ディフェンスは難しい!の巻

武蔵ヶ丘道場今年の11月は寒いですねぇ。2007年がそうでした。

なぜ覚えているかというと、その年の11月はとても寒く、そして熊本新港でのイカ釣りが大漁だったので覚えています。つうことは、今年はあれから丸5年経っているし、イカ戻ってきてるんじゃね?と井上雄一朗と話しているところでもあったり。

2008年から昨年までの11月は、2007年や今年ほど寒くなかったのですよ。そして、イカはいなかった。

そんなこんなで、

11月14日は水曜日で戸島教室と武蔵ヶ丘道場の練習日。

前記事が戸島教室ネタだったので、今回は武蔵ヶ丘道場ネタになります。

まずは準備運動で体をほぐします。

準備運動 関節系を念入りに

そして戸島教室と同じくラントレーニングです。

ノーマルラン、サイドステップラン、ツイストランに続けてワンレッグステップラン。

まぁ、

簡単にいうと、片足ケンケンで決められた歩数分ステップするやつです。リズム感が大事。

ワンレッグステップラン リズム感ないと結構難しい

この日の最年少者はコジロー。

年中トリオはコジローだけで、おまけに兄リュウノスケはお休み。

一番年齢が近いアカネでさえ二学年違うわけで、ある意味、浮いたコジロー(笑)

コジロー

どこを見ているかわからないコジローですが、この「哲学者」のようなコジローは最後まで続きます(笑)

いや、練習はマジメにやってましたよ。

この日は、応用がメインな練習メニューで、

たぶん、

入門して初めて、割と最初から最後まで集中して練習したコジローなはず。

二、三ヶ月分の集中力を今日だけで使っていました(笑)

ラントレーニングも、なぜか六年生や五年生の間に入ってやるわけで。

六年生と五年生の間にいるコジロー

デ、

ラントレーニングで体が温まったところで、対人練習になります。

ディフェンスの練習です。

この日は「突き技」に対する、前捌きの基本的なディフェンスの練習です。

「前捌き」ってのがミソで、突き技は前捌きでディフェンスしないと、近い間合いでディフェンスしようと思っても、距離が短いので相手の攻撃が当たってしまいます。

「前捌き」で大事なのは「構え」、特に両手の位置ですが、どうしても構えが小さくなるので、それを修正していきます。

前捌きの練習 構えが大事

コジローはアカネとペアになり、ここはこの二人だけで延々練習です。

足を負傷して見学していたヒカルが「お世話係」(笑)

タケマサだけではなく、コジローのお世話係も任命されたわけで。

アカネとコジロー ヒカルがお世話係

ヒカルに任せていれば、まず大丈夫なのです。

ちなみに、

ヒカルが着ているのはわたしのダウンベスト。

寒かったので、練習で体を動かさないヒカルに着せました。

なんか、

虫の幼虫みたいです(笑)

つうか、

学ランの長ラン状態(笑)

そんなことはどうでもよくて、

号令をかけてディフェンスの練習をみっちりやった後は、フリーでのディフェンス練習になります。

号令をかけている時は「攻め手」「受け手」と攻守を分けてやりますが、フリー練習の場合は、その攻守分けがありません。

突き技のディフェンス練習なので、攻撃技は「突き技のみ」という約束がありますが、フリーだと、相手がいて自分の思うような動きがなかなかできないので難しいわけです。

自由組手は、このフリー練習の技を限定しない、約束事のないものですが、その前段階としての、ディフェンスを意識した練習。

突き技フリー練習 なかなか難しい

そんな中、

コジローはアカネにボコボコにされているわけで(笑)

「壁稽古」「羽目板稽古」つう練習がありまして、道場の壁に追いつめられ、後ろがないので逃げ場がないわけですが、そこで一方的に攻められる練習あるのですが、今は死語かもしれませんが、

コジロー、まさにアカネによる羽目板稽古状態なわけで。

コジローとアカネもやる 壁に追いつめられるコジロー

お世話係のヒカルも大変。

こちら側には鏡もあるし、一気に追い込まれるとコジローが倉庫の方までいっちゃうので、ヒカルはフォローのために走り回っていました。

お疲れ!ヒカル!

ヒカルダッシュ 位置を戻す

とか思っていると、

今度は別の隅っこまで追いつめられるコジローだったり(笑)

今度はこっちに追い込まれる

そんなディフェンスの対人練習が終わると、今度はミット練習です。

突き技から蹴り技へと連繋した動きの練習です。

サポーターを装着したままやります。

特に蹴り技は足を交差させた「スイッチ」しての蹴りなので、突き技からの連繋が難しいわけで、

だから、

練習する(笑)

ミット練習開始 スイッチして蹴る

そんな、

この日の練習前半を見てみる。

■武蔵ヶ丘道場にて1 2012.11.14

このミット練習では、突き技もセパレートミットで受けるので、その持ち方、受け方がよくわからない道場生には、突きをセパレートミットで受ける時の注意点を教えます。

ミット練習では、持ち手のスキルが求められるわけで、持ち手が下手だと攻め手の練習になりません。

持ち方を教える 受け方を教える

そんな中、

コジローにはヒカルが教えていましたけど・・・

こずろー

ミット練習の合間合間に、井上雄一朗からポイントの説明があり、

みんな集中して聞いているのですが、

コジローは「哲学者」。

哲学者コジロー

コジローはアカネとペアですが、アカネが攻め手の時は、コジローのスキルだとこの練習のミット持ちは出来ないのでヒカルが持っています。

その間、哲学者なコジローなわけです(笑)

ですが、

アカネの後ろで、なんとか突き技からスイッチして左の蹴りの動きを再現しようとしていたコジローで、

「アクティブなコジロー初めて見た」

とか思っていたのですが、スイッチの仕方を教えると、ちゃんとやるコジローなわけです。

構えたとこから、 足を交差させる

集中して練習してるコジロー初めてみたかも!

