演武会とハリウッドスター!の巻

演武会2011昨日10月23日は日曜日で、戸島教室の練習場所である熊本市託麻東地域コミュニティーセンターのコミセン祭が熊本市東部交流センターで開催され、演武を行ってきました。

前日までの雨も上がり、時折お日様が照りつけるお天気で、早朝から集合し、熊本市東部交流センターで本番リハーサルを行い最終調整をやり、そして、本番を迎えました。

戸島教室の道場生の他、代継橋道場及び武蔵ヶ丘道場からも参加しての演武会。

この日は地域の清掃作業があったため、午前10時よりコミセン祭開始で、午前9時に集合し、本番の舞台で位置取りなどのリハーサルを行ったのですが、会場に着いてビックリ、練習場所の託麻東地域コミュニティーセンターより狭いとこ(笑)

ちょ!

なんとか色々と工夫して演武スペースを確保したのですが、コミセン祭なのにコミセンより狭いってアリなのか?

と思ってしまったというのは内緒ではありません(笑)

本番では色々ありますです、はい。

そんなこんなで、

ポツリポツリと集まってきた道場生、ストレッチして軽く体を暖め、演武スペースでリハーサルです。

小さい子も多いですから、大事なリハーサルです。

社会人のプレゼンも、相手側の会社でプレゼンする前は、全通しでのプレゼンテーションの本番リハーサルを行うわけで、時間計ったり、文言修正したり、色々とやりますが、小さい子が多いと、まず、「ここでやる」という経験値を与えなければ何が起こるかわからないわけで、そこがよくわかっていない大人が多いのが困る(笑)

集合してくる ストレッチとかする

本番リハーサルする 交代でやる

試し割りも行うので、ユウスケらは、位置取りや持ち手役の後輩相手に念入りに確認作業を行っていました。

確認作業中

そんなリハーサルも終わると、コミセン祭開始です。

道場生は、後方でスタンバっています。

会場後方でスタンバイ

ほんでですね、

デジカメは戸島教室のリョウタロウママ、つまり私の実姉ですが、にお願いしたのですが、場所的に、フラットな会場なので、演武する道場生は、列席者の頭越しになるわけで、こんな感じの映像ばかりだったりします。

ステージ手前が演武ステージ

よくわかりません(笑)

これは、演武開始最初にストレッチしているのでアレなのですが、基本、上半身だけ。

ユウスケパパが後方でバッチリ撮影されていたので、その映像が手に入れば、別記事で投稿するかもしれません。

しれません。

しれません。

つまり、予定は未定。

そんなことはどうでもよくて、

昨年の演武会同様、ハリウッドスターがセンターで演武開始です。

センターはハリウッドスター 上級生は背が高いので後方

あ、そうそう。

発表順に見出しというか、出し物をめくるやつがあって、井上道場演武は一番最初だったのですが、それには「1 演武 井上雄一朗」と書いてありました。

こう書いてある

もちろん、

井上雄一朗がひとりでやるわけではありません(笑)

わたしは会場の一番後方にいたのですが、これが目に入った瞬間、ちょっと、声がでそうになりました。

「あ、井上道場じゃないのネ」って。

そんなこともどうでもよくて、

まず、

最初に基本技を軽くやります。

正拳 廻し蹴り

ここで一旦道場生は引けます。

そして、順々にスキル毎の道場生の演武をしてゆくのですが、何をどう間違ったのか、司会者の方が、

「素晴らしい演武をありがとうございました!」

と締めちゃいました(笑)

ちょ!

今から、今から!

正拳突きと上段受けと廻し蹴りしかやってない!

