組手は難しい4!の巻

代継橋道場フィギュアスケートのNHK杯もいつの間にか終わっちゃっていて、NHK杯や全日本を、コタツに入りミカン食べながら見る、ってのが伊藤みどりさん全盛期の頃からの冬の正しい家での過ごし方だったのですが、ここ最近、なかなかコタツにミカンができてない。

そんなことはどうでもよくて、

前記事の続きです。11月24日の土曜日、代継橋道場の少年部クラス対人練習と一般部クラスのお話。

対人練習では、お約束の受け返しからやります。

受け返し開始 受けて返す。ディフェンスとオフェンスの連続技

最初は単独の技ひとつだけですが、それに「突き一発だけOK」や「上段廻し蹴り一発だけOK」と、技に変化を付けていきます。

基本、下段の受け返しなので、下ばかり気にしていると、どうってことない上段とかポカっと入れられたりするわけです。

突きにしても、下段のヒザブロック(脛受け)だけ意識していると、中段のガードが疎かになり、ポクっと突きを入れられたりします。

マコトとやっていたリュウノスケ2号は、いちお、中段ガードはしていたのですが、腕を開いていたのでボディ丸見えで、

つまり、

急所ノーガードなわけで(笑)

そこに、マコトは、ポクっと突きを入れます。

腕が開いているので中段がらあき

あと、

上段のガードが疎かになっていたリュウノスケ2号なので、

マコト、そこに左上段をポカっと入れます(笑)

上段ガードが甘いと入れられる

でも、

マコトです。

ええ、

マコトといえばノーガード。

歯磨き粉の名前みたいですが、だいたい、いっつも、上段ポカが多いのがマコトで、

リュウノスケ2号に、

ポカッと逆に入れられているわけです(笑)

リュウノスケ2号ようやった!

マコト~ガードしろよ~。

やりかえされる

マコトとリュウノスケ2号は同じ学年で二年生です。

マコトは代継橋道場所属、リュウノスケ2号は武蔵ヶ丘道場所属なのですが、

四年後には、

マコトは代継橋道場少年部のキャプテン、リュウノスケ2号は武蔵ヶ丘道場少年部のキャプテンになっているわけで、

現在で例えると、ショウタとケイゴの位置になるのですが、今はスキル差があってマコトが圧倒していますが、少年部だし、こんなのはあっという間に詰まります。

なので、

マコトはリュウノスケ2号に追い抜かれないよう、

リュウノスケ2号はマコトを追い越すよう、

二人ともガンバレ。

まさに、

矛と盾(笑)

さて、

上段が空いているときに、上段を当ててやり、上段ガードを意識させるのは上の帯の者等の大事な役目ですが、リュウノスケ2号は弟コジローとやった時にこれをやっていました。

上段を当てる

コジローは、そのあと、しっかりと上段ガードをし直して、これは上段ガードを意識したことですが、事後ですが全然問題ありません。

「意識した」ということが大事。

上段ガードする

そんな中、

ジュンヤは、ユナに上段を当てられていました(笑)

ちょ!

ジュンヤ!

ジュンヤ上段当てられる

まぁ、

ユナの初動を見ると、ヒザが下にあって、そこから蹴り出しているわけで、

普通は下段(ローキック)と思うわなぁ。

どうみても、ローキックを蹴りにいっている体勢だし。

そこから、ヒザがグンっと上がって、膝下から先がビュンと伸びた。

その伸びた先にはジュンヤの顔があるわけで(笑)

変則でもないけれど、ユナ独特の蹴り方になると思うけど、

ジュンヤよぉ、

膝ブロック(脛受け)する時は、足(ヒザ)を上げるだけではなく、上段がきても中段がきても前蹴りがきてもディフェンスできるように、そういう受け方をしなさいと教えられているだろう!

膝ブロックはOKだけど、

なんで両手も一緒に下がる(笑)

顔面ノーガード!

