鍛錬器具、つまりトレーニング器具のことですが、に「ブルガリアンバッグ」というものがあります。
Bulgarian Bag。Bulgarian Training Bagとも。ブルガリアンつうくらいだから、ブルガリア発祥のトレーニング器具と思いますが、普通、ブルガリアといえば、もちろん「ヨーグルト!」。
日本では、まだ馴染みのないブルガリアンバッグですが、ブルガリアは東ヨーロッパの国。冷戦時代には(1944年にソ連に侵攻されて衛星国家になった経緯があるので)もちろん東側だったわけで、その当たりにも、日本で馴染みのない理由があるのではとか思ったりしています。
デ、
ダンベルに取っ手がついたケトルベルや中近東の鍛錬具コシティに似ているクラブベルに比べても、まだ知名度は低いんじゃないかと思うのですが、基本、ブルガリアンバッグはサンドバッグ(砂袋)なので、安全性から見ると、固い鉄の塊や固い木製のそれらよりも使い勝手いいんじゃね?
と勝手に思い、かつ、日本では販売されてなく(海外から買うと高い!数万)、でも簡単に自作できるというのがわかったので、
よし!作って鍛錬してみよう!
と思いました。
あ、サンドバッグときくと、道場などにぶら下がっている、突いたり蹴ったりするサンドバッグを想像しますが、トレーニングの世界では、サンドバッグは、普通に砂袋。つうか、砂(オモリ)のはいったバッグです。
砂袋と聞くと、空手関係者だと部位鍛錬用の砂袋を思い出しますが、担ぎ上げたり、振ったりして体を鍛える器具の方です。
話を戻して、
ブルガリアンバッグを自作するために何が必要かというと、タイヤのチューブ。車の。
なので、ジョーパパに、
「車のタイヤチューブないですか?中古の」
と聞いたのですが、
「今、日本の乗用車は、ほぼすべてチューブレスタイヤです」
という、明確な回答が戻ってきました(笑)
ダメじゃん!
もうこの時点でダメじゃん(笑)
とか思ったのですが、ジョーパパに聞くと、どうやらトラックのタイヤはチューブらしいので、かつ、そんなタイヤを外してくれと頼まれているので、その際確認しますとのお返事。
いえぇい!
結論からいうと、チューブありました。
そんな中古タイヤチューブから自作したブルガリアンバッグの記事は、細かく別記事で投稿しようと思います。
一応、プロトタイプとして零号機を作成したのですが、なんせ本物を見たことがない、作り方も外国人のトレーニング愛好家が自作している動画を参考にしている、つう具合なので、適当です(笑)
それでも、立派なトレーニング器具が簡単にできてビックリしたのですが、この作り方等は別記事で投稿します。
ほんで、
出来上がったブルガリアンバッグがこれです。
スーパーに売ってある「骨付きウインナー」にしか見えません(笑)
もう作っている時からそう思っていました。
お、お、美味しそうじゃないか!
って(笑)
持ち手のハンドル部分が長すぎたのですが、放置しています。
中身は砂。というか、園芸用の土(正確には軽石の一種)。一番安いやつを買ったので。
体幹鍛えるので、あまり重量は必要ないのですが、そのため、なるべく軽くなるように(なんせ初めて使う器具なので、重すぎて怪我とかしたくないわけです)したのですが、測ったらジャスト10㎏ありました。
こいつをどういう風に使うのか?
ってのも別記事で詳しく書こうと思っているのですが、やってみて、想像以上に効きました。
基本、ブンブン回したり、フリーウエイトでいう「ハンマーカール」や「フレンチプレス」などやったり、担いでスクワットやったりレンジやったりと、もう色々なトレーニングが出来ます。チューブに入った砂なので、ぶつけても「あ痛っ!」ってなりません。
ブンブン回す動作を「スピン」というのですが、これが腹筋背筋はもとより、おそらく脊柱起立筋などのインナーマッスルに超効きます。つうか、効きました。
月曜日に作って、秋岡塾に持っていって色々やったのですが、もう火曜日に普段使わない色々な箇所が筋肉痛(笑)
インナーマッスルまで。奥の方にある筋肉なのに。
めちゃ効果あるじゃん!
秋岡塾では、タイセイやカズサが、
「これなんですか!」
と目をキラキラさせて、教えると興味津々でやっていたのですが、さすがに重いわけで、ユキコなんて体の方が吹っ飛んでいました(笑)
今度軽いの作ってやるから。
ジョーパパによると、既に頂いた分を含めてタイヤは三本あるそうで、つうことは、あと二本チューブが手にはいるわけで、ひとつは自宅用、ひとつは代継橋道場用、ひとつは秋岡塾用に使おうと思います。
ということなので、ジョーパパ、
「あ、残り二本はいつでもいいっすよ!」
と軽く言いましたが、本音は、
「速攻欲しいッス!」
です。はい(笑)
井上雄一朗も、このブルガリアンバッグには興味津々だったのですが、
「作って使ったけど、めちゃいいよ、あれ。でも、疲れて秋岡塾に置いてきたままにしちゃった!」
と、私の自宅になかったので少し残念そうな表情(笑)
今日秋岡塾へ行くので、その時持って帰ろう。明日は武蔵ヶ丘道場だし、持って行けるナ。
そんなこんなで、
月曜日は、練習前、練習後とブルガリアンバッグを使っていたのですが、練習後、ひとりスピン等サーキット形式でハァハァ言いながらブルガリアンバッグを使っていたら、タイセイが、
「あ、あの、腕立て伏せやればいいんですか?」
と言ってきました。
「え?3月試合出るんだよね。この時期だから特練だよ!」
と回答。
聞くと、別大会ですがカズサも3月試合とのことだったので、
「カズサもなの?だったら二人で心肺機能強化用ミット蹴り込みチャッチャとやる」
と続けました。
ジョーパパに頂いたチューブで作ったブルガリアンバッグを見せようと持ってきた日に限って、ジョーは風邪でお休みだったりしています。
ユキコにタイマーお願いして、一気に心拍数上げる蹴り込み開始。
タイセイは代継橋道場への出稽古や昨年やっている練習ですが、カズサは確か初めてのはず。
経験者のタイセイは、
「うへ、やりたくねぇメニュー~」
という表情だったのですが、あと2ラウンドくらい楽勝な感じでした。経験者のタイセイを先にやらせて、練習内容をカズサに覚えさせたのですが、初めてだとなかなか動けないんですよ。
が、
しかし、
カズサ、初めてにしては軸もしっかりしていて、ちょこっと動画撮影したのですが、あとで井上雄一朗も見て、
「最初からこれだけやれるのはすごい」
と絶賛。
真顔で汗吹き出しながら練習するカズサを初めて見たかも知れない(笑)
カズサも、あと数ラウンド楽勝でいけそうでした。
ビックリしました。
つうか、おまえらスタミナばけもんだね(笑)
ええ、
実は昨日3月2日水曜日の戸島教室と武蔵ヶ丘道場のネタないので、このネタ書いているんですが、それは内緒ということで(笑)
ブルガリアンバッグネタも、材料が揃ったところで書くつもりでしたが、一部使ったというのは、これも内緒内緒。
強引に締めますが、
体幹は、二立歩行する人間の基礎の部分なので(上体を支えたりバランスとったり)、しっかりと鍛えましょう。とりあえず、腹筋背筋鍛えれば体幹鍛えることになりますが、インナーマッスルも鍛える、と。
あ、ブルガリアンスクワットってエクササイズもあり、これも体幹鍛えられますよ。
昨日、ケイゴに教えましたが、理解できなかった(笑)
ってなことで。