「ケツの穴です!」と叫ぶヒカル de 月出道場!の巻

月出道場一週間くらい前の4月7日は火曜日で月出道場の練習日でした。代継橋道場でも同時間帯で練習やってます。

この日、一般部クラスまで居残り練習したマコ、カンタとヒカルという先輩相手の対人練習で一本勝ち。

なかなか珍しい技でした。

そんなこんなで、

夕方からの少年部クラスでも、対人練習を行っていて、こんな感じで、色帯の先輩は白帯や初級者に胸を貸すような対人練習。

少年部クラスでの対人練習

色帯は胸を貸す

そんな中、

カメラ目線を忘れないゲンセイだったり。

なんでお前にピントが合ってるんだ!

ゲンセイ

対人練習が終わると、補強をやって少年部クラス終了です。

引き続き、一般部クラスになるのですが、火曜日の月出道場一般部クラスは、基本的に、参加者が少なく、少ない方が、細かな空手の技を指導したり研究できたりするので個人的には好きだったりするのですが、

少年部クラスからゲンセイとマコが居残り練習として参加し、ヒカルが一般部クラスから参加しました。

中学生になったカンタと一般部なゲンセイパパは、逆に少年部クラスから参加していたり。

このメンツで練習開始。

練習後半からは、対人練習になります。

一般部クラス対人練習開始

デ、

まぁ、

技を限定した対人練習をやって、具体的には、使っていい技は「(中段)前蹴り」と「(中段)後蹴り」だけという内容。

対人で後蹴りを出すタイミング、間合い等の練習のための限定対人練習で、後蹴りをそのまま出すより、だいたい、前蹴りで繋いだりするパターンが多いので前蹴りも可。

つうか、

前蹴りから後蹴りの連続技、これのタイミングや体の使い方などの習得も目的だったりします。

なんですが、

マコの前蹴りって、足首を伸ばし、中足を返した基本通りの前蹴りの形ではなく、

足首を曲げ、中足も返さない形。

これ、画像で見るとわかりやすいです。

マコの前蹴りの形

このままヒザを伸ばし、足の裏が当たるような、全然前蹴りにならない形(笑)

また、中足が返ってないので、相手の払いや捌きやブロックで、自分の足を痛める(指先を痛める)、自爆しやすい形でもあります。

鍛錬した人がこの形で前蹴り系を蹴ってきたら、そりゃ恐ろしい技なんですが(上地流とか使うかな?)、マコレベルだと、

たんに、

ヘタクソな前蹴り(笑)

が、

これが急所に刺さると話は別です!

急所ってのは、鍛えても鍛えられない箇所、ささいな衝撃で悶絶する箇所、等のことですが、

一番分かりやすいのは「目」です。

どんな屈強な大男でも、目に小さいゴミが入れば、視界は奪われ無防備になります。

鍛えた拳足も必要なく、砂や紙の切れ端やチリでもいいです、そんな些細なものでも、目に入れば、人は無防備になる。

だから、ポイント制の伝統派空手でも「貫手」は反則技になってます。

他に、ノドや金的などいろいろと急所はあります。

もともと、空手というのは、この急所をピンポイントで攻める武術なわけで、本来の空手ってのは危険極まりないえげつないものなんですよ(笑)

マ、

動いている小さい的に正確に攻めるというのは、とても困難なことではあるのですが。

そんなことはどうでもよくて、

このマコのへたくそな前蹴りの形が、ヒカルの急所に刺さりました!

前蹴りと後蹴りだけの対人練習中で、ヒカルは後蹴りを出すために回転します。

一瞬、相手に背中を見せます。

マコは、ヒカルの圧力に下がっていたので、

「ヒカルが背を向けたら背中を蹴れ」

と指示していたのですが、そう簡単に出来るものではないわけで。

その代わり、

下からすくい上げるような、基本練習の金的蹴りみたいな前蹴りを出しました。

下からすくい上げるような形なので、そしてマコの前蹴りの足先の形なので、足の指先が下から上にいく感じで、つうか行っているのですが、背中を向けたヒカルにヒットします。

ええ、

下からなので、ケツです(笑)

ヒカル悶絶!

マコのケツ蹴り連続写真

ヒカル悶絶

内もものスジのところとかに当たったのかな?

痛い箇所ではあるので、

とか思い、

「どこに当たったんだヒカル?」

と聞くと、

「ケツの穴です!」

と叫ぶヒカル(笑)

マジか!

そこ急所だぞ!

叫ぶヒカル

そりゃ悶絶するワ。

久々に、ヒカルの真っ青な表情を見ました。

ヒカル効かされる

ケツの穴って、普段は見えません。お尻の肉に挟まれているので。

後蹴りを蹴りにいっているので、お尻の肉が割れて、そこに、マコの不完全な前蹴りヒット。

前蹴りと後蹴りだけの対人練習ならでは。

また、マコがヘタクソが故の結果。

ケツの穴は急所なのです。

寝技で亀になった相手を崩す裏技にも「ケツの穴に指を入れる」ってのがあるくらいですから。

鍛えようがないもんなぁヒカル。

締まりは良くなっても、入るから(笑)

試合だと、滅多にない、ほとんどないですが、こういう結果になれば一本です。

反則でもないし、金的に当たったと誤魔化そうとしても、悶絶するし、

反射的に金的とは逆のお尻に手がいくし(笑)

その時点でバレるし。

珍しい技の決まりを見ました。

ヒカル、ずっとケツ押さえてました(笑)

ゆるくなったら大変だもんなぁ。

ヒカルも苦笑い

ケツの穴をずっと押さえていたヒカル

そんなこともあり~の、

対人練習は続きます。

対人練習続行

そんな中、

「もうこういうことはないだろうナ」

と思っていた、マコのケツ蹴り。

今度は、

カンタが餌食になりました(笑)

ちょ!

マジで!

マコはカンタと対人練習

これも連続画像で見てみる。

やはり、マコは、足首を曲げて下からすくい上げるような形の前蹴りという。

今度はカンタにケツ穴蹴り

もちろん、

カンタも悶絶!

カンタ悶絶

カンタ、相手に背中を見せたまま蹴る「馬蹴り」の要領で、当たってもマコにダメージがないよう気を使って蹴りにいっているのですが、

マコが三日月蹴りみたいな軌道で前蹴り蹴っているので、ヒカルよりお尻を締めているカンタのデリケートな箇所にヒットするわけで。

狙ってやってるならマコは天才だけど、

狙ってやってないからね(笑)

二度も起こるとは!

そんな、

マコのケツ穴蹴りを見てみる。

ヒカルとカンタは「マコのケツ穴蹴り被害者の会」会員。

■マコのケツ穴蹴り 2015.04.07(火)

そんな珍しい技が二度もあり~の、

対人練習中には、色々な技術的指導を、きっちり、みっちりやっています。

ある技の使い方指導中

ヒカルもカンタも立ち方がなぁ・・・

わかる人は、見れば何を指導しているかわかります。

具体的には説明しないですよ(笑)

ヒントは、ナイファンチ。

という、

先週火曜日の月出道場でした。

ってなことで。


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