昨日水曜日は戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の稽古日。特段変わったこともなく、いつもの稽古でしたが武蔵ヶ丘道場ではヒカリとリョウヘイへいへ~い♪が血まみれになっていました。
ん?なんだなんだなんだ?
稽古が終わり、みんなと挨拶している時に、紅く染まった道着なヒカリとリョウヘイへいへ~い♪にビックリです。
なに、これ?
最初、ペンキ塗り立てな壁に寄りかかったのかな?なんて思っていたのですが、紅く染まっていたのは道着の下の方。それもヒザあたり。
組手などで上段膝蹴りが入り、相手が血を流した時など、この付近に相手の血が付くことがあります。
顎にあたらず、口に当たったり、顎にあたった衝撃で口の中が切れた場合など。
でもスパーリングもやってないし、ヘッドガードせずに上段ヒザ蹴り有効な練習などするわけもなく、ヒカリに「なんだそれ?」と聞くと「ミットです」とのこと。
ミット?
確かに赤色系のミットはあるけど、あれはピンクに近い色だし、そもそも色が付くようなもんじゃないだろう、と。
私が理解していないと感じたヒカリが説明します。
あああああ、そういう訳か!
ミット稽古では、最初の数ラウンドは中段への突きの打ち込みをやり、そのあと、今度は中段膝蹴りを入れた打ち込みをやりました。
ヒカリは拳の皮が抜けていたのでテーピングしていたのですが、突きの打ち込み練習時、拳から出血し、それがミットに付着。膝蹴りを入れての打ち込み時に、ミットに付着していた血が道着に付着。
とのこと。
なるほどなぁ。
デ、りょうへいへいへ~い♪は?
あ、そうか。
ヒカリとペアになっていたのはリョウヘイへいへ~い♪だったので、それでか。
と思ったら、リョウヘイへいへ~い♪も拳の皮が剥けていました。
空手すると拳の皮が剥けちゃうのは宿命。
そのため、他の理由もあるのですがグローブを付けたりして練習しますが、欠点は握りが甘くなること。そのため、素手で握りをしっかりと意識して打ち込みの練習をしたりしますが、どうしても皮が剥けちゃう。
拳タコといって、空手やっていると豪快な拳が出来ますが、それでも剥けちゃいます。
これは、もう仕方ないです。
ストレート系、いわゆる正拳突き系の真っ直ぐな突きだとそうでもないのですが、ボディフックなどの横からの突きの場合んは、拳頭が対象に対して真っ直ぐというよりも、引っかけて内側に食い込むような軌道になるので、その際皮が剥けたりします。
サンドバッグやミットへの打ち込み練習している時などですね。対人練習のスパーリングなどでも。
手首を返しても、縦拳でも、弧を描くような動きなので、かつフォロースルーを意識したフォームなので、どうしても、拳頭(ナックル部)をこする感じになる。フォロースルーで食い込ませますから。
突きのみのミット稽古では、中段への連打がメインになるので、急所を狙う突きとして横からの攻撃を使うため、直角に当ててもそうなりますね。
ミットの素材とかも関係します。
持ち手の角度も関係するわけで、何も考えずにバクバク打ち込んでいたら、素手なら、そりゃ皮が剥ける。
拳頭(ナックル部)を意識して、力を抜き、けれどもスピードは落とさず、緩急付けてコンビネーションで連打するって難しいですから。
試合も近いので、テーピング後にグローブ付けて打ち込みやってください。握りや当てる箇所については、ゆっくりとフォームを確認しながら当てる練習だけでも十分です。しっかりと拳を握る。
そして、道着は速攻洗ってください。
忘れちゃうと、えらい目にあう(笑)
そんなこんなで、稽古後にヒカリが飴を配っていて、そのあとケイゴとタクミも配っていたのですが、タクミに「この飴美味しい?」と聞いたら、
「大人の飴」
と言ってました。
大人の飴ってなんだ!?