GW(ゴールデンウィーク)後半の5月4日の金曜日、某所で某お祝いな、某パーティーが開かれました。料理は持ち寄りで、各々、材料を吟味し、工夫を凝らし、色々な料理を楽しめたホームパーティー・イン・井上道場。
もう、あれから10日あまり過ぎましたが、その日は眠くて眠くて仕方なかったのを思い出します。
そんな、GWに食べたお料理の記事。食事@井上道場。
順番は適当です。
まず、グラタン。
ホワイトソースから手作りなグラタンです。食べる直前にオーブンで焼いています。
なので、
熱々のホクホクをハフハフして食べたわけで、焼き上がりのグラタンの美味しいこと美味しいこと。
みんな、
「おかわり!」
と結構食べていた一品。
続きまして、
つくね鍋。醤油味です。
最初は。
野菜たっぷりな、ヘルシーかつ、特製つくねの滋味が独特のコクを出している、
これまた旨い一品。
この特製つくね鍋。
二度美味しい仕様で、最初の醤油味のおつゆが減ったところでお味噌を入れ、
味噌味なつくね鍋になった!
野菜やつくねからお出汁が出て、もう素晴らしい味なんですよ。
確か、これはゲンキママが余ったやつを持って帰った(笑)
翌日、このお出汁の効いたおつゆに、さらに具材を入れ新なる鍋料理にするため。
続きまして、
ホルモン煮込み。
熊本でホルモン煮込みといったら、それは「馬」です。
豚や牛のホルモンではありません。
馬ホルモンです。
プリプリとしつつ柔らかで、噛むとジュワッと馬ホルモン本来の味が広がりつつ、味付けしたお味噌の芳醇な香りも一緒に広がる、
そんな、
なかなか手作りでは、ここまで上手く出来ない馬ホルモン煮込み。
これは絶品でした!
馬ホルモン自体が旨いので、ある程度味付けにミスってもなんとかなるんですが、味付けもお金を払っていいくらいで、ある意味、ビックリした一品。
馬ホルモンをアップで撮影すればよかったと、後で後悔しましたが、この時は、
食べるのに必死(笑)
ちなみに、
馬ホルモン煮込みのお鍋も撮影していますが、
ホルモンは下の方にあるので、貧相な鍋の中に見えます(笑)
味噌味なので、濁ったおつゆ。
白ご飯が欲しくなりました。
熊本人は、馬刺しや馬ホルモン煮込みをおかずにして、普通に白ご飯食べます。
つまみや肴じゃない(笑)
続きまして、
馬スジの煮込み。
馬ホルモン煮込みとうって変わって、醤油味系の、スジ肉独特の食感と滋味を楽しめる一品。
これも、鍋の中を撮影していたりしますが、スジ肉等は鍋の底にあるわけで(笑)
続きまして、
肉じゃが。
もう白ご飯が本当に欲しくなるわけで(笑)
丸ごとじゃがいもが存在感を出す、お醤油と砂糖やお酒の、アメリカン的に言ったら「テリヤキ」な日本独特の味付けが染み込んだ肉じゃがは、
まず、
外れがない!
これまた美味しい一品。
これも鍋の中を撮影しています。汁物ではないので、具材がはっきりわかります。
肉じゃがですが、こんな話しがあります。
旧帝国海軍に東郷平八郎元帥という方がいました。神さまですよ。東郷神社の。
日露戦争時の日本海海戦でロシアバルチック艦隊を殲滅した、聯合艦隊司令長官だった人。
この方、若い頃、ヨーロッパに留学しています。イギリスです。
船というか艦というか、そういうお勉強をしに行ったのですが、海軍の学校ではなく、商船学校に行きます。
マ、いろいろあってですね。
おそらく、その時に「カレーなるもの」を食べていて、日本に帰国した時、イギリスで食べたカレーを思い出し(美味しかったんでしょうねぇ。生まれて初めての味で)、
「こういうものが入っていて、こういう料理だった」
と、海軍の厨房係に作るように頼みます。
と言われても、見たことも食べたこともないカレーなわけで、
言われた人は大変だったはず(笑)
ジャガイモとか人参とか牛肉とかで作ったら、
肉じゃがができた(笑)
これが、肉じゃがの始まりです。
ええ、
カレーを作ろうとしたら、肉じゃがが出来たんですねぇ。
カレー粉やスパイスなんて、よくわからなかったので、たぶん、和風な、お醤油やお砂糖やみりんやお酒で味付けしたんでしょう。
旧海軍がカレー発展に貢献したのは有名で、「海軍カレー」として今でも横須賀や呉では町おこしみたいな感じで盛り上げていますね。
海軍には水兵さんがいて、いろいろな地方から来ていたので、退役後、カレーなるものとかを話したり作ったりしたんでしょう。
