秋岡塾と井上道場の長い一日な5月1日記事第四弾は、再び代継橋道場に戻った特練編です。
秋岡塾をあとにした時間的に、代継橋道場に着く頃には一般部通常練習が終わり、特練が始まった頃と思っていたのですが、ちょうど始まって間もない頃でした。
5月末の大会に出場する選手が、まず最初にサカイ選手相手のスパーで、ユウスケやダイヤは終わりエムがやっている最中でした。
エムの次にハリウッドスターです。
特練のスパーなのでサカイ選手、一切手加減無しです。入口で見ていた秋岡塾長も厳しい顔つきになります。
車の中で色々話ながらきたのですが、秋岡塾長の表情が緩むのは特練が終わってからでした。
そんなサカイ選手と選手のスパーも終わり、一端小休止です。次は選手同士のスパーリングになります。
秋岡塾長には奥のソファに座って貰い、特練を見ていただきました。
みおちゃんも、今の時期はハリウッドスターのペアになることもないので戻り支度をして入口まできたのですが、そこで初めて秋岡塾長や私に気が付く（笑）
結局みおちゃん、帰ることもなく最後までスパーを見てくれました。
特にハリウッドスターに声をかけていたけど、もちろんみおちゃんの声だからハリウッドスターに届きません。
みおちゃんの声じゃなくても届かなかったろうね。
そして選手同士で一気に数ラウンドやります。
ずっと見ていたので全部はないですが、ダイヤとユウスケのやつは撮影していました。
ユウスケもヘロヘロになるまでやる。ダイヤもヘロヘロになるまでやる。
そして思いました。
ユウスケは、ある意味ダイヤのお陰でここまでいけたな、と。
ダイヤがいなかったら、ユウスケの成長はもっとスパンの長いものになったはず。もちろんハリウッドスターやサカイ選手の存在もありますが、やはり、ダイヤだな、と。
そしてダイヤも、ユウスケの存在があるから伸びてきたわけで、「切磋琢磨（せっさたくま」という言葉を具体化したら、ユウスケとダイヤの関係なんだなと実感です。
切磋琢磨（せっさたくま）
学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。また、友人どうしで励まし合い競い合って向上すること。
よく聞く言葉ですが、これは後半の意味で使っています。
「詩経」に出てくる言葉ですね。「詩経」は五経のひとつですね。よく「四書五経」といいます。
儒教の偉い文書の五経と四書の総称なんですが、儒教ってのは、まぁ簡単にいえば、我々が思っている常識とか躾けとかそういうものを説いたもので、日本の儒教はわりかし表面だけなのでガチガチではないですね。
韓国とかはギチギチの儒教だったような気がします。
デ、大昔はこの「四書五経」を読んで一般教養としていたんですねぇ。
ついでに「五経」とは、「易経」「詩経」「書経」「礼記(らいき)」「春秋」のことで、「四書」とは、「大学」「中庸」「論語」「孟子」のことです。
「四書」の「論語」とかは聞いたことあると思います。
そんなことはどでもよくて、
ダイヤとユウスケは切磋琢磨しつつ、一枚のコインの裏と表だなぁと。
そのコインの名前は井上道場。
ある時はユウスケが表でダイヤが裏、またあるときはダイヤが表でユウスケが裏。
両方裏で全部ダイヤって時もあるから困る（笑）
そして、ここにエムも加わるわけで、まぁ、通常練習後の特練までして、みんなたいしたもんだ。
そんな選手同士のスパーリングが終わると、一端小休止です。
ダイヤもユウスケもエムもハリウッドスターもヘロヘロなのですが、ハリウッドスター笑顔です。
ここでみおちゃん帰宅。
みおちゃんは今月末に引っ越ししますが、それがよほど嬉しいハリウッドスター。
でも引っ越し先は教えないかもよ（笑）
小休止が終わると打ち込みです。
ビッグミットへの打ち込み。この日は、変化を付けつつの打ち込みで、動きが入る分いつもより厳しい内容でした。
そんな様子を秋岡塾長も厳しい表情のまま見つめます。
打ち込みが終わると、クールダウンを兼ねたシャドーです。
エムが全然動きません。
打ち込み最後がサカイ選手持ち手で相当きた感じ。
でもクールダウンなので大声でエムに指示しましたが、後半やっと動けてました。
サカイ選手が本気で圧力かけるとエムなど吹っ飛ぶので、サカイ選手、微妙な力加減でエムが一番きつい圧力をかけたに違いない。
ナイス。
そしてこの日の特練終了です。
打ち込み時、持ち手になってくれた道場生や父兄に挨拶するダイヤ。
エムも定位置に戻ってきました。
そこは秋岡塾長の前。
色々井上雄一朗が突っ込んでいましたが、特練も終わったので秋岡塾長も表情を崩し笑顔です。
秋岡塾長、ユウスケなどは大会時にここ数年何度も見ているのですが、エムをじっくり見るのは久しぶりで、ユキコやサキが出稽古に来ていた頃の面影しかなかったので、
「エムちゃん大きくなったねぇ」
を連発してました。
エムが今のユキコやサキを見たら、きっと、
「サキ、大きくなった」
と言うはず（笑）
特練が終わると、この日の練習はすべて終わったわけで、ダイヤはジンとサブ道場に消え、ハリウッドスターも定位置に戻り、エムは水分補強をし、それまでのピリピリとした空気が一気に変わったのが実感できます。
秋岡塾長もリラックス。
そして、井上雄一朗はそそくさと着替えです。
これから井上雄一朗にとっては本番な秘密会議をやるから（笑）
時計の針は既に午後11時を回っていましたが（回っていないかも？）、このあと、秋岡塾長、井上雄一朗、私の三人で代継橋を歩いて渡り、シャワー通りを越え、秘密会議の会議場に消えていきました。
そんな秘密会議のお話は次の記事で。
■次回予告：バーHERO’Sで豚足を食べる！の巻
秘密会議という名の懇親会編。
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■2010.05.03 秋岡塾と井上道場の長い一日！その３の巻（夜の秋岡塾）
■2010.05.03 秋岡塾と井上道場の長い一日！その２の巻（代継橋道場少年部）
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