そりゃもらうサ。

右ヒザを上げているから、右手は上段ガードで左手はクロスさせて変則上段や前蹴りを捌ける位置にしておかなきゃだろう。

ショウタがやるクロスディフェンスみたいな形ナ。

あれが基本だから。

どうみても下段狙い でもヒザがあがって

膝下から先が伸びて ジュンヤの顔面に炸裂

そんな対人練習をみっちりむっちりやったあとは、組手練習です。

まず、コジローから。

でも、この日はコジローに見合う相手がいなかったので、リュウノスケ2号が相手をしました。

リュウノスケ2号は「突き技一発」だけ軽くコジローに返してOKという制限での組手練習です。

リュウノスケ2号vsコジロー

コジローは引き続きユナともやりました。

ユナもリュウノスケ2号と同じ制限があります。

コジローは全ての技OKです。「構えて!」の声に、相手からの蹴りはないのですが、しっかりと上段ガードを固めてファイティングポーズをするコジローです。

ユナvsコジロー

が、

ユナは全然理解していなかった(笑)

ええ、

開始早々、

いきなり、

コジローに左ミドルです(笑)

いきなり左ミドル

「違う!違う!使っていいのは突き技だけ、蹴りはダメ!」

と注意しましたけど、

ユナは全然理解していません(笑)

さらに、左ミドル!

また左ミドル

ちょっとまていぃ!

おめぇ何年生だ!

ユナの拳を触り、「使っていいのは突きだけ」と、さらに注意したら、

やっと理解したユナ(笑)

ユナに注意している時、コジローは、

「別に全部ありでもオレはOKだぜぃ!」

というような感じでした(笑)

無理だっつうの。

やっと理解

そして組手再開。

組手再開

すぐ終わりましたけど(笑)

コジロー災難だったなぁ。

何が起こったかコジローも理解してなかったけど(笑)

そんなこともあり~の、

組手練習は続きます。

ジュンヤとアラシの組手では、アラシの上段がジュンヤにヒット(笑)

浅かったので「技あり」は取りませんでしたが、

この日、ジュンヤはユナとアラシに上段もらったという。

試合まで日がないぜぇ~、ジュンヤ。

ジュンヤvsアラシ おしかったアラシの上段

マコトはリュウノスケ1号と組手練習やりました。

この二人の組手は大変おもしろいです。

アグレッシブな組手なので。

リュウノスケ2号は大技をバンバン使ってきます。

マコトは急所狙いのコツコツした技を出していきます。

この両者のスタイルが、なぜか組手でマッチするわけで(笑)

リュウノスケ1号vsマコト リュウノスケはステップで蹴りとかかわす

リュウノスケ1号は、身体能力だけで、本能でやる組手で、マコトもそういうところありますが、もっと緻密。

この日もリュウノスケ1号は大技をガシガシだしていきます。

後ろ回し蹴りにカカト落とし(笑)

リュウノスケ1号すげぇよ。組手で出すからね。

後ろ回し蹴り カカト落とし

組手練習は、だいたい同じスキル者同士で順々にやっていきます。

来月試合を控えている道場生は、ちょっと上のものとやったりして、追い込み練習も兼ねています。

カスミちゃんvsヒロト マイvsユイホ

リョウvsタクミ ショウタvsリュウノスケ

リュウトは拳サポケイゴと最初にやったけれど、

よく凌いだよ。

リュウトvsケイゴ よくディフェンスしてたリュウト

これでケイゴは体が温まって、あとでやったショウタとリョウは、

全開ケイゴとやったわけで、

ある意味、災難(笑)

リュウトは最初でよかったなぁ。あは。

そうそう、

ジュンヤはマコトともやっているのですが、

なぜか、

下突きを出す時に、顔も上に向けちゃうジュンヤだったりします。

ちょ!

