昨日8月5日は水曜日。8月も5日過ぎ、久しぶりに晴れたかと思うと、雷を伴う夕立が激しく襲ったりして、曇り空が多い夏。
でも、あれですね、夕立くると、一瞬の清涼が辺りを包むわけで、いい感じで夕立がきてくれると、雨上がりの余韻は夏そのもの。
そんなこんなで、水曜日なので戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の稽古日です。
楽しく、激しく、稽古しました。
戸島教室の稽古は午後6時からなので、まだまだ日も高く、武道館小道場での稽古を思い出したりするのですが、昨日は風もあり、もちろん暑い日でしたが、爽やかな夕方でもありました。
ケイゴは夏休み中、水曜日は戸島教室と武蔵ヶ丘道場を掛け持ちで稽古しているので、この日も大きな声で登場。
戸島教室だとケイゴが筆頭になるのでセンターになりますが、蹴り技の時にリョウタロウと交替して、リョウタロウ、全開でしたね(笑)
中段廻し蹴り、と言わなければいけないところを、大きな声で、
「正拳中段突き!」
と言っちゃった。
井上雄一朗が「蹴りだよ、今」と声をかけると、
これまた大きな声で、
「正拳中段蹴り!」
と。
どんな蹴りだよ!
稽古中なので笑えるに笑えませんが、笑いました(笑)
ケイゴが以前、「三戦立ち、蹴りの構えよ~い!」と言ったことありますが、上には上がいるもんですね(笑)
センターにいると、とても緊張します。
はたから見ている分には、簡単そうでも、やってみると、全然違います。
頭真っ白になったりして、慣れている古参からすると「そうそう」となりますが、これも勉強なわけで、メンタル強化にはもってこい。
と以前書きました。
わかるけれど、緊張と気張りで技の名前ややることが出てこない場合があります。
そういう時、一番いけないのは黙ること。
わからなければ聞けばいいし、わかりません、と一言いえばいいですが、それすら忘れちゃうわけです。
怒られるわけでもないのに、なぜ、その言葉が出てこない?
と、見ている方は思うかも知れませんが、やってみればわかりますが、頭真っ白になった時は、なにも思考できません。
わからないけれど、なんとかしようとする子は、とにかく、思い出した言葉を発します。
これはこれでいいです。
黙るより全然いい。
「三戦立ち、蹴りの構えよ~い」
「正拳中段蹴り」
これも、そんな一生懸命さの現れなわけで、黙り込むより全然OKです。
あ、たま~に、ハリウッドスターとかもてんぱる時ありますね(笑)
そんなこんなで戸島教室の稽古も終わり、ケイゴと武蔵ヶ丘道場へ移動です。
戸島教室でもそうでしたが、夏なのでスタミナ強化でミット稽古を中心に行い、私はタクミの相手をしていましたが、基本の時から井上雄一朗はリョウヘイへいへ~い♪につきっきり。
頼むよリョウヘイ!
そこは、既に通過しておかなければいけないとこ。
みっちりとミット稽古を行い、そういえば、ダブルの蹴りの時に、井上雄一朗がみっちり指導していたのを横目で見たのですが、それはリョウヘイへいへ~い♪ではなく、ハリウッドスター(笑)
頼むよ!
稽古も終わり、爽やかな汗の余韻を楽しみつつ、歓談。
何を話したのか、すっかり忘れているんですが(笑)
井上雄一朗が爆笑している場面があるのですが、何故爆笑しているのか思い出せません。
ハリウッドスターが、後方にいますが、麦茶に手を伸ばしています。
わかるわかる。
そんなこんなで自宅に戻り、しばらくして食事に行きました。
「楽しい」とこへ。
なぜ、「楽しいとこ」かというと、「楽しい」という掛け軸があったから。
なんで「楽しい」って習字の掛け軸があるんだろう?と謎でしたが、それを眺める井上雄一朗。
とてもシュールな構図です。
何事も、「楽しい」が一番です。
きつく、つらく、しんどいことも、自分次第で「楽しい」ことに変えることができます。
まぁ、きついことはきついんですが、同じきついことなら「楽しく」やった方が持続できるし継続もできます。
何より、「楽しい」と思う心(気持ち)は、物事を為す根底の力になります。
井上道場名物の補強も「楽しく」やることを目的にしているのは、そのためです。
きついのはきついですけどね(笑)
「楽しくない」ことは、何事であれ、マイナスの結果しか生みません。
ケイゴは「空手が楽しい」と言います。
これは素晴らしいことですね。
物事、色々ありますが、
「楽しく」やりましょう!
それは、物事を行う、あなた自身次第!
と、エムと光用に書いておこう(笑)
先輩!私は空手楽しいです!!
キツいですけど…(笑)
とてもいいこと。
キツイから、キツイって自覚して、かつ楽しい!って言えることが素晴らしいのよ。
楽しい思い出は残り、辛くキツイ思い出は忘れるっていうけど、ありゃ、嘘だよ(笑)
おれはねぇ、空手習い始めて間もない頃、何も知らない時にニノ丸公園で百人以上で練習やったんだけど、その時ボコボコにされて、もう痛いやらキツイやら辛いやら、全部覚えてる(笑)
ボコボコにされた相手も覚えている。
生まれて初めてローキックなんて蹴られた(笑)
体で受けてたよ。そりゃ痛いって(笑)
何も知らないんだもん。
もちろんサポーターとか無い頃よ。
悔しくて悔しくて、絶対こいつより練習して上手くなってやる!と誓った中学生の夏。
ニノ丸公園から戻る時、チャリンコがうまく漕げなくてね、もう倍以上時間かかった。家に戻るまで。
気が付いたら、そいつ辞めててね、もうまいったよ(笑)
そんなこともいい思い出。
「自分が苦しい時は相手も苦しい」って先生がハッパかけてくれたけど、苦しい時って、もう自分のことで精一杯じゃんか。
そんな余裕ないッス。って(笑)
でも、ある時、組手だったかなぁ、相手をよく見たら、苦しそうでねぇ。もちろん自分も苦しかったけど「自分が苦しい時は相手も苦しいんだ」とわかった。
それから練習中、きつかったり、苦しい時は、まわりを見ることにした。
もう、みんな死にそうなのよ(笑)
楽そうにしているやつは手を抜いているのわかったし、「よし、ここが頑張りどころだ」と気合い入るわけサ。
楽になるよぉ。
キツイことにはかわりないけど、モチベーションというか気持ちの持ち方次第で、キツイことが乗り切れるとわかる。
その繰り返し。
なかなか自分には勝たないけれど、頑張れば、踏ん張れば、出来る。とわかっただけでも空手やっていて良かったよ。
それには練習しかないけれど、ただ練習するだけじゃダメ。
一生懸命な練習な。
これがまた難しいんだけれど、結局自分次第だから。
マ、頑張れ。