七輪炭火焼肉すヾ奈はイリュージョン!の巻

七輪炭火焼焼肉すず奈久々のグルメ情報@熊本なネタです。熊本の食べ物屋さんネタということで、「熊本に来たら、是非行ってみてください。面白いですよ」ってなオススメなグルメ情報。

面白い?

旨い!んじゃないの?

と、お思いかもしれませんが、ここは井上道場Tipsなわけで、井上道場がオススメするお店は、「旨い!」よりも「面白い!」が優先されるわけです(笑)

先月末、すなわち、秋岡塾のユキコとサキの最後の出稽古練習日だった3月31日(月)に秋岡塾長、井上雄一朗、私で行った炭火焼肉「すヾ奈」というお店について、であります。

「ユキコとサキが一年間お世話になりました。焼肉でも食べながら飲みましょう」と秋岡塾長が一席設けてくれたわけで、その場所が「七輪炭火焼肉すヾ奈」。

場所は、秋岡塾事務局の隣り。田迎になります。

そういう席であるし、秋岡塾長と井上雄一朗と私の三人ということもあり、私も久々に飲みました。もちろん、焼肉も食ったわけですが(笑)

このお店、システムが変わっています。七輪で焼肉を焼いて食べるお店で、それ自体は変わったことではなく、よくあるお店ですが、すべてセルフサービス。

お肉だけはマスターが出してくれますが、それ以外はすべてお客が自分でやります。

生ビールも焼酎もお客が自分で注ぐわけです。

「うちは、従業員がいないので、すべてお客様自身でやってもらいます」とはマスターが開口一番言った言葉。

ふ~ん。

と思いながらも、まずは生ビールを注ぎにいきます。

学生時代、焼鳥屋の屋台でアルバイトをしていた井上雄一朗は、生ビールを注ぐのが抜群に上手いのですが、この日はホストである秋岡塾長が一杯目を注いでくれました。

「秋岡先輩!自分がやりますから!」と慌てて井上雄一朗があとを追ったのですが「いいから、いいから」と秋岡塾長。

秋岡塾長が注いだ生ビールを井上雄一朗がテーブルまで持ってきます。

ん?

んんん?

あ、泡が・・・ねぇ・・・

ジョッキに並々と注がれた生ビールなんですが、泡がほとんどないんですよね。

「ビールを優先して注いだんで、こうなったんですよ」と井上雄一朗が言っていましたが、どうみても、ビールサーバの使い方をよく知らない秋岡塾長(笑)

ビールサーバのスティックって、手前に引くとビールが出て、奥に押すと泡が出るんですよね。この泡でビールの苦味を閉じこめるわけで、スティックを奥に押すという動作を知らないはず、と思う私でありました。

「ジョッキに並々とビールを注いだからですよ」と言っていた井上雄一朗ですが、あとで「秋岡先輩、マスターに『泡ってどうやって出すんですか?』って聞いてました・・・」と(笑)

やっぱり!

そんなことはどうでもよくて、こんな感じでお客が自分で飲み物を注ぐシステムで、面白いなと。焼酎とかも、自分が飲みたい銘柄の一升瓶持ってきて自分でチビチビやるわけです。

とりあえず、ユキコとサキに乾杯!

泡少ないけど、乾杯!

七輪で焼くわけですが、男女のカップルなら適度な焼き具合になるのですが、大の男が三人だと、あとひとつ七輪がいるかなと思いつつも、話すことが多く、食べるの忘れて空手論議ですよ。三人で。

肉、燃えちゃうって話です(笑)

燃える肉

話の内容も、空手論議以外に、ちょっと書けないようなシビアでコアな話から、濃く淡いライトな話までするわけで、秋岡塾長の心も燃えるわけです。

バーニング・ハートなわけですよ(笑)

秋岡塾長の心臓の位置に炎
いい感じで炎が秋岡塾長の心臓の位置にある画像。

このお店、お任せコースだと、飲み物がお客自身で好きな物を、そしてお肉はマスターがせっせと運んできます。

普通の焼肉屋だと、焼肉用にスライスされたお肉がお皿に盛られてきますが、このお店も最初はそうでした。でも途中から「これ、うちだけ」とマスターが肉の塊を持ってきます(笑)

肉の塊ですよ!

