カンとケイゴとリュウノスケ!の巻

代継橋道場6月30日は土曜日で代継橋道場の練習日。秋岡塾のカンが珍しく出稽古に来ていた、とは過去記事に書いていますが、その代継橋道場少年部クラスの記事です。

それにしても、もう一週間くらいず~っと雨ですねぇ。毎日、コインランドリーに洗濯物を乾かしに行っているような気がします。

これだけ雨、雨、雨だと、体中にカビ生えるんじゃ?とか思う今日この頃。

そんなこんなで、

春先から晩秋までの日が長い季節、代継橋道場少年部クラスの練習は陸上トレーニングから始まります。

この日もそうで、雨の合間というか、曇り空というか、走れる気候だったので、ダッシュトレーニングを白川沿いで行います。

秋岡塾のカン、よくランニングシューズを履いてきたなぁと思っていたのですが、あとで聞くと、出稽古の連絡をユウマがした際、井上雄一朗から、天気が良ければ陸上トレーニングするので、ランニングシューズは持参するようにと指示があったそうです。

なるほど。

だよねぇ。

そんな陸上トレーニングが終わると、ダッシュトレーニングなので、特に湿気の多いお天気な日だったので、みんな汗だくです。

道場に戻り、トイレに行ったり汗をふいたりしますが、ここで十分に水分補給します。

でも、

カンは500mlのペットボトルで、なんか、ヤクルト飲んでいるように見えた(笑)

それじゃ足りねぇだろ!

小休止後、

移動しながらの基本練習になります。号令は5本。足技中心なので、ダッシュトレーニングで効いた下半身が、さらに効きます。

でも、

手技だったら、もっと効くのよ。

下半身、前屈立ちのままだから。

足技は、蹴りを出す時に腰を上げるから手技より全然楽。

とはいうものの、

基本動作を移動しながらの練習なので、みんな汗だくでやります。

続けて、今度はアップライトに構えた組手の構えでの連続技の練習です。

スピード、技の連繋、初級者には難易度の高い練習ですが、ひとつのパターンをワンセットとして覚えるには最適な練習なので、これもみっちりと行います。

コンビネーションを説明し、 実際におこなう

カンはケイゴと最後尾 六年生は模範

なにげにジュンヤの後ろにカンがいて、その並びに、ちょと苦笑。

この練習後、小休止になります。

みんな水分補給です。

小休止後はミット練習になります。

この日は、ミット練習のあと対人練習を行うので、そのためのアップを兼ねたミット練習でした。

単発で蹴り込む練習です。

対人練習を行わない日は、連続技のミット練習をやったりする。

ミット練習 この時点まではリョウは練習参加している

カンはケイゴとペアになってミット練習していました。

六年生同士だし。

カンとケイゴ

ミット練習が終わると、水分補給タイムの小休止です。

その後、対人練習になります。

各自小休止中にサポーターを付けます。

対人演習では、まず、突き技と下段廻し蹴り(ローキック)のみ有効な限定スパーリングを行いました。

蹴りはローキックだけなので、的確にカットするという課題ありの対人練習です。

対人練習開始 ローカットを意識する練習

蹴り技はローキックだけですが、突き技は全部有効なので、色々なコンビネーションから色々なパターンでローキックを決めにくるわけで、その対応を習得するための限定スパーリングだったりします。

カンは体が大きいので、どうしても効かない蹴りを体で受けてしまい(ローなら足で受け止める)、試合では、相手が効きもしないローを連発し、後半手数勝負しかけてくるパターンが多いので、

カットできるローは全部カットしろ!と井上雄一朗から強く指示が出ていたカン。

そういう練習としてのカンの対人練習。

カンの対人練習 カットを意識した対人練習

そして、

この対人練習の間、先週学校でドッジボール中に負傷したリョウは、

スクワットやってました(笑)

まだ、対人練習はできないので。

過去記事でドッジボールで負傷したのはなぜ?とか書いていますが、

ドッジボール中に友人とぶつかって、そのまま壁に激突したそうです。

「そんな壁の近くでドッジボールやってたのか!アフォか!」

と、

さらに突っ込まれていたのは内緒ではありません(笑)

スクワットするリョウ カメラ目線なリョウ

対人練習が終わると、カンが出稽古に来ていることだし、試合形式の組手練習になりました。

対人練習中にパンチング・グローブをしていた子らは、拳サポーターに変えるように指示が出ます。

カンに、

「拳サポーター持ってきた?」

と聞くと、

「持ってきていない」

との返事。

カンパパが、車には積んでいるから持ってこようか?とカンに言っていたのですが、カンは無反応で、

なぜ無反応なんだ!