本番では何があるかわかりませんです。はい。

ビックリした(笑)

そんなこんなで、まずは初級者の道場生による「太極その1」という型。

日頃から練習していますが、公衆の面前で型を打つわけで、最年少は年長さんで、一年生もいるわけで、センターは二年生のオトハでしたが、うん、よく頑張った。

こういう経験は初めてだろうから、その緊張感の中でよくやりました。

太極その1

次は、初級者より少しスキルのある白帯と色帯です。

「平安その1」という型を打ちました。

そして、この組から試し割りを行います。板割りです。

平安その1

戸島教室のカイト、昨年は「太極その1」を打ったのですが、今年はタイガらと共にこっちの組。

そして試し割りもやる。

まず、カイトらから試し割りをするので、色帯は座りカイトらは立ったまま。

もう、この前から超テンパっていたカイトで、目がうつろ(笑)

頑張れカイト!

カイト

そして板割り。

最初にマミからやりましたが、生まれて初めての板割りで、マミの蹴りだとミスるだろうと、

「肘打ちでやりなさい」

とリハーサル時に言っておきました。

ついでに、肘を使う打ち手の拳に反対側の手の平を合わせ、両手で体を思いっきり振り、肘打ちは振り抜きなさいと教えました。

両手使うと、肘のラインが安定するので振り抜くと難なく板は割れるので。

あとは、振り抜けるかどうかなのですが、試しに私の手の平に肘をぶつけてみなさいと言ってやらせてみると、ガツンと振り抜いてきたので、

「あ、これは問題ないな」と。

マミの肘打ち カイトの廻し蹴り

タイガの前蹴り ユウセイの廻し蹴り

他の道場生は蹴り技で板割りやりました。

板割りが終わったマミたちは下がり、残っていた色帯とヒカルとヒロトで「安三」と「突きの型」を打ちます。

「安三」時のセンターはイッタ。

「突きの型」時のセンターはタクミ。

安三 突きの型

そして板割り。

ゲンキのミドル シンノスケのミドル

ヒロト ヒカルの肘

イッタのハイ タクミの左ミドル

タクミの板の持ち手はケイゴ。一瞬下の手が引けて一発目で割れませんでした。

なので、二発目、タクミは左ミドルを思いっきり振り切ったら、板割ったあと、ケイゴのレバーに直撃してた(笑)

タクミの足先が刺さっていたよね?ケイゴ。

爆笑した。

次は戸島教室のリョウタロウ単独で「安三」を打ちます。

リョウタロウは中学生になり背が伸びたので、それに合う道場生がおらず、戸島教室最古参道場生でもあるので単独でやりました。

道着が小さくなっていたので、私のお古を貸しました。

デカ過ぎて、ヘソの上までズボン上げていたというのは内緒。

安三 安三

板割りは、左右のハイ。

右ハイ 左ハイ

中学生になると、動きにキレがあり、迫力もあるので、それまでのチビッコたちの演武をにこやかに見ていた観客の方々も「おおう」と声を出してくれます。

次は少年部上級者のケイゴ、ハヤト、リュウト、ユメトです。

「平安その4」を打ちました。

本当は、四方向別々の向きで練習していたのですが、なんせ演武スペースが狭いわけで、急遽、全員同じ方向での型になりました。

本番では色々とありますです。

平安その4 これも平安その4

昨年は、ケイゴとリュウトで「平安その2」やってたよねぇ。

型を打ち終わると板割りです。

上級者なので、キレのある動きで板割りやってくれます。

リュウトの右ミドル ユメトの左ハイ

ハヤトは正拳 ケイゴも正拳

ユメトは、キレイな左ハイでの板割りだったので、その時は、なんか、

「ビューティフル!」

みたいな歓声が上がっていたような気がする。

うん、リュウトの時はなかった(笑)

ケイゴとハヤトは正拳でしたが、難易度ある割りには地味なのですが、

「手でもやるんだ」

という声がチラホラ。

ケイゴやハヤトだと二三枚はいける。ジャブで割ってたよね(笑)