今でも、海上自衛隊では、「海上自衛隊カレー」として、各艦艇毎に違うレシピで毎週金曜日に出されます。
美味しいですよ。
何回も食べた(笑)
水交社(旧海軍時代の親睦団体で現在は自衛隊の親睦団体)のカレーも食べた。あれも旨かった。
空自OBの元一佐に連れて行ってもらった(笑)
毎週金曜日なのは、艦艇が海に出ると、基本的に長期なので、洋上では曜日の感覚がなくなっちゃうので、それで金曜日にカレーを出すと「今日は金曜日か」となるので、そうしている、と、当時三等海尉だった懇意にしていた幹部海上自衛官から聞いたことあります。
今は、もう三佐かな?二佐になったかなぁ。
ちなみに、
東郷平八郎がイギリスに留学する前から、
日本にカレーはありました(笑)
ライスカレー。
あ、横須賀地方総監部の最寄り駅は、京急の「追浜(おっぱま)」ですが(JRだと横須賀駅)、その追浜駅前通りのパン屋さんで売ってる「横須賀海軍カレーパン」は、超うまいです。
なんと、福神漬けまで入ってます(笑)
これを大人買いして、カレーパンの匂いをプンプンさせて京急に乗って品川まで戻ったのはいい思い出。
とりあえず、
肉じゃがには、こんな逸話があると、その程度のお話ということで。
閑話休題。
続きまして、
さっぱり砂ズリのレモンと生姜和え。
これ、冷たいんですが、レモンと生姜のさっぱり感と砂ズリの歯応えが絶妙で、
ゲンキパパが、
「これ旨いですよ、さっぱりしていて」
と奨めてくれたのですが、初めて食べたけど、
超うまいです!
続きまして、
生春巻き。
エビ生春巻きと生ハム生春巻きの二種類ありました。
生春巻きの皮って、薄くて粘着性あるので、一度掴んだら二度と離さないで食べないと、指に生春巻きの皮がくっついちゃいますよ。
生春巻きのタレのみ市販のものでしたが、キュウリとかの野菜のフレッシュさと爽やかさを、独特の生春巻きの皮の食感とコクのあるタレで頂くと、
即、ヘブン状態です(笑)
下の画像は、左がエビ生春巻きで右が生ハム生春巻きです。
ああ、なるほどねぇ。
ケイゴとタクミの「鼻」は、ここからきてるわけねぇ。
なるほどねぇ。
一緒だわ。
続きまして、
おにぎり。おむすびとも。
色々あったのですが、撮影したのはこれ。
ちなみに、
わたしが食べたのは、ケイゴが握ったやつ。旨かったよ。
ここから、
おつまみとかデザートとかになります。
まず、
ドイツ土産で頂いた「丸ごとサラミ」です。
これは、薄くカットしてもらいました。
固くて脂もあるので、カットする時は注意が必要です。
カットしたやつをつまみ食いしましたが、濃く、無駄なものが一切合切ない、ナチュラルな美味でした。
濃かった。
とにかく、味が凝縮されています。
後日、ドイツの友人に聞いたのですが、パスタと和えても美味しいとのこと。
ああ、その手があったか!
手作りでベーコン作ると、その濃さにビックリして、もう市販品のベーコンなんて食べられないくらいなのですが、そんな手作りベーコンでカルボナーラを作ると、ベーコンから出る滋味でとても美味しいカルボナーラになります。
市販品ベーコンで作ったやつと、もう全然違いますよ。
それに近いやつになるんだろうと想像できました。
今度は、パスタに入れてみよう。丸ごとサラミ。
ほんで、
やっぱり、
自分が切ったわけでもないのに自己主張する人はいるわけで(笑)
このカットしたサラミは、RITZ(リッツ)に載せて食べるのですが、
RITZにフレーバーチーズを塗ります。このフレーバーチーズも単独で旨いから困る。
その上にサラミを載せます。
RITZのサクッとした食感と小麦粉の味、フレーバーチーズの爽やかさとコク、そこにサラミの凝縮された味が加わるわけで、
これは、
完全に、
アダルトな一品(笑)
オコチャマには、まず、わからない味。
ワインでもいいけど、ビール、それも辛口の発泡酒ではないビールが合います。
ちなみに、
左手に載せられました(笑)
四個まではのりました。
そんな様子と馬スジ煮込みと、ひたすら笑い声を見てみる。
次に、
光の森にある美味しいパン屋さん「フルニエ」のワッフル。
フルニエの「プチクロワッサン」とかもあったのですが、撮影し忘れました。
行列が出来る理由がわかるほど美味しいプチクロワッサンだった。
ミニクロワッサンだったかな?
