ストレッチと内転筋と外転筋!の巻

戸島教室雨ですねぇ、梅雨ですねぇ。火曜日にお日様が出て「こりゃ暑くなるナ」とか思っていたら、水曜日は一日中雨で、夜には風も出て、外にいると肌寒いくらいでした。豪雨じゃないけれど、一日中シトシトと雨が降ると、この季節でも気温は上がりませんね。

そんな水曜日は昨日で6月27日。戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の練習日でした。

外は雨でしたが、道場内では、みんな一生懸命練習した水曜日。

そんなこんなで、

戸島教室のネタなのですが、特にアレといったこともなく、

あ、

アヤカが髪を切っていて、道場に入って来るなり、私に、

「髪の毛切ったことを突っ込んでもらいたい」

ビームを目から出していました。

もちろん、その間、無言なアヤカ(笑)

(絶対に髪の毛切ったことには突っ込まない)

と思ったので、

「髪の毛切ったことに突っ込んで貰いたいビーム全開だけど、突っ込まない!」

と言ったのですが、

もちろん、その間、無言なアヤカ(笑)

そうなると、やはり、リアクションは欲しいわけで、

とうとう、

「なんだよ、アヤカ、髪切った?」

と言ってしまいました(笑)

ニヤリとして頷くわけですよ、アヤカは。

してやったり、と(笑)

もちろん、その間、無言なアヤカであるというのは、言うまでもありません。

くそ~してやられた!

そんな、

ノーリアクションなアヤカに是が非でもリアクションとらせたい攻防がありつつ、練習開始。

センターは、色帯から順々に変わり、センターになった人が、準備運動から基本練習の各技を覚えているかチェックしつつ練習はすすみます。

手技と足技の間のストレッチは、ヒロトが担当しました。

ヒロトは全部できるので、あえて簡単なストレッチ担当。

伸脚 前後開脚

空手の準備運動、ストレッチは全身行いますが、特に股関節周りは念入りに行います。

色々な角度でやりますが、正しいフォームでやらないと、正しいストレッチングができません。

最初は見よう見まねでやりますが、練習中、小休止中、色々なタイミングで正しいフォームを教えますが、本人がちゃんと意識してやらないと、個人レッスンしているわけではないので、なかなか難しい。

準備運動(ストレッチ)から既に空手の練習なわけで、ポケ~っとしていると、雷が落ちる。

なぁ、ジュンヤ(笑)

基本練習が終わると一旦小休止で、体が固い人はストレッチしますが、言わないとしないから困る。

そして、基本移動練習。

この日は、内転筋や外転筋を使う、足の内旋、外旋運動な蹴り技を、鍛錬型の構えで行う練習を行いました。

足を閉じたりする時に使う筋肉を「内転筋」といい、正確には複数の筋肉があるので「内転筋群」といいます。

逆に、足を開いたりする時に使う筋肉を「外転筋」といい、これも複数の筋肉があるので「外転筋群」といいます。

簡単に言うと、内転筋と外転筋はそういう役割の筋肉です。

もっと簡単に言うと、太ももの内側の筋肉が「内転筋」で、腰からお尻の外側にある筋肉が「外転筋」。

空手の蹴り技ですから、足を高く上げたりします。

内旋運動する技が「外廻し蹴り」で外旋運動する技が「内廻し蹴り」。

普通の「廻し蹴り」と違い、基本的にヒザを伸ばしたまま足を廻します。

内旋なのに「外」、外旋なのに「内」なので分かり難いですが、足を外側から内側に廻すやつを「内廻し」といい、内側から外側に廻すやつを「外廻し」といいます。

デ、

足を内側から外側に廻す「内廻し蹴り」は、体の反動を使って、エイヤ!と動かすことができ、バランスとか考えないなら誰でもできます。

が、

足を外側から内側に廻す「外廻し蹴り」は、足を外側から上げるのは「腸腰筋」というのを使い、これは足を上げるとき、ヒザなどを上げる時に使う筋肉ですが、これを使って上げるとこまではいきますが、そこから体の中心を超えて廻すとなると、

内転筋を使うので、訓練、鍛錬していないと出来ません。

腰の柔らかさも必要になるので、腰回りのストレッチを十分に行なっていないと、腰に負担がかかり痛めます。外廻しもそうですけど。

腰に不安がある人は、高さを控えめにするといいです。無理をしない。

って!

それはわたしだ!

ほんで、

足の軌道は、外側に足を開き、体の中心に円を描くように内側に足を廻すのですが、内転筋が弱いと、外側から体の中心までの半円は描けますが、そこからストンッと足が落ち、円を描くことが出来ません。

外廻し系のカカト落としみたいな軌道になる。

半円で終わります。

体の中心から先は、内転筋を使わないと残りの半円が描けません。

難しいんですよ。

なおかつ、

バランスを崩さず、連続して左右の足で行うわけで、立ち位置不動でこの「外廻し蹴り」が左右連続して出来るなら、スキル的には相当あると判断していいです。

つうか、内廻し蹴り、外廻し蹴り両方ですね。

少年部レベルだと、どうしても体がまだ出来上がっていないので苦労しますが、それでも練習するわけです。

知らず知らずのうちに、重心であるとか、体重移動であるとか、軸とか、そういうのが無意識に意識できるようになります。

グラグラのユラユラでも。

そんな練習をみっちり行いました(笑)

基礎移動練習開始 難しいんだよねぇ

色帯は白帯よりさすがに出来るわけで スタンス広いから余計に難しい

と、まぁ、難しいことはおいといて、

こういう基礎練習をみっちりやった人は、結局、自分の体を自由自在に扱うスキルが身に付くわけで、たとえ別の競技やスポーツをやっても、十分に身体能力を使ったパフォーマンスを発揮することができます。

基礎練習のひとつなので、地味で嫌な汗をかく練習ですが、こればかりは、地道にやるしかないので、今の時期(少年部時代)に、みっちりと練習させます。

ケイゴですら未だ不十分だもんなぁ。

難しいよ。

でも、みんな頑張ろう。

そんな、ストレッチとか基本移動練習とかを見てみる。

なお、

最後のミット練習は先週のもの。

なんか付け足してみました(笑)

■戸島教室にて 2012.06.27

ジュンヤ、移動している最中に位置変わりすぎ(笑)

と、

まぁ、

こんな感じの戸島教室でした。

ってなことで。


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