そして、型の最後は黒帯と茶帯です。

ハリウッドスターとユウスケ。

「撃砕(小)」という型を打ちました。逆方向に向いて。

もうこのレベルだと動きも別格で、なんか、「おおう空手の演武だ」って気がしないでもない。

気がしないでもない、って否定の否定なので、つまり、

気がする

ということ。

日本語って、面倒くさいですよねぇ。

バカボンのパパの「反対の反対なのダ~」ってやつと同じですね。

そうそう、バカボンのママの声は『ルパン三世』の峰不二子と同じ声で、声を当てているのは増山江威子さん。

最初のキューティーハニーもそう。

峰不二子も銭形のとっつぁんも、声優さん変わっちゃったんですよねぇ。

峰不二子は、やはり増山江威子さんだなぁ。

というようなこともどうでもよくて、

ハリウッドスターとユウスケの演武、型まではよかったのですよ。

型までは・・・

撃砕小を始める 撃砕小の途中

板割りも、もちろんやって、正拳と上段廻し蹴りを交互にやるっつう段取りだったのですが、なんせ、ひとりはハリウッドスターなわけで、何もないわけがない!

まず、正拳での板割り。

ハリウッドスターの持ち手は井上雄一朗。

正拳板割り

これ、井上雄一朗の指ごと板割ってます(笑)

ちょ!

蹴り技だと若干ポイントずれるってあるけど、手技では聞いたことないよ。

さすがです。

このあと、ユウスケと位置を交代して上段廻し蹴りの板割りになるのですが、ユウスケは移動してリョウタロウが肩車したケイゴの持つ板の前に立ち、その後方で井上雄一朗がフォローして、ひと呼吸置いていました。

ユウスケ

それを反対側にいたわたし、こちらはハリウッドスター側でハヤトが肩車したタクミが板を持っているのですが、

間をおいて、

一呼吸おいて、

の段取りのはずが、

ユウスケはまだ準備中なのですが、

そんなの関係なくハリウッドスターが蹴り出しました!

ちょ!

蹴り出すハリウッドスター

「ひと呼吸おけ!」

「待て!」

という間もなく、そのまま板割りをするハリウッドスターであります。

上段廻し切りで割る

ええ、

ハヤトに肩車されたタクミが板を持って、それを私がフォローしていたのですが、

私とタクミの指ごと蹴ってきました(笑)

痛ぇじゃねぇか!

次、わたしが試し割りするのに!

もうですね、タクミ優しくて、ハリウッドスターに指蹴られたにもかかわらず、黙っているんですよ。

優しいねぇ、タクミ。

わたしは、

「ハリウッドスター、指ごと蹴った。タクミの指も蹴った」

と言っていたのに(笑)

そんな生き急ぐハリウッドウスターとは無関係に、一呼吸おいて、ちゃんと気合いを入れて間をとって板割りをするユウスケでありました。

気合いを入れるユウスケ そして蹴る

いや~まいったよね、ユウスケ。

んで、

このあと私はそそくさとブロック割りの準備をし、

そそくさとブロック割って去りました(笑)

昨年はミスっちゃったので。

ブロック割り

最後に全員で正拳突きをやり終了です。

最後の締め

初めての演武会で、初めて人前で型を打ったり基本をした人、初めて板を割った人、何回目かの人、いろいろでしたが、人前で何かを行うということは、特に年少者にとっては一大イベントで、大会とは違った緊張感の中で自分の力を出すということは、今自分が持っている力しか出せないわけで、緊張感が加味され、本来のポテンシャルの半分も出せなくなる場合もあるわけで、あれだけ練習したのに、と思う人もいるかもしれませんが、本番で出た力が今あなたが持っている実力です。

何事も経験です。

こういう演武会という機会を大切にして、日々の練習に生かして下さい。

学校での発表とか楽勝になるから(笑)

演武会が終わると、コミュニティセンターの方からお茶を頂きました。

このような機会を作って頂きありがとうございました。

来年は、さらに成長した子ども達の姿を見て頂きたいと思います。

演武会が終わると、緊張感から解放され、いつもの少年部だったり。

お茶をもらう 演武会が終わったあと

この日の演武会は午前中に終わりました。

そして、午後から、わたしは秋岡塾へ。

この日、秋岡塾は後期昇級審査で、その後懇親会を兼ねたバーベキュー大会があったから。

秋岡塾でバーベキュー

そのお話は、次回の講釈で!

ってなことで。


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