先月の話になるのですが、ガソリンの暫定税率が5月から復活ということで、4月末に駆け込み給油で大騒動てなニュースがテレビや新聞を賑わせましたね。
安いガソリンスタンドに長蛇の列で、ガソリンの在庫が無くなって従業員はてんてこ舞い、ってな映像が流れていました。
大都会は大変だなぁ、とか思って見ていたのですが、熊本でも4月末は道路が渋滞しちゃう駆け込み給油が発生し、なんだよ熊本もかよ!と思った先月末。
というお話の巻。
4月30日は水曜日。この日は武蔵ヶ丘道場の稽古日。戸島教室の稽古が終わって、即移動です。
いつもなら、すぐ南ヶ丘小学校に到着するのですが、この日は、ちょうど光の森の交差点を曲がったところで大渋滞。
はて、事故かな?
とか井上雄一朗と話していたのですが、どうも事故ではないらしい。
はて、初心者運転な車があるのかな?
とか井上雄一朗と話していたのですが、そうでもないらしい。
結局、途中で裏道に抜け「今日は混んだね」ということで南ヶ丘小学校に向かったのですが、その理由は稽古後にわかりました。
稽古が終わっての帰宅途中で「じゃあ、ガソリンでも入れていきます」と井上雄一朗。
自宅を通り過ぎ、メインストリートではない裏道なんですが、そこを通っていると、何故か渋滞。
「事故?」
そういえば、南ヶ丘小学校へ向かうときもこうだったよなぁ・・・
「この先に安いセルフのガソリンスタンドがあるけど、そこに行く車が多くて渋滞していたりして」とか私は呟いたのですが「きっとそうですよ」と目を光らせる井上雄一朗。
「ニュースでやってたけど、あれは都会の話だろう。ここは熊本だから、んなぁこたなぁない」と私。
渋滞している車の列から、一台二台と列を抜け出し先に進む車がいます。
「はて?」
井上雄一朗もハンドルを右に切ると列から離れます。
しばらく走るとセルフのガソリンスタンドが見えました。
「だ、だ、大渋滞の原因はこれかよ!」と私。
熊本なのになぁ・・・
凄かったです。そのセルフスタンドへの車の列。その列には、給油しないのに渋滞に巻き込まれた車もいるわけで、余計に渋滞になっていたり(笑)
井上雄一朗がいつも給油するガソリンスタンドは、そこよりも、もっと裏通りにある、夜中は寂しい道路沿いにあるのですが、まさか、そこもこうじゃないだろうな、と話し合う二人でありました。
数分後、いつも給油するガソリンスタンドの近くまで来たのですが、そこも渋滞(笑)
ここもかよ!
もう笑うしかありません。
稽古後なので夜中なわけで、わざわざ夜中に給油しに来た人達なのかなぁと思ったり。
とりあえず、その列で順番を待ったわけですが、なかなか給油できない。暇なので、私は車から降りて、この様子を記念撮影です(笑)
ガソリンスタンドに並ぶ車の列を撮影したのですが、このヘッドライトが写っている列全部、ガソリンスタンドに続いていました。
もの凄い裏通りで、基本的にこの時間は、物騒なくらい車の通りが少なくなる道です。
もうヘッドライトが眩しくて、お祭りかよ!とか思っちゃいました(笑)
セルフのガソリンスタンドなので、基本的に従業員も少ないです。少ないですが、この日は、二方向が入口なのですが、一方を出口専用にして、その前に従業員がいてお客さんを誘導していました。
その出口側から撮影した画像が以下のものです。
車を降りて、結構な時間ウロウロして撮影していたんですが、なかなか井上号の順番になりません。
暇なので、出口側にいる従業員に「今日は、いつからこんな感じなんですか?」なんて聞いたりして「もう一日中です」と答えて貰ったりして、気分は報道関係者な私(笑)
暇人と思われただろうな・・・
そんなこんなで井上号の順番になりました。
入れたガソリンは7リットル弱。
そんだけかよ!
ってな話なんですが、別に暫定税率が上がる直前だから給油したわけではなく、給油ってタイミングなので、たまたま武蔵ヶ丘道場の稽古帰りに給油したわけですが、けっこう大騒動だったんだな、という時事問題が実感できて面白かったです。はい。
動画もありますよ。
随分と待たされて憮然とした表情で給油する井上雄一朗(笑)
この日は、どこも渋滞だったそうで、熊本人は、さすがに「わさもん」が多いな、と(笑)
関係ないですが、記事タイトルに「狂想曲」と付けいていますが、これはイタリア語だと「カプリッチョ」ですね。形式にとらわれない自由な楽曲って意味ですが、それから転じて「特定の出来事に対して人々が大騒ぎする様子を描写する際に用いられる言葉」でもあります。
皮肉に使われる言葉ですね。
そういう意味で使ってます(笑)
ラプソディって言葉を使う場合もありますが、これは「狂詩曲(きょうしきょく)」のことなので「狂想曲」とは違います。
が、そんなことはどうでもいいですね(笑)
武蔵ヶ丘道場の稽古帰りに見た、「ガソリン狂想曲」のお話でした。