5月13日は金曜日で、「13日の金曜日」だったのですが、この記事を書き出してから気がつきました。へぇ~。
そんな金曜日は武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘コミュニティーセンター)の練習日で、練習後に「尾道ラーメン」を食べた、つうことは既に記事にしていて、その記事で「練習のやつは次回以降の講釈で!」と書いている、金曜日の練習ネタです。
タクミとゲンキがメインなハプニングネタ!
この日は、練習後半に対人練習を行いました。
相手とペアになり、約束事の上で技の攻防練習をする「受け返し」に近い、一種の約束組手みたいな対人練習。
その都度、色々とパターンを変えて練習するので、「こういうやつ!」って、なかなか言いにくいのですヨ。
「受け返し」や「約束組手」や「限定スパーリング」だけだと、ちょっとニュアンスが違うので。
マ、そんなことはどうでもいいっちゃどうでもいい(笑)
デ、
二列になり、そんな練習開始です。
この日は、「下段廻し蹴りや突き技のディフェンスをしっかりと行い、その上で反撃をする」ということを意識しての対人練習でした。
なので、技は下段廻し蹴り(ローキック)と突き技だけ。
二周目からは、これに膝蹴りが加わりました。
どちらかというと「後の先」っぽいですが、「先の先」でも全然構わない練習です。
とはいっても、
低学年には「後の先」とか「先の先」という「概念」は理解しずらいはず。
つうか、
「概念」という言葉自体意味不明なはず(笑)
でも、まぁ、本能でそういう概念をそれとなく理解しちゃっている子もいるわけで、練習を見ていると、まるでそういうことを意識しているかのような動きをしてくれたりするから侮れません。
特に、タクミとゲンキがペアになった時。
この二人の攻防は、自由攻防のスパーリングではなく、約束事ありの対人練習でも見ていて面白いです。
どちらも「先の先」でいこうとする。
「ディフェンス」つまり「受け」なり「ブロック」なのですが、それを意識する、という練習なのですが、この二人、途中から熱くなります。
この日のきっかけは、ゲンキの思いっきりテイクバックしてからの右下突きでした(笑)
けっこう強めの突きで、当たっているところもなかなかグッドなゲンキの右下突き。
そうなると、
タクミも黙っちゃいないわけで(笑)
右→左のコンビネーションで、左レバー打ちをガツンとゲンキに打ち込みます。
ナイスな定番コンビネーションなのですが、ゲンキは散々タクミのレバー打ちをもらってきているので、きっちりと肘でガードしています。
ここから歩を進めつつ突きの連打でタクミを押し込みます。
タクミ、下がります。
この時、なんで簡単にタクミが下がってしまったかというと、
それは、
タクミの足が揃っていたから。
タクミが右→左のコンビネーションでレバー打ちしている画像を再度よく見てください。
右のリードパンチを打っている時も左のレバーブローを打っている時も、両足が揃っています。
タクミの左をきっちりと右肘でガードしたゲンキは、左前の構えで、ぐっと重心を左足にかけ、つまり圧をかけつつ左右の突きでタクミを攻撃しています。
なので、
両足の揃ったタクミは簡単に下がってしまいました。
ゲンキはインローを普通に蹴れますが、この状態でインローは絶好のねらい目で、ゲンキがインロー蹴っていたら、タクミはバランス崩して、そのあとの技を簡単にもらっていたはず。
でも、このあとタクミ、スタンスを修正して反撃してました。
右前構えになって、テイクバックしてのレバーブロー。
テイクバックしすぎ!
