を引きます(笑)

夏の稽古は「蚊」が天敵でしたが、冬はそのまんま「寒さ」が天敵になりますね。

なんてったって、体が冷えていると怪我をしやすい。

昨日は武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小)の稽古でしたが、古い小学校の体育館プラスいつもいるママさんバレーがいない、ということで井上道場貸切状態で寒いのなんのって、体育館を借りて稽古している道場の方ならわかると思いますが、とにかく「冷たい」。

体育館というのは基本的に板張りで、この時期は体育館の底から冬独特のヒンヤリとした冷たさを感じる季節でもあります。

ためしに体育館なので、稽古前に「体育座り」をしてみましたが、大人だと「痔」になるよなぁと思ってみたり。

今でも野外で稽古している道場はあるでしょうか?夏も冬も。
井上雄一朗や私は真冬の野外でも稽古していたのですが、あれに比べると屋内というだけでもまだマシですね。

でも遠い昔の話で、古い体育館を貸切状態で使う寒さってのは、これはこれで辛いなぁと。
足の裏の感覚が無くなっちゃうんですよね。

つうか、道着に着替える段階で気合いを入れつつ道着を着ますから(笑)
これは冬独特のお馴染みの光景ですね。

それでも稽古をしていると息も上がるし汗も出ます。
この冬場の汗がクセモノなので、小休止中や稽古後には、しっかりと拭き取らないと楽勝で風邪を引きます。

とくに長髪な人の髪の毛についた汗ですね。
もう体の動きをとめた途端に首筋やらを冷やしてくれます。

そんな冬場の稽古ですが、昨日は天気が悪かったせいか湿度もあり、若干、先週と比べればマシでした。
マシでした、と書いていますが、あくまで先週と比べてという意味で、寒いのには変わりがありません。

戸島教室で稽古したあとに武蔵ヶ丘道場に移動したのですが、移動中にすっかり体は冷え切っています。
ストレッチしようと腰を下ろすとヒンヤリとした冷たさ。

立ち上がりシャドーでもして体を温めようとやりますが、足の裏の感覚はどんどんと無くなっていく・・・

まぁ、冬お馴染みのやつですね。

そんなこんなですが、マサヤ達は前蹴上げでアップも兼ねた稽古。

三人で前蹴上げ 体育館は広いなぁ

片足60本で左右120本。
まぁ、これくらいやると体も温まります。

いつものママさんバレーチームがいないので、だだっぴろい体育館は冷気に支配されていたり。

この日は基本稽古後にミットを使った「突き」すなわち「パンチ」に特化した稽古でした。

基本的な動きの反復。
ミット持ち手が動いて(打ち手を任意の方向に動かす)の応用も。
これ、動かされると、その方向にステップしたり移動する分効きます(笑)

ミット稽古は持ち手がコントロールするので、持ち手次第で成果も違うわけです。

さすがに息も上がり汗も出るわけで、稽古後半は全員紅潮していました。

稽古が終わり日曜日の大会に出る道場生のみ、さらにミット打ち。
試合も近いので体の動きの再確認の意味ありもあります。

これに還暦なシニアのシモニシさんも参加!
井上雄一朗が突きの稽古中はミットを持って指導していましたが、この稽古にも参加するとは。

他山の石、です。はい。

■武蔵ヶ丘道場 2007.12.12

稽古後の特錬なのですが、大会前なので軽めです。
ミットの持ち手と打ち手が交替するのでトータルでも20分あるかないか。

一種の打ち込みです。
ビッグミットがあればビッグミットを使いますね、打ち込み練習は。

これオンリーだと弊害の方が、つまりデメリットの方が大きいので稽古カリキュラムとしては、他の色々な稽古後にやるんですが、デメリットについては空手関係者周知の通りです。

セパレートミット練習の次の段階でやる練習ですね。

目的に応じて道具(ここではミット)を使い分けて練習するわけですが、それを理解していないと無意味な練習になります。

なので、少年部の父兄がご自宅で練習相手になるのに是非はないのですが、ほぼ無意味なことをやらせていると思ってよろしいと思います。

セパレートミットにはセパレートミットの、中ミットには中ミットの、ビッグミットにはビッグミットの特性を利用した稽古方法があり、適切な指導の上で練習しないといけないですね。

だから道場で稽古するわけです。

閑話休題。
動画の中ミットを使った練習は、これは打ち込みなのでスタミナ稽古の一種です。

そして、この練習にも意味があります。
その意味をいちいち書いたりしませんけど(笑)

見ると、手打ちが多いですね。
疲れるとそうなるんですよね。
でも、手打ちしない方が全然疲れないし効く突きが打てる。

映像は記録です。
今日教えて貰って、1分後にものにするか?って、そんな簡単な方法はないわけで、手打ちでもいいので、打ち込みは最後まで自分に負けないことですね。

来年、同じ稽古をして、しっかりと打てているなら、それを「成長」と呼びます。
だから、この映像は記録なのです。

来年も手打ちのままだったら・・・そりゃ困る(笑)

ってなことで。

あ、井上雄一朗が「先輩、潮みてください」って言ってる!
今週末まで潮は悪いよ!

クリスマスカップ終わったら、そのままイカ釣り行きそうな気配・・・

いい潮なんですよ、その日(笑)


冬の稽古 – 武蔵ヶ丘道場” へのコメントが 3 点あります

  1. ピンバック: 空手道 井上道場鹿児島支部日記

  2. >松元 様

    クリスマスカップは遠路はるばるお疲れ様でした。

    審判していると話す時間もあまりないのが残念なんですが、今日も話そうと思っていたことを話損ねちゃいました(笑)

    色々とあるんですよ。実は。

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