暑いですね。暑いです。もう、たいへんに暑い。6月で梅雨なはずなんですが、気分は真夏です。
これで蝉がワリワリと鳴いていたら、本当に、夏!
練習でも、練習前から汗をかき、準備運動で汗をかき、練習で汗をかき、練習後も汗をかき、水分がどんどんどんどん失われるので、こういう気候の時は随時水分補給して脱水症状にならないよう注意が必要ですね。
それにしても、暑い。
そんなこんなで、
6月12日(水)、武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校体育館)のお話。
井上雄一朗は、月出道場のフォローに行っていたので、途中まで練習の指揮をとり、その途中で井上雄一朗とイワハシ先生が到着したので、小休止のあと、スキル別に分かれての練習になりました。
この日はイワハシ先生がいたので、中級以上、初級その1、初級その2と三つのグループに分かれました。
中級以上は、みっちりと型の練習。
初級その1は、初級と中級の間くらいなスキルで、ここにはユウタとナツキがいて、イワハシ先生が基礎動作をみっちり指導です。
デ、
残りの初級その2はというと、これは幼年部(コジロー、コウタ)と新一年生なゲンセイの三人で、わたしが担当しました。
一番早く小休止した(笑)
ゲンセイは、中級以上が練習している型の動作を見よう見まねでやっていたりして、
やはり、
安三(ヤンツー)は、少年部は食いつくな、と。
一方、コジローはというと、
しっかりと水分補給し、
コウタのお世話をしていました(笑)
見学時の立ち方だとか、コウタは親指を握り込むクセがあるので、それではダメだと直したり。
ただ、
これ、何回も何回もやってて、そんなにしつこくする必要ないんじゃ?
とか思ったというのは内緒。
コウタにも、
「コジローうざかったら、うざいって言っていいぞ」
と言ってみたり(笑)
そんなこともありつつ、練習終了。
練習後、南ヶ丘小学校体育館の外でのまったりタイム中、体育館入り口の階段のとこで虫を発見。
残っていた少年部が盛り上がります(笑)
「オケラだ!オケラだ!」
と盛り上がっています。
見てみると、本当にオケラ。
オケラって、地中で生活する昆虫で、めったにお目にかかれない虫だったりします。
正式名は「ケラ」だそうです。
漢字だと「螻蛄」。
絶対読めない・・・。
実は、この前日の月出道場でもオケラが出現して、その時、リュウノスケが、
「あ、これオケラだ!」
と言っていて、わたしも少年時代にしか見たこと無かったので、
「へぇ~リュウノスケはオケラ知ってるのか。どこで見たことあるの?」
と聞くと、
「初めて見ました」
とのこと。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
そんな話を小休止中にリュウノスケパパとしていたら、
なんでも、リュウノスケは図鑑を結構読み込むそうで、実物を見たことなくても、オケラの容姿を理解していたのでわかったとのこと。
なお、
リュウノスケパパは、練習場所である南ヶ丘小学校のOBで、
「もう校庭とかオケラたくさんで、しょっちゅう見てました」
と話されたあとだったりもして、
その直後、本当にオケラが出現したので爆笑しました。
昔は学校中にたくさんいた、的な意味かと思ったら、今もだったでござるの巻。
リュウノスケ、二日連続で練習後にオケラに会う(笑)
地中で生活する生物って、なんかの拍子に偶然見かけるくらいで、わたし、オケラの実物みたの大人になって初めてだったりします。
前脚がモグラみたいなんですよね、オケラって。
土をかく機能として進化しているから。
モグラは哺乳類で動物でオケラと全然別のグループの生き物ですが、前脚に関しては、ほぼ同じような形をしています。
地中で生活するために特化した前脚に進化したのですが、
これを、
「収斂進化」
といいます。
「しゅうれんしんか」と読みます。
異なるグループの生物が、同じような生態的地位(この場合、地中での生活)についたときに、身体的に似たような進化をすることなんですが、オケラとモグラの前脚については、よく例にされますよね。
本当に似ているかたち。
ある機能に特化して進化しているわけですが、見るからに機能的な前脚を持つオケラです。
持ってるの、リュウノスケパパです(笑)
それにしても、
何十年と見ることの無かったオケラを、わたしも二日続けて見たわけで、少年時代の、あの夏のワクワク感(昆虫取りに熱中したような)を、少し、思い出したような気がします。
気のせいかもしれないけど(笑)
という、オケラな水曜日の武蔵ヶ丘道場でした。
あ、
記事タイトルは「武蔵ヶ丘道場とオケラ」ですが、
これ、
間違って「武蔵ヶ丘道場とオナラ」と読まないように!
ってなことで。