タクミは基本サウスポーなので、この右前構えは「自然体」だったりします。
デ、
この後も、色々な攻防があって、映像を確認するの楽しい二人の攻防なのですが、そんなのいちいち説明していたら文章を延々と書かなきゃいけないので割愛(笑)
色々な攻防があって、
タクミの左下突きは、水月(みぞおち)とレバーを打ち分けるので、それが段々とヒットして効いてきたゲンキが反撃にでようとします。
ポジショニングを変えようと、左前構えから左足を引いて右にステップしようとします。
ゲンキは、このサイドステップからの攻撃が得意で、流れを変えたい時によく使います。意外なタイミングで使うので、けっこう「間」ができたりするゲンキのサイドステップ。
サイドステップ後の攻撃技を考えた上でのステップなので、ステップ後のポジショニングもイメージしているゲンキだったりしますが、本人が意識しているかどうかは不明(笑)
左前構えから左足を引いて、重心を右足に移しつつ、左足で床を蹴る力を利用して右サイドにステップしようとしています。
が、
が、ですね、
肝心の左足がステップの途中で滑ってしまいました。
脛サポーターの生地が足の裏の大部分を占めている場合、大会でもよくみる光景です。
特にジョイントマット等が乾いていると滑りまくりな選手達だったりします。
そんな状態になったゲンキ。
体は半分浮いていて、その状態で足が滑ったわけです。
左足が滑り、バランスを崩し、転倒しそうになりますが、右足が着地し、バランスを崩しつつも、なんとか体勢を立て直そうとするゲンキ。
両手を着いて側転気味に立て直してました。
凄い反射神経だね。
そのまま立ったゲンキなのですが、目をしゅぱしゅぱさせていました。
これですね、
バランスを崩して前のめりになった時、タクミは右の突きを出していて、それが顔面に当たっています。
振り抜いたパンチではないのですが、いい感じで当たっていました。
この時、デジカメのモニタを見ながらだったので、モニタは小さいので、一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
バランスを崩して転倒したのはわかったのですが、なんで目をしゅぱしゅぱさせているのか不明。
つうか、
ビックリしましたよ(笑)
いきなりゲンキ側転ですから。
反対側にいた井上雄一朗は一部始終を見ていて、即座に「タクミのパンチを顔面で受けちゃったね」と言っていました。
練習後に映像を見て、初めてゲンキが何をしたくて、そのしたいことをやったら足が滑ってタクミのパンチを顔面で受けたということがわかました。
とんだハプニングでした。
でも、
一番爆笑したのは、そんなゲンキではなく、タクミのリアクション。
ゲンキが前のめりになって、一瞬タクミの視界から消えるわけですが、
その時、
まるで老婆のように腰を曲げ、
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
というリアクションになっています。
これを映像で発見した時には、なんか宝くじが当たったような気がしました(笑)
一瞬固まっているんですよね、タクミ。
そんなタクミ、自分のパンチを顔面で受けてしまったゲンキに対し、こんな表情です。
なんか、おいしいとこ全部タクミが持っていったなぁ。
そんな二人を見てみる。
そんなこともあり~の、対人練習でしたが、それが終わると、上段技無しでのスパーリングです。
こんなタクミとゲンキも上段技無しの限定スパーリングとはいえ、ガチガチにやっています。
途中ですね、ゲンキが左の蹴りを出そうとしたタクミに対し、カウンターで右の突きを出すのですが、逆に、タクミのカウンターとしての左ミドルをもらっちゃっていました。
けっこうタイミングといい角度といい、えぐい左ミドル。
この二人の攻防は、限定スパーリングでも意地の張り合いなので、ノーカットで見てみる。
両者ともにパンチンググローブをはめての限定スパーリングなので条件は同じです。
低学年なので、パンチンググローブは大きくて攻撃に邪魔、かつ重かったりしますが、それをわかった上ではめての練習だったりします。
つうことは、
闇雲に突きを出すのではなく、正確に出す訓練でもあり、重さで腕がバテますが、そうならないための筋持久力強化の訓練でもあります。
なので、
拳サポでやると、キレが格段に違います(笑)
そんなこんなで、
ケイゴはユウスケとやったりしていますが、こんな具合でした。
まあねぇ、左ミドルじゃなく右ミドルだし、でも右の画像は、右ローからクイックで左ボディという(ユウスケの右足は上ったまま)力は加減しているけど容赦ないコンビネーションで、ケイゴふらふらだったよねぇ。
でも、カンもタイセイやジョーやカズサらと一緒に練習していることを考えると、ケイゴもユウスケにガンガン向かっていかないと。
できないっつう話しだよナ(笑)
それでも、ガンガンいこう。つうか、ついていこう。
同学年にユウスケみたいなヤツはいない!
んで、
最後は和む一枚を。
μは、ユウスケ相手に好き放題攻撃してました。
という金曜日でした。
ってなことで。