台風4号は温帯低気圧になり、ひとまず台風の脅威は去りましたが大雨に注意な今日この頃。
警報は出ていませんが、熊本には、大雨・雷・強風・波浪・洪水注意報が出ています。人は自然には絶対勝てません。雨風に注意しましょう。週末はお天気みたいです。
そんなこんなで、6月19日の水曜日な戸島教室ネタです。
この日も、練習途中から井上雄一朗は月出道場の方へフォローへ行ったので、わたしが引継ぎ練習を行ったわけですが、
基本練習の足技で高さのいる技に関して、ペアになり、高さの位置を設定して蹴る練習とかをやりました。
普段、全体練習の基本練習で、適当に、手を抜いて、低く蹴っていると、こういう位置を設定した練習だと、普段の動きが出るので、とてもきつい練習になる。
普段から「高く蹴る」という意識を持って練習していると、
別になんでもない練習(笑)
前蹴上げ、内廻し蹴り、外廻し蹴りなどをやるわけです。
蹴ったあと、バランスを崩す人が多かったのですが、これはスキルに左右されるので、白帯がほとんどな戸島教室では仕方ない。
基本練習と違い、両腕はフリーでバランスをとっていいので、上体の使い方を知らないと、蹴り足に引っ張られて、ひとつ蹴るたびにドタドタドタとなります。
軸足の踏ん張りが重要なわけで、結局、普段の基本練習のやり込み具合が一発でわかったりする練習だったり。
膝蹴りもやります。
膝蹴りの時は、ステップを使ってテンポ良く、リズム良く連続して蹴るのですが、
これがなかなか出来ないわけで。
ジュンヤは余裕でやってました。
余裕でやってなければ雷が落ちたところ(笑)
そのあと、回転しての内廻し蹴りや飛んでの後ろ内廻し蹴りなど、違う動きを連動させたやつをやらせたのですが、単独では出来ても連動させると上手くいかない不思議。
慣れもあるのですが、動きを連動させるということは、単に1+1ではないので難しいところ。
なぜかジュンヤがよく出来ていたり(笑)
ヒロトも最初は連動した動きに戸惑っていましたが、体の使い方とコツを教えると、難なくやっていました。
普段、きっちり基礎練習をやっているので、体の使い方を教えるだけですぐに会得する。
基礎練習は大事だよねぇ~。
最後は補強ですが、この練習のペアのまま、いつもと違った形で、動きながらの補強をやりました。
いろいろやったのですが、
試合などでは反則な「掴み」をしたままの膝蹴りや、片手で引っかけ、もう片手で掴んだままの膝蹴りなど、普段は試合を想定した動きでの膝蹴りをやりますが、違った形での膝蹴り連打とかをやる。
抱え込んで(首相撲状態)や引っかけたまま掴んだまま、つまり、相手を固定させての膝蹴りなので、こっちの方が楽な部分が多いのですが、普段と違う状態なので、みんな四苦八苦(笑)
試合では反則ですが、空手って、もともと相手を掴んだり引き寄せたりして、自分からカウンターの状態を作って、そこに打ち込むものなので、
これを空手用語で「据え物にして打て」と言いますが、
そういう練習だったりもします。
補強の一環としてやったのは、
普段からこの練習しちゃうと、試合でも出るから。
一発反則(笑)
ちなみに、
熊本のフルコンタクト空手道場で、この手の技術、スキル、ノウハウが一番豊富で常に練習に取り入れているのが秋岡塾。の一般部。
もうグッチー相手だと大変大変(笑)
あと、ダッキングからのサイドステップで、見た目はディフェンス練習のようでいて、実は動きながらのクォーター(ハーフ)スクワットという練習もやる。
ペアの相手が両手を伸ばし、その間をダッキングしながらサイドステップするわけですが、ダッキングするにはヒザを曲げないといけないので、嫌でもスクワットになる。
おまけにサイドステップして左右に動きながらだから、ヒザをやわらかくしないと出来ないし、その場でのスクワットの何倍もしんどかったりする。
そして、両手を伸ばしている相手は、実は、この手を伸ばした状態をキープしなきゃいけないので、これまた補強を兼ねているという。
どっちも補強な一石二鳥の練習(笑)
アヤカなんてヘロヘロでやっていたのですが、アヤカとペアのリョウの方が、リョウは両手を伸ばす役だったのですが、リョウの方がもっとヘロヘロだったというは内緒です。
動きながら、その場から動くという意味ですが、での補強は見た目より効く(笑)
動きにはコツというか、合理的な動き方があり、個人の体型などに左右されるので、その微調整は個人単位になりますが、色帯なヒロトやジュンヤは、割とすぐに動きのコツをつかみ、しんどいのに変わりないのですが、軽快にやってました。
さすがやね。
そして練習終了。
基本練習をしっかりやっていれば、ある程度の動きのある補強などは、割と簡単に出来ます。
基本練習って色々な角度の動きが網羅されているので。
なので、
この日、動きながらの補強がきついと感じた人は、しっかりと基本練習をやり込みましょう。
という水曜日の戸島教室でした。
ってなことで。