タクミ2号とタケマサ!の巻

武蔵ヶ丘道場5月11日は金曜日で武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘コミュニティーセンター)の練習日でした。日中は暖かかったですが、日が暮れてからは冷え込んだ金曜日でした。

この日は、この練習後、アラキョンとジョーパパに用事があったので秋岡塾に寄り、井上雄一朗も一緒に寄ったのですが、それはこの記事とは全然関係ありません(笑)

タクミ2号とタケマサの年中さん同士が、初めて組手をしたの巻。

この日、みっちりと、むっちりとスキル別に分かれて基礎練習を行い、最後に白帯も含めて対人練習を行いました。

色帯以上が受け手となり、初級者の攻めを受けてあげていたのですが、

そんな中、

無意識に反撃していたのはヒロト(笑)

その後、初級者が抜けて引き続き対人練習です。

対人練習 ある程度スキルがある者同士

そんな対人練習が終わると、

道場生全員を同じスキル者同士に分け、組手です。

初級者は対人練習としての、ある程度スキルがある者はガチガチの組手ということで、技に制限をかけたり、かけなかったりは対戦者同士のスキルで決め行います。

最初は、アカネとマサトシです。

共に今春から小学生になりましたが、年長さんの頃から、お互い引かない性格で、気の強さが表れる組手やスパーリングをやっていた二人。

アカネは最初からやる気満々(笑)

アカネvsマサトシ

オープニングも、自分から間合いを詰め、前蹴りで突っ込みます。

アカネの前蹴り

似たような体格で、マサトシの方が身が詰まっているので、いつもはアカネが下がる展開なのですが、この日は、練習量の差から、アカネは技を出しつつマサトシを押し込んでいきます。

マサトシも前蹴りでアカネの突進を止めようとしますが、

アカネ、

カウンターの前蹴りを出し、あとから出しているにも関わらず、軸足が微動だにせず、頭から軸足の軸がしっかりと固定され、

逆に、

マサトシが蹴り込んでいるにもかかわらず、下がってしまいます。

軸足が1ミリもずれないアカネ。

マサトシ前蹴り アカネもカウンターで蹴り返す

アカネの軸がしっかりしているので マサトシ押し返される

マサトシも、押し返された反動を利用して即反撃したのですが、アカネも即間合いを詰めて攻撃してくるわけで、マサトシは自分の距離で技を出すことができません。

終始アカネの間合いでの攻防です。

となると、マサトシは防戦一方になります。

途中、マサトシの帯が外れ、邪魔にならないようわたしが拾うのですが、その時は目を離せられないので、すぐ動ける体勢で帯を拾う技術がいる主審(笑)

帯を拾うのにも技術がいる

結局、

アカネ優勢のまま時間切れ。

効かされたわけではないですが、マサトシ、今までのようにアカネを追い込むことが出来ず、自分の攻めができず押し込まれてしまったので、

悔し涙を流していました。

マサトシの悔し涙 練習で乗り越えよう

年長さん時代には張り合っていたのに、今でも決定的な差はないのですが、練習量の差でこの日はアカネの優勢さが目立ちました。

マサトシ、練習練習また練習。

すぐに追いつくから心配ない。

アカネの方が小学生になってからの練習量が多かったから、それだけの差だから。

次がタクミ2号とタケマサです。

タクミ2号はサポーターを忘れていたので、脛サポーターは私がこういう時に貸すユーティリティーのやつを、拳サポーターは、タクミ1号のやつをしています。

ちなみに、

タクミ1号はパンチンググローブをしていたのですが、組手なので自分の番の時は拳サポーターをしなきゃで、

「グローブの人は拳サポに替えて」

と井上雄一朗が言った時、

「拳サポはタクミに貸したので・・・」

と言っていたタクミ1号に、

「タクミはタクミに貸した拳サポを戻して付ければいいじゃん。タクミはもう組手終わって使わないんだから」

と、なんか知らない人だと訳のわからない言葉で拳サポをタクミ2号から戻して貰って付けなさいと言いました(笑)

タクミがタクミに、タクミの拳サポをタクミに貸した・・・

早口言葉かよ!

