ヤモリ!の巻

武蔵ヶ丘道場先週金曜日の武蔵ヶ丘道場稽古終了後、掃除が終わり、ショウヘイが私に声をかけてきました。

「センパイ、エヘ、あ、あそこにトカゲがいます」と。

「と、とかげ?どこよ」

ショウヘイが指さす方向は、金曜日の練習場所である武蔵ヶ丘コミュニティーセンター武道場(柔道場)の師範席のはるか上。

目を凝らすと、確かに生き物が壁に張り付いています。

トカゲではなく、ヤモリです。

「ショウヘイ、あれはトカゲじゃないよ。ヤモリっていう生き物なんだよ。ハ虫類だけどね」と言うと、わかったかのかわからなかったのか、よくわからないのですが、「ははは」と笑いながら去っていくショウヘイ・・・

さすがショウヘイ・・・意味不明・・・

ヤモリは家屋の壁であったり、屋内にも侵入してきたりして、よく見る生き物であります。害虫を補食するので有益な生き物ですね。家を守るということから「ヤモリ=家守」と書いたりします。

我が家にも暖かくなると玄関先に登場します。つがい(夫婦)で登場していましたが、ある時期から子どもも登場。玄関には玄関灯があり、その光に蛾であるとかの虫が寄ってくるので、そこを狩り場にしています。

生きた昆虫類だけを食べるので、彼らはハンターですね。

獲物を狙い、一瞬でパクッと。

と思っていたのですが、ある日、玄関先でヤモリの捕食するところを見てみようと観察していました。

玄関灯の周りには、結構な虫が飛来していて、ヤモリはその周りを伺うように動いています。自分の頭ほどの大きさの蛾に狙いを定め、ササッと素早い動作で噛みつきます。

が、よく失敗するんですよ(笑)

もう弱肉強食の世界なので、一撃で捕食すると思っているから爆笑しました。

数回チャレンジして、やっと捕まえます。

ハンターじゃないのかよ!

玄関灯があるいい狩り場をホームタウンにしているので、エサはいつでもある。なので、ちと、精悍さに欠けているのかなぁなんて思ったりしました。

そんなヤモリが武蔵ヶ丘道場に登場です。

ヤモリはハ虫類なので冬場は冬眠します。その冬眠していたヤモリが活動を始めた。

春なのです。

まさか稽古で「春」を感じるとは思っていませんでした。気温であるとか風であるとか、そういうのではなく、生き物から季節を感じるということを、稽古場所である武蔵ヶ丘道場内で体験するとは・・・

すぐに蚊も出てくるんでしょうねぇ。

ショウヘイが指さした箇所の画像が以下になりますが、ヤモリの位置わかりますか?

わかりますか?

絶対わからないはず(笑)

距離があったので、デジカメのズームを使いアップを撮影しました。

これでわかるはず。

ヤモリ君

春ですね。

ちなみに、最近は山間部の水田でしか見ることがなくなった「アカハラ」こと「イモリ」は両生類です。あんまり素手で触っちゃだめなんですよね。

子どもの頃は近所にたくさんいたので、素手でガンガン掴んでましたよ(笑)

そんな先週金曜日の武蔵ヶ丘道場だったのですが、ヤモリを撮影し後方を振り返ると、少年部たちが元気に走り回っています。春休みも後半ですが、学年も上がりテンションはいい感じなはず。

その姿を撮影してみる。

はしゃぐ少年部

小さい画像なんでよくわからないのですが、一番左にいるのがショウヘイで、「あれ、さっきトカゲがいると私の隣りにいたはずなのに」と思うくらいの素早さでヒカリ達と一緒になってます。

さすがショウヘイ・・・忍者だな。

そして、この画像をよく見ると、はしゃぐ少年部の輪に入らず、井上雄一朗からマンツーマンで腕立て伏せの指導を受けている稜平へいへ~い♪の姿が確認できます。

稜平へいへ~い♪

さすが稜平へいへ~い♪

さて。
桜も散りだし、葉桜が目立つようになると熊本は一気に暑くなります。とはいうものの、花見の時期はいっつも冷え込む熊本だったりして、先週末は吐く息の白さに「もう4月なんだけどなぁ・・・」と思ったり。

昇級審査が終わればゴールデンウィーク。来月は連盟の全日本などもあり、あれから1年かぁと時の経つ速さに驚愕しています。

マサヤは中学生になっちゃうし、シュンスケと里奈ちゃんは受験生になっちゃうし、ユウスケや光やダイヤやエムは最上級生の6年生になっちゃった。

年度の変わり目は、色々な変化があって面白いですね。

春爛漫なのです。


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