令和元年(2019年)7月28日(日)は甲佐中学校体育館にて、(一社)国際空手道連盟極真会館熊本県早田道場主催の「第1回 熊本県極真空手チャレンジカップ」が行われました。
純粋な初級者対象の錬成大会になります。
井上道場からは、タイキ、カイ、カナタ、ユウヤ、ユウキの戸島教室や武蔵丘道場で練習する白帯5名がエントリーしました。
そんなこんなで、
真夏の大会でお天気も良く、セミがワンワン鳴く中、会場に到着したのですが、甲佐は長閑な地域で熊本市内よりも気温が低く、
もちろん、夏なので暑いのですが、運動公園体育館で開催されるムサシカップの感覚でいたら、
「あれ、こっちは涼しいや」
となりました。
汗だくなんですが(笑)
目次
初級クラスの大会
そんなことはどうもでよくて、
代継橋道場でいつもは練習するオカネさんやソラト親子は、代継橋道場の練習日に練習できない時は、戸島教室や武蔵丘道場に来て練習したりします。
必ず、ルーチン練習をこなすため。
なので、
今回エントリーする道場生も見知っていたりして、今大会では、初級クラスの白帯ばかりですから、大会に望む道場生らのために(フォローしたりするため)、応援に駆けつけてくれていました。
「いや~誰もミットとか持ってきてないんですよ」
と、選手権大会レベルだと考えられない状況に苦笑しつつも、
「とりあえず、アップさせときました」
とフォローしてくれていました。
お世話になりましたッス。
どこもそうだった
周りを見ると、どこもそうで、ミット使ったアップしている選手は数名しかおらず、初級大会なので、
これでいいのだ、
とバカボンパパの名言を思い出しました。
奮闘
デ、
とにかく、ほぼ全員、初級者で、大会に始めてエントリーする選手もたくさんで、そんな選手のための、チャレンジする大会なので、どちらかというと、頑張れ頑張れと声を出してしまう感じでした。
大会は試合経験を積むためのリーグ戦なので、勝敗に関わらず複数回試合をします。
特に初戦などは、お互いガチガチに緊張しているわけで、その緊張感すらも経験になるわけです。
そんな中、
タイキ、カイ、カナタ、ユウヤ、ユウキらも試合を行い、
最初の試合で負けて魂の抜け殻状態になったカナタや、二回目の試合で負けて号泣するカイや、リーグ戦全部終わったらトーナメントで試合ですか?と訳のわからないことを聞くタイキらで、
もう、カオスですよ(笑)
全員三回試合をしました。
みんな奮闘しましたです。
結果とか
4名のグループでリーグ戦で三回試合をし、入賞は優勝と準優勝の二名。
残りの二名にはチャレンジ賞が送られました。
大会に出る、試合に望むということは勇気がいることなので、チャレンジ賞は、そのとおりだな、と。
全勝したタイキとユウヤが優勝、二勝一敗のカナタとユウキが準優勝、一勝二敗のカイがチャレンジ賞な結果でした。
泣き虫の笑顔
三勝して優勝したタイキとユウヤは、練習でよく泣いて井上先生によく叱られていた二人。
ユウヤ
昭和顔なユウヤは、この日、鹿児島から祖父母が応援に駆けつけ、そんな中で、一生懸命頑張った。
また泣くかと思ったよ(笑)
タイキ
一緒に入門した従兄弟に負けじと基礎体力運動だけは真面目にやってきたタイキも、今まで試合で一度も勝ったことが無い中、最後まで諦めることなく試合をし頑張った。
もう上級生だから下級生のお手本になるように、これからもっと頑張ろう。
よく泣く二人がチャレンジカップで優勝したので、今後は次のステップへと目標を上げて練習していこう。
自分に勝つのは難しい
カイ
カイは二連敗後、超ブルーになり、まるで星になったかのようでしたが、最後の試合では最後まで諦めず、結果を出すことができました。
この一勝は大きいのよ。
大会は、どんな規模であれレベルであれ、勝負なので勝ち負けがあります。
が、
試合相手に勝とうが負けようが、それが一番大事ではないです。勝負なので勝つために努力することは大変重要で、勝ちと負けでは雲梯の差があるのでとても大事なことなのですが、一番ではない。
一番なのは、自分に勝つこと。
だいたい、
試合では、相手に負ける以前に自分に負けてます。
自分に勝つというのは、大変難しいのです。
自覚できるのは、30年で1度か2度くらいですから(笑)
カイは、少なくとも、それに近いことをやったのではないかと思う今日このごろです。
カナタ
最初の試合で負けて、一番最初に星になったカナタですが、二回目の試合で勝つと地上に戻ってきました。
ガッツはあるのに空回りするカナタなので、今後は星にならないように注意して、さらに頑張っていこう。
ユウキ
一番初級者なユウキは、空手歴がエントリーした他の道場生より短く、上段ガードも知らないので三回目の試合で上段回し蹴りもらって敗退しましたが、今はそれで十分なので、これから練習して色々とおぼえていこう。
つうか、
もっと大きな声で喋れ(笑)
ボソボソと喋るな。ヒロトかよ!
最後は記念撮影
閉会式・表彰式後には、全員で記念撮影が行われました。
みんなどこにいるんだろう?
と思っていたら、
井上先生が、
「ど真ん中にいますよ」
と。
あ、ホントだ。
カナタ、カメラ目線(笑)
最後に
極真会館熊本県早田道場の早田師範はじめ大会スタッフの皆様お世話になりました。
大会に参加された各道場の先生方、選手のみなさん、保護者や関係者の皆様お疲れさまでした。
また、同大会でお会いしましょう。
ってなことで。