そんなことはどでもよくて、

タクミ2号はやる気満々でした。

呼ばれて出てきた時から、タケマサから視線を一度も動かさず、ずっとメンチ切ってた(笑)

タケマサはそんなの関係なく、あは~んって感じでしたけど。

馬耳東風ってやつですなぁ。

暖簾に手押しでもいいかも(笑)

タクミ2号とタケマサ 視線を外さないタクミ2号

井上雄一朗も、

「タクミはあんな可愛い顔して、やる気満々じゃねぇか」

と爆笑してました。

デ、

わたしの「構えて!」の声に、サッとファイティングポーズをとるタクミ2号、

一方、

タケマサはノーガード(笑)

構えて

矢吹丈かよ!

と思ったら、

スッと構えるタケマサ。

タケマサも構える

なんやかんやで、練習はしてきているので、構えることは出来ます。

この二人の組手は、組手というよりも、練習した内容がどれだけ対人練習時に出せるか?ということが目的なので、色々と制限もしていて、組手前に説明もしています。

大人でも対人練習時で練習したことを出すのは、とても困難なことなので、「最初に説明した制限を理解しているか?」「言われた技の意味を理解し、実際に出せるか?」という点だけ基本的に見ます。

そんで、

オープニングは、やる気満々のタクミ2号が仕掛けます。

突っ込んでいって右のローキック。

よくこんな技出せるよね(笑)

タクミ2号突っ込む 右ロー

突っ込んできたタクミ2号に対して、タケマサは双手突き。

教えてねぇ技!

ぶっちゃけ、両手で胸元に突っ張りですね(笑)

こう、簡単に説明すると、

「こっち来んな!」

って両手を突き出す感じです(笑)

上の右の画像がそうですね。

でも、タケマサ、体格に優れているので、この双手突きでタクミ2号を押し込みます。

そして左手を差し込み、右手も差し込みます。

もろ差しを狙うタケ

そうそう、そのまま差し込んで両差しになって、

そのまま寄り切り・・・

って!

相撲かよ!

「押さない!掴まない!」

と注意を受けるタケマサですが、タケマサが「押す」「掴む」という単語の意味を知っているかは不明です。

「突きを出す!蹴りを出す!」

と声をかけますが、たまに「パンチ!キック!」と英語で言ったりもします(笑)

タクミ2号は手技足技を色々と出します。

タケマサよりも一日の長がありますから。

実は、タケマサも、習った技はちゃんと出しています。

前蹴りや突きを出します。

二人とも、突きや蹴りを出し、対人練習時にこれを出すということは、とても大変なことで難しいことなので、それを見ただけでも、現時点で二人のスキルはOK判断になります。

相手がいるということは、自分の間合いやタイミングで技が基本的に出せないってことなので、とにかく、習った手技足技を当たろうが当たるまいが、「出す」という行為自体が評価されます。

難しいんですよ、ほんと。

おまけに年中さんですから。

わけもわからず手足出していると思いがちですが、練習していないと、技なんて出ません。

タケマサの前蹴り タクミのロー

そしてタイムアップ。

思ったよりもいい動きで、二人とも十分な対人練習でした。

時間切れ

最後の挨拶があるので、

「中央に戻って~」

と声をかけたのですが、

タケマサはこうです(笑)

タケは列に帰る

ちょ!

タケマサ!

呼び戻しました(笑)

戻るタケマサ 最後の礼

最後に握手です。

握手

体が大きく重いタケマサとスピードのタクミ2号で、これから、技が正確になってくると、痛い思いもし、時間が長くなると苦しい思いもし、修行の道は始まったばかりですが、一番最初の、わけもわからず必死にやる姿は記録しておこうと、そんで記事にしていたりします(笑)

これからも、練習がんばろう!

デ、

その次はユウイチとユウヒで、その次も、さらに次も組手は続いていきますが、アカネやタクミ2号らが長くなったので、

あとは流します(笑)

ユウイチvsユウヒ オトハvsジュンヤ

ヒカルvsシンノスケ タクミ1号vsゲンキ

イッタvsヒロト ケイゴvsユメト

ユウイチと組手をしたユウヒが、随分とスキルアップしたなぁと、撮影してくださったジュンヤパパと話しましたが、ユウヒはユウイチに攻め込まれるかと思ったら、凌いでいました。

ユウイチの方が学年下ですが、ガッツリ攻めてくるユウイチなので、凌げるだけのスキルがついたユウヒは頑張っているなぁと。

最後に、

上で書いてきたタクミ2号とタケマサの最初と最後の動画でも見てみる。

おまけで、変なユメト(笑)

■タクミ2号とタケマサ 2012.05.11

体を動かし易い気候になってきたので、

練習がんばろう!

ってなことで。


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