ケイゴの二年半!の巻

ケイゴ、昇級先月後半、11月22日(日)に井上道場平成21年後期昇級審査を行い、その様子は過去記事「2009.11.24 2009後期昇級審査!の巻」に投稿しているのですが、昨年に続き今回も一発合格なケイゴの昇級状授与と新しい帯(青帯)の授与を、昨日、武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘コミュニティーセンター)で稽古前に行いました。

思い起こせば、幼稚園から空手を始めたケイゴですが、私が初めて見たのは小学校に上がって間もない2007年4月。

現在、弟のタクミが着ている道着を着て、あっちにピョンピョン、こっちにピョンピョンな「なんだコイツは?」と、10人いたら12人がそう言う、元気と返事だけは人一倍な道場生でした。

今年で三年生になっているのですが、昨年初めて昇級審査を受けると決めた時から、何かが変わって、そのまま時が過ぎています(笑)

ずっと確変!

昨日はユウスケに貰った道着を着ていましたが、昇級状と新しい帯を貰ってニンマリとしていました(笑)

2009後期昇級審査最高得点での一発合格だもんなぁ。

保留や追加審査がいることを考えると、やはり不思議だ。

あのケイゴが・・・

そんなこんなで、昇級状と新しい帯を授与されるケイゴを見てみる。

■ケイゴ、神妙

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井上道場の昇級審査は年に二回。基本的に春と秋。

各レベル毎に詳細な項目が設定され、そのレベルに達しないと、いくら修行年月が長くても昇級できません。

長くやっているから、小学校(中学校等)を卒業するから、で昇級(昇段)させても無意味です。

そういう、なぁなぁでの昇級は有り得ないです(笑)

だから、おそらく、とても厳しい審査ではなかろうかと思います。

そして、求めていることは、普段の稽古でやることばかりで、格段特別なことを求めているわけでもありません。

ちゃんと普段の稽古練習をやっていれば、普通に昇級できるシステムになっています。

出来なければいけないことを疎かにしたまま昇級させても、それは本人のためになりません。

それでも保留者が出たり、追加審査対象者が出ます。

日頃から言っていることを行えば、昇級審査なんて通過点でしかありません。

ケイゴがそうです。

それでも、ケイゴは小学校、中学校と続けても黒帯にはなれない。

黒帯は別格。

あのユウスケでさえも、中学生時代は無理。例え180センチ100キロあっても、無理と思います(笑)

色帯と黒帯の求められる差は、それくらいあります。

井上道場には、少年部一般部黒帯の区別がありません。

空手をやっていない人から見れば、少年部の黒帯も一般部の黒帯も同じ黒帯です。

わたしやこれを読んでいるみなさんが、道場に入門して、黒帯を締めた小学生に習うことってあるのでしょうか。

わたしはないと思います。

人を説得する。納得させるということは大変なことです。自分が理解していないことは人にも説明できません。例え理解していたとしても、それを具体化する手段(言語、教養、哲学)がなければコミュニケーションはとれません。

かといって、長年に渡り流した汗は否定できない。

けれども、それで黒帯は、ない(笑)

それくらい大変なもの。

という基準がある井上道場。

けれども、そういう基準をクリアして締める帯は、例え何色であれ自分自身に対する評価なわけで、なぁなぁじゃない分、説得力があります。

そして、この説得力というのは、空手以外にも通用します。

ではなぜ、少年部の黒帯が現実にいるのか?

この話をし出すと、いやらしい話になって、もごもごもごってなります(笑)

教科書的に、国会答弁風に、無難に、当たり障りのない感じで言うと、まぁ、つまり、「共通のフォーマットがない」というヒトコトになるのかな?

剣道や柔道には「共通のフォーマット」がありますね。空手には、残念ならが、今のところ、ない・・・かな。

ご存じでしたか?バンクーバー五輪が近くなりテレビではウインタースポーツの花形フィギュアスケートの大会がオンエアされていたりしますが、フィギュアスケートにも「級」があります。

空手で言う一般部を「シニア」といい、その下に「ジュニア」「ノービス」ってあります。「ノービス」は「ジュニア」よりさらに下の年代。そしてAやBとさらに細分化されています。基本的に年齢別です。

大会には「級」による出場条件があり、それで同じレベル同士で競う大会になっています。採点競技なので実力差は上と下ではありますが、さすがにオリンピック競技「共通フォーマット」はあります。

フィギュアスケートに「級」があるのって面白いですよね。

テストがあって、それぞれの級に応じたバッジが貰えるので「バッジテスト」と言われます。

まぁ、難しい話はおいといて、

二年半前のケイゴを見てみる。

な~んもできない、声だけ、返事だけ抜群な一年生でした(笑)

■ケイゴの二年半前(グダグダ太極その1)

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真ん中の白帯が当時一年生のケイゴですが、向かって右側にいるリョウヘイへいへ~い♪の小ささに驚愕です(笑)

このまま何事もなくいけば、六年生で茶帯かぁ。

ユウスケの道だなぁ。

あの、冷たいユウスケがケイゴやタクミは可愛がるからなぁ(笑)

物事、一生懸命やって損は絶対にないわけであります。

そんなこんなで、稽古も終わり、今日は寒いねぇなどと話していたのですが、ハリウッドスターは腕立て伏せやってました(笑)

「あと何回?」

と聞くと、

「100回です」

と言ってました(笑)

すぐに終わったんですけどね。

秋岡塾の女子部が代継橋道場に出稽古に来た時、噂のハリウッドスターを見たくて、更衣室でガン見したそうです。

すごい筋肉美でした。

とのこと。

なんか、出稽古の意味ないなぁ(笑)

さすが、ハリウッドスター二世。

ハリウッドスターの腕立て

明日(日曜日)は大分行きです。

寒そう!

ってなことで。


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