ジュンヤは顔も上げる

昔、ジャイアンツに岡島というピッチャーがいてだな・・・

デ、

リョウとヒロトは本戦、延長、再延長と三回やりましたが、勝負つかなかったので(井上雄一朗とわたしの二審制でやっていたので、判定が割れる時があります)、

あとの道場生の組手練習もあるので、

ジャンケンで勝敗決めました。

もちろん、

リョウの負け(笑)

リョウvsヒロト ジャンケンはリョウの負け

ケイゴとショウタの組手練習では、

ショウタが珍しく上段をもらっていました。

珍しいよね、ショウタがディフェンスしそこねて上段もらうなんて。

もう何年も見ていなかったような気がする。

つうか、

ケイゴの上段が決まったのには、ちゃ~んと理由があるのですが、

それはここには書かない(笑)

ひとつの戦術なので。あは。

ショウタvsケイゴ ショウタ上段をもらう

あと、

このショウタとの組手練習では、

ケイゴ、久々に飛んでたね(笑)

とんで~ 前蹴り出して~

ショウタ避けて~ でもカカトがあたる

前蹴りと廻し蹴りの相打ちなんだよねぇ、これ。

ケイゴが前蹴りで直線技の分、速かった。

でも、

ショウタ、ちゃんと軸ずらして避けてるんだよねぇ。

カカトは当たってるけど(笑)

浅いから「技あり」取らなかったけど、審判次第では、特に動かない定位置の副審だと、旗が上がる可能性あるから、注意しようなショウタ。

ほんで、

最後に、コジローとしか組手練習をやっていなかったリュウノスケ2号がジュンヤとやりました。

動きよかったんだよねぇ、リュウノスケ2号。

リュウノスケ2号は、下突きを、ちゃんと脇を締めて打つからいい突きです。

脇締めて突くのって、とても難しいです。

まだ白帯なのでテイクバックして突きますが、腰を落として、両足で踏ん張って体で突くのでとても有効です。

体格差から、ジュンヤは圧倒しなきゃなのですが、リュウノスケ2号は腰を落として突き技出してくるので、ジュンヤは圧をかけきれない。

逆にジュンヤの方が腰が浮くという。

映像をコマ送りで再生しリュウノスケ2号の突き方を分析しましたけど、脇を締めているので、腰を回転させて、その動きと一緒に突きを出しており、当たると効く突きになっていました。

「体で突く」をやっていたという。

これがあるからアカネとやり合えるもんなぁ。

アカネはこの突き嫌がるから。

だから、アカネにはこの突きのディフェンスを教えているところなんだけど(笑)

リュウノスケ2号vsジュンヤ 腰の浮いたジュンヤと腰の落ちているリュウノスケ2号

そんな、

この日の少年部クラスの対人練習から組手練習までを見てみる。

■代継橋道場にて2 2012.11.24

そんな少年部クラスが終わると一般部クラス練習です。

準備運動中、

なぜか、

みんな後ろを向いています。

後を向く

練習の終わったコジローが、チンタラチンタラ着替えやっていたので、パパにどやしつけられながら(でも優しいパパなので優しい言葉で)、みんな注目したわけで(笑)

コジロー着替え中

で、

「あ、なんだコジローか」

と、みんな一斉に視線を戻すわけです(笑)

ストレッチ中

但し、

ええ、

ただし、です。

リョウ以外(笑)

ちょ!

リョウ!

なぜカメラ目線(笑)

リョウのカメラ目線

一方その頃、

コジローは靴下をはいていました。

ハイソックスです。

膝上まで伸びるやつです。

こんなやつ、わたしも子供の頃使ってた!

靴下をはくコジロー

その隣りというか入口付近では、

ユキジが、

折り紙をもって佇んでいました。

その折り紙をどうしたいのかは不明でしたが、

とりあえず、

首からかけたバッグは「バイキンマン」なユキジ(笑)

ユキジ

デ、

一般部クラスでも、基礎練習をみっちりむっちりと行いました。

基礎練習中 ハリウッドスターも列に入る

その後、対人練習になります。

対人練習になる 居残り少年部もいる

対人練習は、ハリウッドスターが指導です。

やることを、まず見せます。

受け返しです。

受け返しの説明中 ハリウッドスターが指導

その最中、

なぜか、

同じ表情でリョウとヒロトが見つめ合っていました。

ヒロトとリョウ

上の画像じゃわかりにくいでしょう?

アップにするとわかりやすい。

ね?

二人とも、

同じ口の開け方をしているという(笑)

ヒロトの口 リョウの口

ハリウッドスターに注目してやれよぉ(笑)

と、

そんな土曜日の代継橋道場でした。

ってなことで。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*