『窓をあけて九州』とバスガイド!の巻

7月1日の記事「押忍!新人バスガイド奮闘記」で書いたとおり、本日7月6日は、JNN系列『窓をあけて九州』のオンエア日。

番組サブタイトルは「押忍!新人バスガイド奮闘記」で、この新人バスガイドというのが、三浦館長率いる大分の錬志会館の渡辺矩子選手。(渡邊矩子さん)

パソコンで番組録画予約していたのですが、パソコンをガチャガチャやっていた井上雄一朗が

「先輩、なにか録画しているんですか?」と。

「三浦館長のとこの・・・」

「ああ、今日だったですね」

ってなわけで二人して『窓をあけて九州』を見たわけです。

冒頭で、がっかり(笑)

「あ、あ、あれ?テーマ曲変わってないかい?」と私。

続けて「♪ま~ど~をひら~けば~って曲じゃなかったけ?」と呟くと、井上雄一朗が「サビが♪そらへ~そらへ~そらへ~ってやつでしたよね?」と。

1981年から放送されている古い番組なんで、記憶にあるテーマ曲が全然違うわけですよ(笑)

ちょっと、がっかりだったりして。

みなさんご覧になられたでしょうか。井上道場Tipsを読まれている方は、絶対見たはず(笑)

面白いことに、オンエア中の時間帯で「渡辺矩子」で検索して、このTipsに訪問した方がいるんですよ。テレビの力というのは、凄いです。

テレビの影響力というのは、よく知っていて、かつて『はなまるマーケット』で別コンテンツで公開していた内容と同じものが放送され、『はなまるマーケット』は全国放送ですから、もうその日は、アクセスが集中して、確か数十万アクセスだったと記憶していますが、ログが吹っ飛びました(笑)

最初は原因がわからず、なんで急にアクセスが集中したんだろう?と思っていたのですが、親切な方が「今朝『はなまる』で紹介されていたんですよ」と教えてくれました。

料理関係のコンテンツだったので、もう主婦がどっとアクセスしてきたわけです。

テレビって凄いなぁ。全国放送って凄いなぁと。ある面では怖さも実感したわけで、誤報や恣意的な内容だったら、これは全国で多くの人が間違ったことを受け取っちゃうなぁと。

放送された内容を検索すると、私のコンテンツがけっこう上位に表示されて、かつ詳細な内容ページだったのでそうなったみたいです。

後日、別のテレビ局から使用させてくださいという問い合わせもきて「インターネットで公開しているので、ご随意に」と返事した記憶があります(笑)

そんなことはどうでもよくて、『窓をあけて九州』の話。

番組最初からサンドバッグを叩く渡辺矩子選手の映像でしたが、よく目を凝らして見てみる。

あああ。ああああ、いた。いた!

しょうちゃんが「のりこ~!のりこ~!」と大声で呼んでいた子。後ろ姿だったけど、そのあと何度か見かけた顔だ!と(笑)

何事であれ、プロになるというのは厳しく大変だなぁと思いました。教官の先生、ベテランというか小学校なら教頭先生か校長先生みたいなおばちゃん教官でしたけど、目が笑ってないんですよね。

こえぇ~。

そしてバスガイドといえば、もうこれは小学校の頃からお世話になるプロフェッショナルで、少なくとも高校まではお世話になりますね。見学旅行や修学旅行で。

だから、私はキャビンアテンダント(昔だとスチュワーデス)よりもバスガイドさんをリスペクトしています。

飛行機ですから、板子一枚下は地獄と表現される、危険性がある職場なキャビンアテンダントで、国際線だと多くの知識を要求されるプロフェッショナルなんですが、バスガイドさんの方が偉いと個人的には思っています(笑)

大学から社会人にかけて、もう頻繁に飛行機は利用して、国内線も国際線も半端なく乗ったのですが、あまりお世話になった経験がない(笑)

いてもいなくても一緒じゃねぇかよ!つうくらい。

まぁ種類の違うことを比較しても意味はないのですが、まず距離感が違うわけです。

バスガイドさんは、もう身近な距離にいて、あれこれお世話してくれる。まぁ、子どもの時がほとんどですが。

距離が近いということは「温かみ」を感じるということで、これは親近感をおぼえるということでもあります。

親近感をおぼえるということは、そこに「安心感」が存在するということになります。

車酔いする子は、特にお世話になったはず(笑)

CAは色々な言葉を知っているじゃないか、と言われても、バスガイドさんだって熊本弁、宮崎弁、大分弁、鹿児島弁、関西弁、東北弁と色々知っているぞ、と(笑)

同じ日本語とは思えない方言の多様さですからね。

というようなことを思っていると、これは、おそらく、接した回数に比例するリスペクトなんだなと思ったりして、やはりバスガイドさんは身近で、例えは悪いかもしれませんが、高級レストランの料理ではなく、大衆食堂の料理、それも家庭料理に近いもんじゃなかろうかと。

海外に行こうが、観光名所に行こうが、結局、家に戻ってきて「あ~我が家が一番!」って言うのと同じ感覚があるんじゃなかろうかと。

それが、私の個人的な意見のバスガイドさん(笑)

「さん」付けしていますが、日本人は身近な親近感のあるプロフェッショナルに「さん」付けをする習慣がありますね。

バスガイドさん、おまわりさん、おすもうさん、八百屋さん、お肉屋さん、昔だと兵隊さんという具合に。

キャビンアテンダントさん、またはスチュワーデスさんって聞いたことない(笑)

スッチーはある(笑)

そんな個人的感想なんかはどうでもよくて、結局ですね、この番組は最後のシーンが全てです。

番組にはディレクターという人がいて、これは映画だと「監督」ですね。そのディレクターが映像を編集したり演出したりしているのですが(そのため、カット割りとかもディレクターの個性が出てくる)、最後のシーンが、この番組で伝えたかったことの全てを表しているんじゃなかろうかと。

そう私は受け取りました。

最後のシーンは、渡辺矩子さんの笑顔です。

この笑顔のシーンで番組は終わります。

研修後の本番バスガイドで、小学生相手ですが、カメラは緊張しつつも本番にのぞむ渡辺矩子さんの表情をアップで追っています。

色々な表情がありますが、笑顔で終わります。

これは、悪戦苦闘した研修期間を経てこれからのバスガイド人生を、バスガイド人生だけではなく、彼女のこれからの人生を表現したものと受け取りました。

この笑顔の意味。

「希望」だな、と。

それにしても、旧テーマソングを聞きたかったなぁ。

そんなこんなで終わります。

そうそう、先にオンエア中に「渡辺矩子」で検索している方がいると書きましたが、これYahooで検索されています。

なんとなんと、Yahooで「渡辺矩子」と検索すると、井上道場Tipsが二番目に表示されます(笑)

一番目が『窓をあけて九州』のページ。

■Yahooで「渡辺矩子」と検索した結果

いい番組でした。

縁があったら、渡辺矩子さんがガイドする観光バスに乗ってみたいものです。

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■2008.07.01 押忍!新人バスガイド奮闘記


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