ステーキ肉だったり、ヒレ肉の塊だったり、黒豚の塊だったり。

こんな焼肉屋見たことねぇ!

ステーキ肉の塊 肉の塊を焼く

井上道場Tipsをご覧のみなさんは、井上雄一朗や私は数キロ単位で肉を購入し、しゃぶしゃぶやら焼肉やらする様子を知っているので、肉の塊を見ても普通だな、とお思いになるかもしれませんが、これ、お店で出されると、一瞬「へぇ」となります。

ひとり分かよ!

とか思いましたが、そういうことはないわけで、三人分です(笑)

これをレアで焼いて、ハサミで切って食べるわけですね。

面白いでしょ。

黒豚の塊なんて、肉汁おつゆたっぷりで、牛肉よりも旨かったです。

そんなこんなで途中から肉の塊を七輪で焼いて食べたのですが、このお店、もともとお肉屋さん。なので、こういう風に肉の塊を出せるんですね。

厨房には、今でも肉屋用の冷蔵庫があり、お肉が塊で置いてあるそうで、なるほど、これは普通の焼肉屋では無理と納得。

お肉屋さんの焼肉屋さんなので、お肉が充実しているわけですよ。

さて。
気がつくと、お店にいるお客は我々だけ。

「ご飯ください」という井上雄一朗のオーダーに白飯と漬け物が出て、それを食べて焼肉終了です。

全員飲んでいるので代行をマスターにお願いし、代行が来るまで空白の時間がありました。

が、この空白の時間がこの日のメインだったりしました。

上でお店のシステムやらお肉について書いていますが、これはメインではありません。そういうことなら井上道場Tipsでネタに取り上げることもない普通のこと。

ここから本題です(笑)

代行が来るまで時間があって、その間、何をしたかというと、なんとここのマスターはマジシャンでもあります(笑)

イリュージョン・タイムなわけですよ。

いきなり「マジックをお見せしましょうか?」とマスター。

「結構です」って言えないですよね(笑)

とりあえずマスターのマジックショーを見ることにします。

最初は、ベタな真っ赤なスカーフを消すマジック。

あ、これタネ知ってるんだけどなぁ・・・とか思ったのは内緒。

マスターが我々三人の目の前で、両手をそそくさと動かし、スカーフを消して見せます。

「あ、消したはずのスカーフが見えているんだけどなぁ・・・」とか思いましたが、そこは大人の対応で素知らぬふり。井上雄一朗はどうだろうと、隣りに目をやると、井上雄一朗の目が笑っています。

あ、こいつも気が付いている!

秋岡塾長はどうだろう?と秋岡塾長を横目で見ると、なんと、驚愕しています!

わかってねぇ・・・(笑)

「すごいですね」と三人でマスターに言います。

ノリノリになってきたマスター。次は塩を消して、そして再び出すマジックに取りかかります。

これは凄かったですね。

テーブルにある味塩を手の中に振りかけます。そして、両手でゴシゴシすると振りかけた塩が消えるんですよ。

へぇ~と驚いたのですが、今度は再び両手をゴシゴシして塩を出すんですよ。もうビックリです。

これは凄い。

純粋に驚愕です。

あ、でも、最初振りかけた塩よりも、あとから出てきた塩の方が分量多いんだよなぁ・・・とか思っちゃいましたが、そこは大人の対応で素知らぬふり。

タネがあるのはわかったのですが、それをどうやったかわからず、これは純粋に凄いなと思いました。

秋岡塾長、もう驚愕の眼差しです(笑)

これで終わりかな?