ちゃんとスイッチしてから左の蹴りまでつなぐコジローです。

蹴りまでつなぐ

水曜日は寒い日でしたが、汗をかいて、それを手でぬぐうコジロー。

練習で汗だくになって、練習の最中に汗をふくコジロー初めてみたかも!

汗をぬぐう

次の瞬間は「哲学者」コジローなんですけどね(笑)

妙な動きもしているし。

コズロー 妙な動き

コジローの後方は、全員井上雄一朗の説明に集中しているという(笑)

しか~し、

そこからがこの日のコジローは違うわけですよ。

自分の番ではなく、アカネがミット練習している時でも、後方で、しっかりとガードを固めて、そこから突き技を出し、スイッチし、左の蹴りを出す、ということを、

延々、

延々ですよ、

あのコジローが繰り返していました。

夢でも見ているかと二度見しました(笑)

ガードを固め、 スイッチしての蹴りの練習

でも、

まぁ、

すぐに「哲学者」コジローになるのはご愛敬。

みんな集中している時に哲学者

ということもあり~のミット練習が終わります。

ミット練習終了 コジローも終了

その後、再び対人練習になります。

先ほどのミット練習で練習した突き技から蹴り技の連繋を意識して、フリー練習です。

ミット練習はオフェンス練習ですが、最初の突き技のディフェンス練習の演習も兼ねているので、なかなか、ミット蹴りのように蹴りは出せず、その前に突き技もディフェンスされてしまいます。

難しいわけです。

だから、練習する。

相手がいる対人練習では、間合い、タイミング、相手の癖、技の強弱、スピード、などなど色々な要素が出てくるので、単純な練習とは違い、ホント難しい。

思うようにならないもどかしさもある。

フリー練習再開 なかなか思うような動きができないわけです

そんな中、

やはりコジローは羽目板稽古(笑)

アカネに頭突きまで食らわしていましたが、アカネには逆効果だったわけで。

コジローの羽目板稽古 コジローの頭突き

最後は個別に組手練習です。

この日練習した、デフェンス及びオフェンスの演習を兼ねています。

全ての技を使っての対人練習です。

まずは、

コジローとアカネから(笑)

道場の中央から始めるので、コジロー、延々道場内を追いかけまわされていました。

コジローの表情をみて、ちょっとでも心が折れかけたなら止めようと思っていましたが、

コジロー、最後まで目が死んでおらず、心も折れず、やりきりました。

やるねぇ。

アカネvsコジロー 速攻で追いつめられる

こっちまでも 最後までやりとげる

コジローは、あれだね。

同級な年中トリオがいるよりも、ひとりだけの方がいいね(笑)

いい練習が出来るわ。

ダークサイドに堕ちないから(笑)

この日の練習は応用がメインで、対人練習での演習が多かったのですが、そのため、コジローよりスキルのあるアカネですら難しい内容だったのですが、コジローの周りはみんなお兄ちゃんお姉ちゃんばかりで、

そのみんなが集中し、全力でやっていたから、その雰囲気にコジローも染まって、最後まで集中してやれたね。

うん、コジローはひとりだけの方がいいかも(笑)

この日の最年少で一番スキルがないコジローだったけど、この日の練習で一番効果があったのは、コジローだったはず。

なんつうか、

もう当分、こんなコジローは見れないかもしれないわけで、

そう思うと、

貴重な映像が記録できたわ(笑)

デ、

他の道場生も組手練習はやっています。

ゲンキ やられているのがジュンヤ

そんな練習後半を見てみる。

■武蔵ヶ丘道場にて2 2012.11.14

この日は戸島教室練習時から、ずっと撮影しっぱなしだったので、最後デジカメのメモリがなくなったのですが、

そのため映像には記録されていないのですが、

組手練習最後は、ケイゴのほぼ全員掛け。

突き技とローキックだけのケイゴで、パンチンググローブをした安全ケイゴだったのですが、ローキックは割と強めの指示が出ていたケイゴで、ほぼ全員、これで撃沈してました。

ヒロトは、もう最初から凹んでいたもんなぁ。

珍しいよなぁ、もうケイゴという圧倒的な壁を自覚しているからそうなるんだけど、よく食らいついたよ。

号泣してたけど。

ジュンヤはそんなヒロトより号泣してました。

ケイゴ戦終わってのジュンヤ 涙を拭く

そんなジュンヤの横では、

アカネが満面の笑みなわけで(笑)

アカネ

ケイゴだってヒロトやジュンヤの頃は、ハヤトとかに圧倒的にやられていたわけで、みんなそういう思いをして上手くなり強くなってゆくのよ。

ケイゴそれがトラウマになって、払拭するのに三年かかった。三年猛練習して、なんとかハヤトと互角になるまで頑張った。そして今のケイゴがいるわけよ。

なので、

みんなガンバレ!

デ、

ですね、

結構コジローなこの日の練習だったのですが、

美味しいところは、最後にゲンキがみんな持っていきました。

ええ、

組手練習終わってヘッドガードを脱いだら、

石川五右衛門になっていたゲンキ(笑)

五右衛門ゲンキ

ってなことで。


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※この記事の最後におまけで小2当時のケイゴがハヤトにノバされる動画を付けています


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