皆さんこんにちは！最近、気温も上がり過ごしやすくなってきましたね☆
こちらに来て、神戸・大阪・奈良を行ったり来たりの毎日ですが、会社に戻り『井上道場のホームページ』を見ると何故か落ち着きます。
【住めば都】と言ったことわざがありますが、未だ自分の家に帰り着くのに迷っています・・・・。
日頃、よく喋るタイプなのですが周りが皆、関西弁なのでここ数日はおとなしい・・・。　無口な・・・・。　太ったオタク・・・・。ぽく周りから見られている様な気がします・・・。
しかし、ここ（井上道場ホームページ）では熊本を思い出しながら、ゆっくりとした時間を過ごせるので、これからも楽しみながら応援したいと思っています♪♪　
そんな感じで、前回に引き続き『小学校編パート２』のスタートです！

いきなりですが、私が小学校６年生の時でした。　　その日は運動会、私の出番も終わり運動場の外側をウロウロしていた時、ブロック塀ごしに自転車に乗った雄ちゃん発見！　　雄ちゃんは既に中学１年生。　
私はおもむろに話しかけたところ・・・。
(雄）『豪ちゃん、運動会もう終わりだろ？　今から魚釣りいかん？』

（豪）『行きたい！行くけん、まっとって！　椅子直して来るけん！』

（雄）『わかった！』

とまぁ、こんな感じの会話だったと思います。

それから私は、教室に椅子を直しに行き、走って雄ちゃんのもとへ・・。二人乗りで釣り具を取りに家経由の釣り場へ！　

もう、おわかりでしょう・・。

私は、閉会式も出ず、誰に何も言わず、釣りをしたいばかりに、後先考えず・・・・・。

普通は閉会式の後、皆で教室に戻り挨拶をして帰りますが目の前の魚釣りに目が眩み、勝手に帰ってしまったのです・・・。

その後、魚釣りに夢中になっていましたが、日も暮れかけ始めた頃やっと自分の勝手な行動の、事の重大さに気がつきました・・・。

『やばい！どうしよう！！』

急いで自転車をこぎ自宅に帰りましたが、時すでに遅し。。。。　　　チ～ン。。。。。

もちろん学校の担任（笠井先生　当時４５歳ぐらい）から電話が入ってました。

もちろん親父（当時３０歳前半　筋肉モリモリ　短気）はカンカン！

言い訳なんて出来ません・・。そんな隙もなければ、言い訳そのものがない・・・。

私は、それまで何かやらかす度、素手で叩かれてきましたが、その時は違いました。　　　忘れもしません・・・。

竹でした・・。　　それも剣道の竹刀（４本の竹で作られていますが、その１本）で・・・。

太もも（小学生でしたので半ズボン）を・・・。

泣き叫びました。。。確か、恐怖、苦痛で涙が出なくなるまで。。。。　　お袋も止めてくれませんでした・・・。

弟のケンジは二階で『あ～ぁ。馬鹿な兄貴』　と思ってたに違いありません。

太ももは腫れあがり、いつもなら二階に上がり３０分もすればケロッとしていましたが、その日は違いました・・・。

親父恐い、怖い、強い・・・。　　　　確か痛さと、恐怖で眠れませんでした。

次の日、学校は振替で休みでしたが、先生に呼ばれ中庭でいきなり往復ビンタ１０連発程・・・。　　また泣きました。。。

自分のことばかりで申し訳ないのですが、今考えると　　“　心配　”　って言葉が浮かびます。

現在の私は、当時の自分と同じ年代の子供がいます。　　親にしろ、先生にしろ叩く側の覚悟も必要だと、今になって分かってきた様なきがします。

それは、叩く側に愛情があったから、今でも忘れられないのかもしれません。

私がやったことは、ハッキリ言って・・・　　　アホです・・・。　　　　　馬鹿です・・・。　　　　

しかし、当時、数えきれない程叩かれた記憶は忘れることなく、今の自分にプラスになっています。

親父も年をとりました・・・。　　　笠井先生も元気にしているのかわかりません・・・。

今の時代、体罰そのものが鼻っから批判される世の中になりましたが、そんな中、空手を通じ礼儀を体で覚え、親、目上の人、先生、先輩を素直な気持ちで敬う、井上道場生を見ていると改めて格闘技空手よりも武道空手を感じます。

古き良き時代、確かに良かったと思います。

少年部の皆さんを見ていると、彼らにとっての古き良き時代は今なんですね。

風景や物、過ごし方、遊び方よりも、“　　今の心　　”　なのかな～。

時間は戻りません！　私のお腹も凹みません！

これからも、新天地で人との出会いを大切に頑張りたいと思います（＾∀＾）！

追伸：井上師範は自転車の場面のみしか登場しなかったことを、お詫び申し上げます・・・。
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公開日：2008年4月12日 土曜日 17:55