とか思っていたら、今度はマジックというよりトリックなネタ。漢字を一字一字書いていって、最終的な漢字の読み方を聞くのですが、ピザと十回言った後に肘を指さして「ここは?」と聞くと「ひざ」と言い間違えるように、そういう言葉のレトリックを利用したトリックなのですが、私が空気も読まずに「この漢字は違う」と言っちゃいました(笑)

困った様子なマスター。

あ、空気読まずに答え言っちゃった。まずいなぁと反省する私。

それでも秋岡塾長はわかってなく「え?あれは首でしょ?」と言っています(笑)

いや違う違う、あんな漢字はないのよ。

次が数字のレトリックを使ったトリック。足し算していって、最後の合計を言うってやつですが、これも上と同様なトリックで、人間の勘違いを利用したネタ。

そこでも空気を読まずに答えを言う私(笑)

井上雄一朗は適当な答えだし・・・

もうマジックのお客としては最低な二人です。

でも、秋岡塾長だけは、お約束のように、もう完璧にトリックにはまって、違う答えを連発。種明かしをしても、「なんで?なんで?」を連発。

爆笑ですよ。

マスター的に、私はNGな客で、最後は「もうお兄さんは参加しないで」と言われる始末(笑)

最後のネタは、トリックに完全にはまってしまう秋岡塾長ひとりに対してのものです。

あ、これ知ってる。と思ったのですが、秋岡塾長のリアクションを見たくて笑いを堪えて見守っていました。井上雄一朗を見ると、彼も知っているみたいでニヤニヤしています。

灰皿の炭を使ったマジックで、手の甲に付けた炭が手の平に移動しちゃうってマジック。

イリュージョン あら不思議(笑)

秋岡塾長「あれ?あれ?あれ?」を連発。

いいお客さんです(笑)

このマジックの途中で代行がきたので、このマジックが最後でした。

イリュージョンなマスターなんですが、そのキャラも面白く、これはネタにしないといけないよな、と思う私。

焼肉屋でこんなに面白いことがあるとは予想外でしたよ。それもこれも全て秋岡塾長のおかげ(笑)

このお店「七輪炭火焼肉すヾ奈」という屋号で、田迎にあります。秋岡塾事務局の隣りです。

七輪炭火焼肉すヾ奈

秋岡塾事務局は看板があるので、すぐわかります。

秋岡塾事務局

デ。
お店を出て、お店の看板を撮影し、マスターから名刺をもらって帰ったのですが、最後の最後にイリュージョンが待っていました。

まず名刺の画像。

七輪炭火焼肉すヾ奈の名刺

気が付かれたでしょうか?

お店の看板画像と名刺画像を見比べてください。

ん?

んんん?

イリュージョンですよね。

お店の看板の屋号なんですが、「すヾ奈」ではなく「すヽ奈」ってなってます(笑)

「すずな」じゃなく「すすな」になってる!

もうビックリですよ。

すごいオチだな、と。

そんなこんなですが、熊本に来ることがあったら、是非田迎の「七輪炭火焼肉すヾ奈」においで下さい。お肉も凄いですがマスターも凄いです。

井上道場Tipsは、こんなお店を応援します。


七輪炭火焼肉すヾ奈はイリュージョン!の巻” へのコメントが 2 点あります

  1. お疲れ様です!
    今、食の街☆大阪です♪
    もう間もなく、画像などを投稿出来ると思いますので、楽しみにしてて下さい!

    会社の近くに鶴橋って町があるのですが、炭火七輪焼肉の本場的な場所で一人ででも行けるらしいので、日曜日にでも行ってこようかと思ってます! 
       もうすぐ0.1㌧です。。。

  2. なにが凄いって、

    「炭火焼き七輪焼肉の本場的な場所」が「一人でも行けるらしい」と書いてあって、一人で行こうとしているゴウセイが凄い(笑)

    私も昔、ひとりで焼肉屋に行ったことがある(笑)

    恵比寿。

    そして思ったこと。

    焼肉屋って、ひとりだと高いな・・・

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