黒帯vsお団子はお団子の勝ち!の巻

黒帯誕生先週の土曜日、12月11日は代継橋道場の練習日。平成22年後期昇段・昇級審査で合格した道場生に、昇級状と帯の授与を行いました。

毎回のことですが、級が上がり帯の色が変わるのは、目に見える努力の証でもあるわけで、審査結果発表時に負けず劣らず、各道場生の瞳がキラキラと一層輝く瞬間でもあります。

そんな中、昇段審査を受けたハリウッドスターも無事合格し(一発合格じゃないですが)、他の道場生と同じく瞳をキラキラさせていました。

つうか、ニヤニヤ(笑)

平成22年後期昇段・昇級審査は11月7日(日)に行いました。一発合格組は、昇級状に昇級年月日として審査日が明記されていますが、追加審査組は、期限である11月30日(火)の日付が明記されています。

飛び級追加審査なので、そう焦ることもないですが、そのため、同じ審査でも昇級日に違いがあるというもの凄く細かいネタ。

そんなことはどうでもよくて、

まず少年部練習前に昇級状と帯の授与を行いました。

ハヤト リュウト

アズサ リョウ

ユウガ リュウタロウ

授与が終わると、速攻で帯を締め直します。

もうみんな瞳をキラキラさせて、速攻で新しい帯に締め直します。

新しい帯を締めた姿は真新しく、違和感すら感じるのですが、本当に嬉しそうな表情はいつ見ても新鮮です。

デ、

ニヤニヤしちゃうわけです(笑)

わかるわかる。うんうん。

アズサニヤニヤ リュウトニヤニヤ

アズサなんて、普段は絶対やらないのですが、幼年部や低学年がやるように、帯を手で触りブラブラさせてましたから(笑)

人間の表情というのは豊かで、顔だけではなく、体全体で喜びを表すものだと改めて実感しました。

武蔵ヶ丘道場のケイゴが少し遅れて到着し、彼も審査を受けているので昇級状と帯を渡しました。

あのケイゴがねぇ・・・

二回連続昇級審査トップ合格で、審査の各項目でも満遍なく課題クリアで、通常練習時も優等生。あとはヘッドワークだけなのですが、これは無理かもしれないケイゴ(笑)

ケイゴ

少年部クラスのあとは一般部クラスです。

師走に入り、社会人は仕事等が忙しくなる時期で、なかなか練習に来るのが大変な時期なのですが、この日はハリウッドスターへの黒帯授与の日。

こういう日に限って、やはり師走なので練習に参加する道場生が少ない一般部。

あの皆勤賞なオカネさんまで風邪引いちゃって・・・

マ、

ハリウッドスターの運命。

少年部クラスから引き続き練習する道場生が多かったので、それがせめてもの救いだったかも。

少年部では、アズサやリュウトのニヤニヤが印象的でしたが、もうですね、ハリウッドスターはそれを簡単に凌駕していました。

一発合格ではないので、追加審査の課題を先月末クリアし、昇段したかハラハラしていたハリウッドスターですが、こっちもそう簡単に「合格!」とは言わないわけで(実際は合格なんですが)、もうずっと緊張していたハリウッドスター(笑)

先週別府で行われた紅拳士全日本空手道選手権大会の開会式前に、連盟から昇段状の授与があったので合格したと判明したわけですが、帯はまだでした。

その黒帯が届いたので授与を一般部練習前に行った次第です。

もうですね、名前を呼ばれる前から満面の笑みですよ。

微笑みながら前に出てきていました(笑)

「ニヤニヤするな」

と言われていました。

このあとにも言われていました(笑)

名前を呼ばれる 微笑みながら前に出る

井上雄一朗が色々話しているのですが、視線は黒帯一直線!

おまえはエサを前にしたサルか(笑)

黒帯を前にして 黒帯に視線一直線

このあと、すぐに帯を締め直して列に戻るのですが、この黒帯がギッチリと梱包してあって結構時間かかりました。

後ろから見ていましたが、小声で、

「うれしい、うれしい」

と言いながら茶帯から黒帯に締め直していました。

黒帯を準備する 結構きちきちに梱包されてました

黒帯を締める こんな感じ

ハリウッドスターは、空手暦9年かな?

