武蔵ヶ丘道場稽古風景の動画です。
デジカメのムービー機能で撮影したものなので音声はありません。
基本稽古、ミット蹴り、じゃんけん補強(武蔵ヶ丘道場バージョン)、締めになります。
この記事に貼り付けている動画には音声がありません。音声が出なくても、それが正常な状態です。
先頭で基本稽古を引っ張っているのは、3月に開催された極真館主催第4回ペガサスカップ中学1年の部で優勝した上村隼介君です。
「かみむら」と読みます。
中学生になり体も成長したので、帯がちょっと短いのはご愛敬です。3月度昇級審査で昇級したので、新しい帯で稽古に一層励んでくれるでしょう。
武蔵ヶ丘道場は少年部と一般部合同で稽古しています。前列に少年部、後列に一般部です。
映像は正直です。上段廻し蹴りで高く足を上げて(自分の限界の高さ)稽古している道場生もいれば・・・少年部!
カメラを意識して一生懸命な道場生もいますが、音声がないのが残念です。全員気合いを一生懸命いれて稽古しています。
ただ単にミットを蹴るのではなく、手技(突き)を入れての蹴りの稽古です。
手技(突き)を入れることにより、突きから蹴りへの体の動きが自然に身に付きます。
白帯の場合は蹴りのみで、まず「モノを蹴る」という感覚を体におぼえさせるのが大切ですが、宮崎由莉奈選手の場合色帯で、かつ身体能力も高いので、色帯にあったミット蹴り、すなわち手技からの蹴りを行っています。
突きを出さないで蹴るのと、突きを出して蹴るのでは、体の使い方、タイミング等雲底の差があります。
いい蹴りです。身体能力に頼った蹴りなので、もう少し軸足の返しや膝の使い方を覚えれば、さらにスキルアップします。今後の課題ですが、お簿の色が上がるにつて会得していくはずです。
同学年の男子が、この左ミドルをモロにレバーにくらえば、間違いなく悶絶します。
そういう蹴りです。
フリーのミット蹴り稽古です。持ち手が蹴りの種類や本数を口頭で伝え、蹴り手が即反応して蹴る稽古です。
俊敏性と判断力が求められます。
特に左右の蹴りの場合、素早いスイッチ(足の交差)を行い蹴りを出すので、俊敏性がないとキレのある蹴りが出せません。初心者(白帯クラス)には難しい稽古になります。
宮崎由莉奈選手は、このフリーのミット蹴りでも手技からの蹴りを出しています。いい稽古です。スイッチも無駄のない動きです。
少年部は一般部と比べスピード性があります。これは、身が軽いための特長です。体を作っている一般部にはないスピード感があります。試合でもスピード感あふれる組手の連続ですが、上体と下半身のバランスがとれていないと的確な技が出せません。そういう意味では、基本稽古や移動稽古で技の正確性を練り、ミット蹴り等で全身を使ったスピード感のある稽古を行うというのがセオリーになります。
由莉奈選手の隣りでミットを蹴っているのが妹の亜衣莉選手です。姉の由莉奈選手に比べると、帯の差が歴然です。もう少し稽古をすれば連続技もスムースに出せるようになると思われます。
この動画も音声がないのが残念です。凄い音がしています。
じゃんけん補強です。この日の武蔵ヶ丘道場では、列単位のバージョンで行っています。
二列になり、一組ずつじゃんけんをする。負けたら負けた方の列全員で補強を行います。あいこなら両列ともです。列後半になると、盛り上がってきます。最後だけ回数が違うので。
これも音声がないのが残念です。じゃんけんに勝った方の列の歓喜が伝わりません。
稽古の最後は中段突き十本で締めます。