戸島教室のちびっ子ギャングたち!の巻

2009戸島教室井上道場には稽古場所が三箇所あり、ひとつは常設道場な代継橋道場、もうひとつは武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校と武蔵ヶ丘コミュニティーセンター)、そして最後のひとつが戸島教室(託麻東地域コミュニティーセンター)になります。

戸島教室も開設して二年になりますが、このブログで記事に取り上げることは少ないですね。

理由はいくつかあるのですが、同じ日に続けて武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の稽古があるので、ついついそちらのネタを書いちゃうってのもありますけど、ネタが少ないってもあります(笑)

基本的に戸島教室は他の道場と比べ年少者が多く、かつ井上道場では一番新しい道場なので上級者もいません。そういう理由もあります。

まぁ、理由になっていないんですが(笑)

そんな戸島教室の記事です。はい。

昨日7月1日水曜日。天気は悪くじめじめしたものでしたが、戸島教室の隣が小学校(託麻東小学校)なので、そこから雨の中歩いて戸島教室に来る強者もいたりして、髪の毛が濡れているので「傘ささなかったのか?」と聞くと「持ってきていません」とのころ。

朝から雨だっだろう!

昭和の頃は、こんな子どもたちがゴロゴロいたのですが、戸島教室には、まだまだいます(笑)

学校から自宅に戻るならまだしも、稽古して帰るので、「濡れた水分というのは体温を奪うということ、体温を奪われると体調を崩すということ、それ故雨に濡れたり練習で汗を流したら必ず汗や雨などの水分を拭き取ること」を話し(四年生なので話している内容は理解しています)、下校時であるならば、教科書やノート類が濡れてしまうのでその点も注意し、体が濡れるということを甘くみないようにと念を押しておきました。

山で雨に打たれ動けなくなるとか、真夏なのに海で動けなくとか、あれは体が冷やされ体温が奪われることによる運動機能の低下などが理由だったりして、「濡れる」ということは、実はあまり好ましいことではありません。

特に山や海など自然相手だと命取りになります。

そんなこんなで稽古開始です。

戸島教室は基本的な内容に特化しているので、他の道場よりも時間が少ない分掘り下げた稽古を行っています。

この日はミット蹴りまで行い、補強です。

補強と言えば井上道場、井上道場と言えば補強なので、恒例の「ミット運び」です。

戸島教室はキャパが他の道場に比べ狭いので、ミット運びの距離も短くなりますが、低学年が多いので、これは今のところ問題ないです。彼らが高学年になったら違う種目の補強をやるだけです(笑)

瞬発力、持続力、スピード、それらを向上させる陸上トレーニングのノウハウは腐るほどあります(笑)

戸島教室ミット運び1 戸島教室ミット運び2

もう何度もやっているので、だいぶ慣れてきましたね。

負けチームはジャンピングスクワットでした。

最後に全員で腕立て伏せを行い稽古終了です。

締めを行い正座して黙想!

黙想!

ミット運びだけ撮影しようとデジカメを構えていたのですが、補強も撮影しようと、デジカメを置くにはいい場所を見つけたのでそこに置いたまま忘れていました(笑)

稽古が終わり掃除やそのあとの雑談タイムまで撮影されていました。

掃除中にリョウトがデジカメをのぞき込んでいたり・・・

リョウトカメラに近づく リョウトの横顔

この日は、新しく入門した子らに道着を渡した日でもあり、掃除している子、道着を持っている子、既に掃除を終えた子、もうカオスです(笑)

カオス

戸島教室の一期生は、まぁ厳密にいうとリョウタロウやトワになるのですが、それにリョウトやユウキも含めると四人で、今は武蔵ヶ丘道場所属になったソウタも入れると、この五人だけが戸島教室で道着を着て稽古していました。

みんな最初はジャージ等だったのですが、それなりに着こなしてきているわけです(笑)

今では倍以上になりましたが、いっつもこの四名(五名)での練習だったことを思うと、戸島教室も狭くなってきたなぁと。

戸島教室一期

そんなこんなで置いていたデジカメのことなんてすっかり忘れていて、そのまま武蔵ヶ丘道場に向かおうとしていたのですが、井上雄一朗が「先輩、これ」と。

「あ、忘れとった!」

危ないところでした。

ちなみに、ミット運びからずっと撮影していた動画の最後はこれでした。

動画の最後1 動画の最後2

おまえかよ!

一枚目のやつなんですが、誰かに似ていると思っていて、ずっと考えていたのですが、井上雄一朗の父親に似ていました。

そりゃ親子ですもんね。

でもビックリするくらい似ています。

鬼籍に入りだいぶ立つのですが、もうそっくりです。

生前、一度しかお会いしたことがなく、それも朋友のH君と井上雄一朗と遊びにいって、彼を自宅(当時は国府)に送った際に「オヤジが挨拶するそうです」と突然家の外まで出てこられ挨拶しただけなのですが、あとで井上雄一朗に聞くと、「オヤジこう言ってました」と。

「体格がよかね」

当時私は軽重量級くらいだったと思うのですが、H君は完全に重量級(ウエイト制も重量級に出場していたし、全日本は無差別級なので)で、その二人が軽自動車(それも550CCの時代)から出てきて挨拶したわけですから、そうなるかな、と。

今思うと、もっとお話する機会はあったと思うのですが、結局挨拶と「体格がよかね」だけ。

逆にその一言だけだったのでよかったかもしれません。

H君や私に対する褒め言葉として。

あれから幾星霜。

井上雄一朗も随分とオヤジ殿に似てきました。

水は上から下に流れる。

今はまだ未熟な戸島教室のちびっ子ギャングたちも、これから稽古し、切磋琢磨して、先輩になり、彼らがそうであったように幼い後輩たちに色々教えていくんでしょうね。

そう思うと、時というのは「点」ではなく「線」だな、と。

そして、それは「面」になり、いくつもの線が重なり面になるように、いくつもの面が重なり複雑な図形(立方体)になり、それを「成長」と呼ぶのだろうな、と。

どんな「線」、どんな「面」になるかわからないのですが、確実に「線」も「面」も存在すると思うと、これはとても楽しいことであります。

閑話休題。
デ、戸島教室の稽古が終わるとダッシュで武蔵ヶ丘道場の稽古です。

が、これは次回の講釈で(笑)


戸島教室のちびっ子ギャングたち!の巻” へのコメントが 2 点あります

  1. お疲れ様です!
    ホント似てます。特に眉毛の下がり具合が・・・。私が親父さんを見かける時、玄関の前で腰に手を当て、いつも歯を磨いてました。 少なくとも80回ぐらいは見かけたと思います。あの光景、空気感が懐かしいです。いい時代に、いい場所で生まれたと改めて思います。

  2. おう、ゴウセイ!

    そうだね、ゴウセイだと、近所だからいっつも会ったり、例の大宴会で何度も会ってるね。

    それはそうと、今月の26日(日)にBBQやる。俵山の麓、西原で。

    スケジュールが都合付くのなら、カモン!

    私は飲まないので、運転は任せなさい。

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