ワッフルは、オーブンで表面を温めます。
つうか、焼く。こんがりと。
ワッフルって、ストリートのお店とかだと、その場で焼いて貰ったやつを買って、熱々のやつをホフホフ言いながら食べるのが定番なのですが、
ゲンキママ、そのことを知らんかった(笑)
コンビニとかで売ってるワッフルを、
そのまま冷たいまま食べても旨くともなんともないじゃん!
実は、これが一番驚いた(笑)
オーブンで焼いている時、もう甘い甘い香りが漂って、それだけで満足してしまうくらい甘い香りでした。
ワッフル屋さんみたいだ!ここ!
熱々のワッフルは、熱かったですが、甘さが引き立てられて、
サクッとした食感のあとにくる、ジュワッとした甘みが口の中に拡がり、
既にたくさん色々なものを食べているのですが、
「やっぱ、甘いものは別腹だよな!」
と納得(笑)
そんな、ワッフルを焼いているところを見てみる。
ちなみに、
ケイゴママは、口に、たぶんハイジパンを入れたまま喋っています(笑)
食べ終わってから話せ!
ケイゴママは「ハイジパン」を口に入れたまま、と書いていますが、この「ハイジパン」とは、過去記事で紹介した、ドイツ土産の、
「アルプスの少女ハイジの白いパン」
のことです。
ドイツの友人が「表面を軽くトーストして食べてね」と言っていたので、オーブンで焼いています。
本当に「白い」パンで、これがオーブンでトーストされると、うっすらと、黄金色に色づき、芳ばしさが辺りに漂います。
熱々の白いパンを「あちー!あちー!」と叫びつつ二つに割ると、
割った瞬間に湯気が上がり、それとともに柔らかい香りも上がり、もっちりとした、むっちりとしたパンが現れます。
すごい。
味は、
味は、
とてもシンプルです。
塩味オンリー。
塩味だけ。
それだけです。
他の味は一切合切ありません。
小麦粉の味つうか香りともっちりとした歯応えと塩味だけのシンプルさ。
シンプル・イズ・ベスト!
変に凝ったパンよりも何倍も旨いわけで。
パン通、パンマニア、パン狂なユウスケママも、
「おいしい!」
と絶叫してくれました。
パン大好きなユウスケママに味見してもらおうと、持っていった甲斐があった(笑)
ゲンキパパもパン大好き人間で、旨い旨いを連発し食べていました。
ドイツの友人ありがとー!!!
今度は、ドイツで食べる。
次が最後になります。
他にも色々あったはずですが、撮影した最後のやつということで。
最後は、
井上道場特製の、
チョコレートパフェ!
ええ、
井上雄一朗手作りです(笑)
最後のデザートとして作る気マンマンだった井上雄一朗、色々必要なものは買っていたのですが、
一番大事な生クリームを買うの忘れてた(笑)
なので、
ユウスケがチャリで買い出しに行っていますが、それは内緒。
キッチンでガサゴソとやっていて、出来上がったのがこれです!
バナナとかも入ってますよ。
普通に、チョコレートパフェ(笑)
日本全国、いや世界各国に空手道場ありますが、
チョコレートパフェまで作ってくれる道場は井上道場だけ(笑)
手作りなので、自分の好きな味で好きな量だけ作れるオーダーメイド。
レシピが必要な方は入門してください(笑)
せっかくなので、
大きい画像で見てみる。
ねぇ~。
井上道場って、なんなんでしょう?
と思えるくらいのクオリティ。
クオリティって、上で紹介した料理全部含めてですけど(笑)
「全ての道は胃を通る」
「食のことを考えない人は頭のことも考えない」
食べるということは生きるということ。
好き嫌いせず、残しもせず、すべてに感謝して日々食べる。
ありがたいことですねぇ。
という、
GW(ゴールデンウィーク)に食べた料理の数々でした。
一日で食べたやつですけど(笑)
その合間に、過去記事で紹介しているラーメンとかも食べているわけです。
GW中は。
とにもかくにも、
大食は強運なり!
です。はい。
素晴らしい料理を持ち寄ってくださった皆様、ありがとうございました。
ってなことで。