今年で10年目だったような。

黒帯取得に9年修行したわけで、そりゃうれしいはず。

井上雄一朗や私の先生の先生の言葉に、

「石上十年」

ってあります。「石の上にも三年」から来た言葉で、空手には「握り三年、立ち方三年、突き方三年」って言葉があるので、それで空手修行の第一段階は約10年かかるって意味で、それくらい修行しないさいって意味でもあります。

ハリウッドスター、丁度いいわけです(笑)

ちなみに、井上雄一朗は10年以上です(笑)

わたしが5年半。

ハリウッドスターにしてみれば、そりゃ重みがあるはず。

これから、さらに「稽古」ですナ。

「稽古」

これは「稽古照今」という熟語で使ったりもします。「けいこしょうこん」。『古事記』にあります。

「稽古」自体は「古(いにしへ)を稽(かむがへ)る」て意味です。「いにしえをかんがえる」って意味で、そのままの意味です。

武術の世界でいうと、過去の達人であった先人たち、つまり「古(いにしえ)」に近づくための修練という意味ですかね。

「照今」とは「今に照らす」で、「今に活かす」くらいの意味でいいかと思います。

「温故知新」と似た熟語ですね。

そういう意味が「稽古」にはあるので、武術の世界だけではなく、芸事(お芝居とか)や茶道でも「稽古」って表現しますね。

『古事記』はご存じの通り日本最古の歴史書です。古い書物です。その中に出てくる言葉なので重みがありますが、おそらく多くの人は「稽古」とは「練習」と同じ言葉と思っていたはず。

わたしもそう(笑)

あ、「練習」って言葉の意味は、たしか反復するってな意味だったような気がします。

言葉として「稽古」と「練習」を論じた学術論文があったと思うのですが、読んだはずなのですが、色々忘れちゃっています。結構面白かったような記憶があります。なるほどなぁと。

そんなこともどうでもよくて、

「石上十年」で黒帯になったハリウッドスター、これから「稽古」に頑張ろう!

黒帯ハリウッドスター

上の方で「ニヤニヤするな」と井上雄一朗に言われたと書いていて、そのあとも言われたと書いていますが、黒帯を締め列に戻った時に言われていました(笑)

ここで言われた

そんな、やっぱり嬉しいのでニヤニヤしてしまうアズサやハリウッドウスターを見てみる。


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ちなみに、

この日、練習後、特練でユウスケのミット持ちとかやっていたハリウッドスターですが、腕立て伏せ500回やって帰りました。

昇級もそうですが、テンション上がるんですよねぇ。新しい帯貰うと。

そんな代継橋道場の練習が終わり自宅に戻ったのですが、エムの修学旅行のお土産を頂きました。

ダイヤは沖縄だったので「ジンベイザメのちんすこう」でしたが、エムは京都とかだったので「京のきなこだんご」。

京のきなこだんご

「みたらし風」ということで、みたらしだんごのタレときなこが入っていました。

まず、みたらしソースをかけ、その後きなこをかけるのですが、これが結構旨くて、ダイヤもそうでしたが、エムもお土産を選ぶセンスはあるな、と(笑)

まっさらな状態のお団子 みたらしソースをかける

きなこをかける こんな感じ

食べるときは、容器にたまったみたらしソースときなこをグリグリと回転させながらお団子に付けて食べました。

柔らかくて美味い!

こんな感じで食べる お団子と井上雄一朗

と、

苦節9年での黒帯取得なハリウッドウスターについて、ちょっとホロリとなるような内容で書こうと思いましたが、よく考えると、ここは井上道場Tipsなので、やはり最後は食べものネタだな、とお団子にしました。

そういったわけで、

ハリウッドウスターの黒帯ネタがエムのお団子ネタに負けた日。

ということで(笑)


黒帯vsお団子はお団子の勝ち!の巻” へのコメントが 4 点あります

  1.  昇級された道場生の皆さん、ハリウッドスターさん、黒帯取得おめでとうございます!
    これからも頑張って下さい!

    私も、“昇給”する様に頑張ります!

  2. 押忍。
    以前、糸永道場で田尻さんと一緒に稽古させていただいた久保田と申します。
    この度の昇段、おめでとうございます。
    これからも益々のご活躍を。

  3. >ゴウセイ

    そんなことより、いつ来るの?
    忘年会は12月25日(土)の19:30からね。

    12月22日(水)の夜でもいい。翌日は23日天皇誕生日で祝日。

    とりあえず、連絡されたし。

    >松元先生

    忘年会来ませんか?

    代継橋道場で朝までやっているので、何時に来てもウエルカムです。

    >久保田様

    以下、井上雄一朗より。

    お久しぶりです。
    実は親戚の井上です。

    12月25日(土)19:30からの忘年会(三笠 南熊本店)に来ませんか?

    二次会は代継橋道場でオールナイトでやってますので、何時でもOKです。田尻もいます。

    一緒に飲みましょう!

    以上、井上雄一朗より。

    田尻さんからコメントあれば、また追記します。

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