ここ数日、ジメジメした天気で、どんよりとした雲が空を覆っているなぁと思っていると雨が降り出し、遠雷が聞こえてきたなぁと思うと閃光と轟音が響く、まさに梅雨な日々なのですが、井上雄一朗は早起き野球で頑張っているって知っていました?
4回戦進出なんですよね。チーム初らしいです。
先週から、明日も雨で中止です、明後日も雨で中止ですと聞いていて、昨日も中止だったので、いったいいつ試合あるんだろうと思っていましたが、今日開催されるそうです。
とにかく、球場に行け!とのこと。
この記事を書いているのが午前6時13分なんですが、もう始まっていますね。恐らく。雨は降っていないので。
グラウンドコンディションはどうなんでしょうか?昨日も雨は一時強く降りましたらかね。
ちなみに、井上雄一朗は四番打者です。
パワーヒッターですかね。
案外細かいので小技も出来ると思います。野球部に属していたことなんて全然ないんですが、中学時代から運動神経の塊のような男でしたから。
井上雄一朗の二学年上の先輩な、私の後輩がいるのですが、これがまた運動神経の塊で、どんなスポーツをやらせても上手い。
体は小さかったのですが、バネや筋力が生まれつきアスリートで、身長があったらアスリートとして名を残したろうなぁと当時思ったものです。まぁ、空手やらせたんですけどね(笑)
強かったですよ。軽量級なのに重量級の選手と真っ向勝負して負けませんでしたから。30㎏くらい体重差あった試合もありましたね。この体重差は反則ですよね。ボクシングじゃあり得ません。
無差別な空手だからあり得る対戦なんですが、現在だとどうなんでしょう、体重別のクラス分けも人口に膾炙して、無差別試合というのは、メジャーな会派の全国大会くらいしか行われていないんじゃないでしょうか。
その男と井上雄一朗がとてもよく似ています。運動神経の塊な身体能力以外にも、気性も激しく似ています。あんな気性なんですね。
私、そういう後輩ばかりいて、どんだけ苦労したかわかるでしょ(笑)
ここ、同情するところです。
まぁ、苦労なんてしてないんですけどね。
いいぞ、やれやれ!って感じで(笑)
みんな若い頃で、夢も希望も純白で、強くなるということがよくわからないまま、とにかく一生懸命稽古で汗を流していた頃です。
私の世代は、というか私一人なんですけどね、みんな途中で辞めちゃって気が付いたら私ひとり・・・
そんなある意味孤独な私の世代までは、理不尽なこともあったりして、いまとなってはいい思い出なんですが、とにかく、私は下にはそういうことはしまいと思って、現実に実践したわけですが、頭ごなしに井上雄一朗みたいな後輩を押さえつけても反発するだけ。ならば、どうするかと、若いながら、よくわからないながら、色々と考えて、考えるのも面倒なので稽古ばかりしていたのですが、背中を見せることだなと。
考えるのも面倒になって、かつ自分の稽古で精一杯だったので、一生懸命稽古していました。そういう姿を彼らはちゃんと見ているんですね。当時は色々なことがわからなく、とにかく一生懸命やりました。みんなそうでした。言葉を発しなくても一生懸命やっている姿を見て、彼らなりに何かを得たんだろうなぁと。今になって思いますが、当時はそういう概念すら思い浮かばず、なんだ、言うこと聞くじゃん!と単純に思ってました(笑)
代継橋道場くらいの大きさの道場(熊本武道館の二階小道場板張り)にですね、一回で70名から80名の道場生が稽古に来る時代です。全員入れないって話ですよ。まじで。
それも夕方からの一部稽古で、主に学生中心のクラスです。高校生や大学生、仕事の都合で一部に来た社会人もいて、そりゃ熱気がありました。
全員入れないんでどうするかというと、半分にわけるわけですよ。半分でも40名近くいますが、三分割には、稽古時間の関係上できなくて、二分割にするわけです。そして、武道館のまわりを走らせます。競輪場や水前寺競技場がある、あのあたりですね。そこを当時は二時間の稽古だったので、一時間走らせるわけですよ。延々と。
その間、走らない組は道場で稽古です。そして一時間たったら交替。そうやって稽古してました。一時間なんで小休止なんてないです。交替は総入れ替えで、指導する側も交替します。一緒に走るわけです。もうですね、体重減る一方でしたよ(笑)
夜のクラス(二部稽古)なんて平気で百人とか来るんですよ。稽古に。今からだと信じられないような話ですが、空手、フルコンタクト空手の稽古をさせてくれるところが今より少なかった、というよりひとつしかなかった時代なので、そうなのかなとは思いますが、それでもすごい数だなと。当時は、それが当たり前な世界だったので普通に思っていましたけど。
子どもはほとんどいませんでしたよ。当時は女、子どもの来る場所じゃなかったですから。
そんだけ人が集まれば色々な人がいます。ガリガリな人、ガッチリな人、笑わない人、笑う人、アレな人、コレな人、もうですね、今思うといい社会勉強になったなぁと感謝感謝ですよ。
同級生は学校だけの世界しか知らない。部活している友人も、他校の部活仲間くらいしか知らない。そんな中、年上、年下関わらず色々な人と接することが出来たのは、これはいい経験でした。
本当に色々な人がいて、違う意味で面白かったですね。そんな中から淘汰されて残った中のひとりが井上雄一朗なわけで、そりゃそうだろうなと。
前フリが長くなりましたが、一生懸命やった姿というのは必ず、必ず誰かが見ています。そして評価してくれます。当時も組手などは弱い先輩がいましたが、とにかく一生懸命稽古をする姿をみて誰もがいちもく置いていました。そういう強さもあるのだなと、当時思ったものです。
そういう意味では、当時私はくどくど言う方ではなく、逆にほぼシカト状態だったのですが、それでも井上雄一朗たちが反発もせず稽古をし、上が一生懸命やっているから自分たちも負けずに一生懸命やると自主的にやってくれたのは、よかったなぁと。
それから井上雄一朗も精進し、一生懸命見えないところで努力をし、それでも見てくれる人はいたわけで評価され、結果も残し、いま後輩を教えている。
メジャーな会派や選手からすれば、スケールの小さい話かもしれませんが、「朝露の一滴にも天と地がうつっている」という言葉もあるように、これは事の大小ではないなと。そう思うわけで、井上雄一朗も背中を見せて稽古しているんだろうなと思う次第であります。
まぁ、しょっちゅう雷は落としているみたいですけどね(笑)
悠々として、急いできたわけですよ。
悠々として、急げ。ですね。
朝から、なにを真面目な話書いているんだと思われるでしょうが、昨日ネタを仕入れ損ねて、書くことがなくなったので強引に書いているというのは内緒です。ラーメンのネタなんですけどね。近々書けると思います。
あ、早起き野球の話でしたね。
そろそろ試合は終わった頃でしょうか?
今日の試合結果は、本日の代継橋道場の稽古で聞いて下さい。
私も聞きます。
勝ったのかなぁ?