1年生と6年生と戸島教室!の巻

戸島教室昨日は10月6日の水曜日。ニュースといえば、ノーベル化学賞ですが、日本人2名を含む3氏に贈られることになりましたね。

ニュースでは、これで日本人のノーベル賞受賞者は18名とのことですが、正確にいうと17名かな?

2年前の2008(平成20)年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎先生は、1970年にアメリカ国籍を取得しており、日本では二重国籍を認めていないので、その時点で日本国籍を失っており、公式にはアメリカ人として受賞しています。

そんなノーベル賞のお話ではなく、戸島教室のお話。

戸島教室は低学年が多く、1年生2年生の割合が半分以上で、かつ練習日も週1回で、週2回の練習と特練コースのある代継橋道場や一般部と週2回合同で練習を行う武蔵ヶ丘道場に比べると、物理的な練習量が少ないのですが、その分、基本的なことを徹底して練習する道場でもあり、質では他の各道場と同等かそれ以上と思うのですが、低学年が多いので按分すると、各道場差は・・・ないなぁ(笑)

あ、按分って久しぶりに使った。

使い方間違えてないよなぁ・・・

そんなこんなで、

低学年の動きを見た後に高学年の動きを見ると、もう別格に違いがわかり、体格差などの部分もあるのですが、やはり1年生と6年生では、迫力が違います。

私も1年生の時は、6年生なんて、もう大人以外の何ものにも見えませんでした。

1学期の春に、小学校に進学した1年生の「お見知り遠足」ってのが必ずありますが、6年生は1年生とペアになり、手を繋いで遠足します。

6年生の頃、入学したばかりの1年生を見ると、もう完全に子どもで、その記憶は今も生々しくあるのですが、そんな可愛い1年生だった、当時私が手を繋いだ男子も、今では立派なおっさん(笑)

6年生の頃に見た1年生は超可愛かった記憶があるのですが、既におっさんと化している現実を思うと、やはり記憶というのは、美しき記憶というのは、記憶のまま頭に残していた方がいいと思う今日この頃。

そんなことはどうでもよくて、

そんな1年生や2年生中心の低学年の動きはまだまだなのですが、真面目にコツコツ練習しているだけあって、みんな、それなりに上達しているから子どもの成長ってのは面白いですね。

型の途中 1年生の方が上手かったり

6年生は、あと半年で中学生になるわけで、声変わりの途中なリョウタロウなど背も伸び、動きもダイナミックになるのは当然。

6年生 ヤンツー

低学年の多い戸島教室で一番大変なのは、実は「整列」だったりするのですが、昨年1年生だった現2年生が、1年生に対して並び方の指示をしているのを見る時には涙が出そうになります(笑)

指示するタイガ

上の画像ですが、左端に右手で並ぶ場所を指示している子がいますが、これはタイガ。

タイガ、指示してる!

びっくりしました(笑)

なんせ昨年は、並ぶことから延々と教えていたので。何度も何度も。

そんなこともありながら、

この日はみっちりとむっちりと基礎練習を行い練習終了です。

締め 黙想

そんな戸島教室ですが、やはり、一番盛り上がるのは、練習が終わったあとのお掃除タイム。

道場生の妹や弟も道場内を走り回り、緊張感の解けた世界はカオスと化します。

元気がいいのはいいことです。

お掃除タイム

デ、

枕にノーベル賞の話題を持ってきましたが、先に書いた通り、アメリカ人な南部陽一郎先生も日本人受賞として計算すると、今年の分も入れて、18名のノーベル賞受賞者がいる日本。

内訳は、

ノーベル物理学賞6名(湯川秀樹、朝永振一郎、江崎玲於奈、小柴昌俊、小林誠、益川敏英)。

ノーベル化学賞7名(福井謙一、白川英樹、野依良治、田中耕一、下村脩、鈴木章、根岸英一)。

ノーベル生理学・医学賞1名(利根川進)。

ノーベル文学賞2名(川端康成、大江健三郎)。

ノーベル平和賞1名(佐藤栄作)。

と、

ノーベル物理学賞の南部陽一郎(アメリカ国籍)。

凄いですね。

日本人として最初にノーベル賞を受賞したのは、ご存じ理論物理学者の湯川秀樹博士。昭和24年に受賞されています。

晩年、色紙に書いた言葉は「知魚楽」。

魚ノ楽シミヲ知ル。

『荘子』の「秋水」の最後の一句なのですが、有名な句ですね。

意味とかを説明、解説すると、超長くなるのでやめますが、理性と感性というか、空手にも通じるものがあって、「空手の楽しみ」「空手の素晴らしさ」を考えると、

魚ノ楽シミヲ知ル。

だな、と。

そんなこともどうでもよくて、

ノーベル賞のパロディ賞に「イグノーベル賞」ってのがあります。

これまたある意味有名な賞で、イグノーベル賞の受賞条件は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」であるのですが、本当に「マジかよ!?」ってな研究とかに与えています。

科学でもなんでもないネタ的研究が受賞することもあれば、ちゃんとした科学研究が受賞することもあって、パロディ賞なのでそうなのですが、このイグノーベル賞を受賞して、かつノーベル賞も受賞した科学者とかいるから侮れません(笑)

ちなみに、

日本人もたくさん受賞されてますよ。

わたし、結構イグノーベル賞楽しみにしていたりします。

マジでこんなことを長年研究していたのかよ!

って爆笑できるから(笑)

例えば、2007年に受賞した山本麻由さんの研究の受賞理由は「牛の糞からバニラの香りと味のする物質(バニリン)を抽出したことに対して」。

別に牛のクソからバニラの香りを抽出しなくてもいいじゃん!

なんでも、この受賞を記念して、この研究で抽出したバニラの香りを入れたアイスクリームを発売したとのこと。

調べるともう色々面白いですよぉ。

ガスマスクになるブラジャーを発明した人とか受賞していたりして、ガスマスクはわかるけどブラジャーの必要があるのか?と思いつつ、そのガスマスクになるブラジャーは、セパレートでガスマスクになり、片方を自分が使い、もう片方をカップルだったら彼氏が使うとかできるそうです(笑)

有名なところでは、「たまごっち」の開発者も受賞しています。

そんなイグノーベル賞が大好きです(笑)

さしずめ、

井上道場のイグノーベル賞は戸島教室。

とオチたところで終わります。


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