と思いましたが、カンだしなぁと、なぜか納得。

そんな対人練習とカンを見てみる。

■ライトスパーとか 2012.06.30

結局、道場にあった拳サポーターを使ったカン。

そんな、みんなが組手練習のために、サポーターを装着している間も、

リョウはスクワット(笑)

ずっとスクワットなリョウ

そんなリョウを見てみる。

■リョウ 2012.06.30

そして、組手練習開始。

同じスキル同士が対戦します。

基本的に、ミット練習でペアになっていた同士。

これ、全部ネタにすると長編になるので、ピックアップします。

まず、

やはり、

ジュンヤ(笑)

リュウノスケとの対戦でしたが、なぜか、いつものように、自ら転倒するわけで。

ジュンヤvsリュウノスケ 二度も自ら転倒するジュンヤ

これ、リュウノスケが攻撃したから転倒ではなく、ジュンヤが攻撃して、そして転倒しています。

リュウノスケが、きちんとジュンヤの蹴りを基本通りの受け技で受けているから。

上段受けは、上段揚げ(上げ)受けとも言い、突きや蹴りを弾き飛ばすためにスナップを使うのですが、リュウノスケ、スナップを使うまではいきませんが、ちゃんとジュンヤの蹴りを受けて、上段受けの動きのまま揚げるわけです。

インパクトを意識した蹴りや軸が安定し、しっかりと引き足が出来ればバランス崩さないのですが、ジュンヤには、まだそこまでのスキルはないので、リュウノスケが受けるたびにバランス崩して転倒していました。

そして、

いつもは、右後ろ蹴りでレバー狙いを連発するリュウノスケ、右も連発していましたが、左の上段後ろ蹴りを出し、ジュンヤにヒットです。

左上段後ろ蹴り

技あり!

わたしの方からは後ろ回し蹴りに見えたので、技ありをコールする時「後ろ回し蹴り技あり」とコールしたのですが、正面から見ると、ヒザを絞った後ろ蹴りでした。

あいかわらず、リュウノスケは思いっきりがいい!

そして、リュウノスケは、この左上段後ろ蹴りを、当てるべくして当てています。

ちゃんと考えて動いています。

①まず、右の中段廻し蹴り(右ミドル)を出しますが、これは左後ろ蹴りに繋げるための技なので、ワザと空振りする間合いから蹴ります。

ワザと空振りさせる右ミドル

②ジュンヤは、リュウノスケの右の蹴りに反応して、下段でも中段でも上段でもガードできるように、左ヒザを上げ両手で上段をガードします。

ジュンヤのガード

③リュウノスケは、この空振りさせた右ミドルの遠心力を使って左後ろ蹴りを出そうとしているので、空振りさせた右足のカカトをジュンヤに向けるように着地し、そうすると、お尻がジュンヤの方を向くので既に半回転していて、そのまま左後ろ蹴りの体勢になります。

ジュンヤの反応は右の蹴りに対する動作なので、リュウノスケが空振りしたあと、重力に従い、上げたヒザと上段ガードの腕が下がります。

後ろ蹴りの体勢になったリュウノスケ

④ジュンヤの左足が完全に着地した時、既にリュウノスケは左上段後ろ蹴りをヒザを絞って蹴り出しているわけで、この時点でジュンヤの腕はまだ重力に従って下がっているので、角度的にノーガードなジュンヤ。

ノーガードの顔面に後ろ蹴りが向かう

⑤ヒザを絞った後ろ蹴りなので、ジュンヤには見えておらず、剣道の突きが、竹刀の切っ先がそのままグンと迫ってくる感じですが、それに近く、カカトがアゴにヒットします。

後ろ蹴りヒット

リュウノスケ、ちゃんと考えたコンビネーションです。

右ふって左後ろ蹴り、左ふって右後ろ蹴りという練習は行いますが、たまにしか行わない練習なので、それを組手で使ったリュウノスケの思い切りの良さはいいねぇ。

なお、

このあと、ジュンヤも同じコンビネーション、右ミドル→左後ろ蹴りをやり返しています(笑)

後ろ蹴りが中段だったので、何事もなかったようにリュウノスケにスルーされていましたけど。

そんな、

毎度アグレッシブな攻防を見せるジュンヤとリュウノスケを見てみる。

最後に、ヒロトvsゲンキの一部も。

延長戦でゲンキが左ハイをヒロトに決めているとこ。

■ジュンヤvsリュウノスケとか 2012.06.30

組手練習は続き、

カンはケイゴと対戦です。六年生同士なのでガチガチやります。

カンvsケイゴ1 カンvsケイゴ2

カンvsケイゴ3 カンvsケイゴ4

この日はカンパパもいたので副審をしてもらい、他の組手練習時も判定をとり勝敗を決めていたのですが、延長戦は一回だけの、延長マスト方式でした。

カンとケイゴに限っては、再延長戦まである(笑)

流れでそうなったのですが、練習だし、再延長もいこう!と。

二人とも必死なわけで、想定外の再延長戦までやって、二人ともバテバテでした。

大会と違って、

陸上トレーニング、基本移動練習、ミット練習、対人練習とやってきての組手練習なわけで、

二人とも、

ナイス!

ケイゴは陸上トレーニングやってませんけど(笑)

そんなカンとケイゴの対戦中、

主審をやっていたわたしがミスをしちゃいまして、もうホントにゴメンねゴメンねーと。

再延長戦でケイゴがバランスを崩しました。

ケイゴバランスを崩す

「ヤメ!」

と言ったつもりが、

出た言葉は、

「続行!」

なわけで。

試合慣れしているカン、主審が続行コールしているので、そのまま蹴りを出します。

ケイゴの上段にヒット。

ケイゴの上段にハイキックがヒット

あわてて止めて、

「ごめん!間違った!」

と謝るわたし。

あわてて止める

中央に戻し、「続行」コール。

出会い頭に、カンが縦蹴り系の左上段を蹴ります。

それまで左ミドルとか出していて、またカンがリーチがあるので、元々ガードが甘いケイゴというのもあるのですが、このカンの蹴りに反応できずもらいます。

カン縦蹴り ケイゴにヒット

副審に確認し、カンは重量級で、上からの蹴りでノーガードの箇所にヒットさせたので、若干浅いと判断される場合もありますが、有効技として技あり。

そのままタイムアップ。

カンに技ありあるので勝ちのコールをします。

カンの勝ち

何分間ガチンコやったんだっけ?

カン、ヘロヘロだった(笑)

そんなカンvsケイゴを見てみる。

長いので再延長戦のみノーカットの、本戦延長戦は適当にカットした版(笑)

■カンvsケイゴ 2012.06.30

思い起こせば、カンが井上道場Tipsに初登場したのは、2007年の5月の記事。

年長さん時代のペガサスカップのやつ。

決勝戦でショウタと対戦したやつ。

この日はショウタもいて、あれから6年後も共に空手やっていて、当時既にケイゴも入門していたので、そう考えると、六年生三人、アフォですが止めずに頑張ってきたよなぁとしみじみ。

そして、この次の6年間も、出来るならば、全力で頑張って下さい。

中学3年、高校3年の6年間。

そしたら、6年後に、また、あと6年頑張ろう!と書く(笑)

デ、

ですね、

上の動画、

カンとケイゴの組手練習を見る動画じゃないですよ。

ええ、

わかっている人はわかっていると思いますが、

カンとケイゴの組手の最中に、時たま映り混んでいるリョウを楽しむ動画です。

はい。

もうず~っと、

スクワットをやっていたリョウ(笑)

まだスクワットしているリョウ 何回やったんだ!?

んで、組手練習があったので、補強はなくてこの日の少年部クラスは終了しました。

カン、補強やってないから。

今週の土曜日でも来週の火曜日でも、

いつでもいいので、

待ってるよ~(笑)

ほんで、

一般部クラスですが、

ジャンケン補強に井上雄一朗も私も参加してやったくらいしかネタはなく、

ジャンケン補強

カンが秋岡塾から、ユウマ、ユキコ、ジョースケ、タイセイに続いて出稽古に来た日なのですが、

やはり、

やはり、

過去記事にも投稿しましたけど、

この日、土曜日の代継橋道場ネタは、

すべて、

すべて、

ジュンヤが持ってった!

ジュンヤ

ジュンヤねぇ~、ジョーパパが、

「彼は、超癒し系で最高です」

と誉めてたよ。

褒め言葉かどうかわかんないけど(笑)

カンパパも、

「一度で覚えました!」

と誉めてたよ。

褒め言葉かどうかわかんないけど(笑)

そんな、

カンの出稽古記事のようでいて、ジュンヤで落とす記事を終わります。

ってなことで。


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