春にして君と別れ・・・秋岡塾のユキコとサキ

ユキコとサキと春の別れ「春にして君とわかれ」とは、確か、鴻上尚史主催の劇団「第三舞台」で演じられた演劇のタイトルで俳優の筧利夫(当時第三舞台所属)が主役な舞台だったはず。

筧利夫はドラマ『踊る大捜査線』の新城賢太郎管理官役の人。

そんなことはどうでもよくて、春ですが別れの季節でもあります。井上道場でも春の別れがありました。

たびたび記事に書いていますが、秋岡塾のユキコとサキは井上道場に出稽古に来ています。期間は1年。出稽古期間の1年間が終了し、月曜日の選手コースをもって他の道場生とお別れすることになりました。

春の別れなのであります。

通常稽古は先週土曜日の代継橋道場が最後で、この日「あ、ユキコとサキは今日が最後だった!」とペガサスカップ用にデジカメのバッテリーを充電していて持ってきていなかったことを後悔したのですが「マ。月曜日も来るからいいか」と自分自身を納得させる私・・・

そんなこともどうでもよくて、先週土曜日の稽古では、選手コースに出席している道場生以外と最後の稽古になるので、稽古後ユキコとサキがお別れの挨拶です。

ユキコ「友達がたくさんできて楽しかったです」

サキ「友達がたくさんできて楽しかったです」

同じじゃねぇかよ!

正確には、統一世界武道空手道連盟主催全日本大会後に出稽古に来たので、2007年5月1日からなのですが、年度内で区切っているので今年3月いっぱいが出稽古期間。

なぜ連盟の全日本大会後からかというと、ユキコとサキは秋岡塾秋岡塾長の愛娘。大会での不甲斐ない試合内容に「これは親が師範をやっている自分の道場よりも他の道場で鍛え直した方がいい」という秋岡塾長の考えでそういう時期になったそうです。

「井上先生の道場以外考えられない」ということで井上道場へ出稽古。

通常稽古の他に選手コースにも参加で、サキはこれが大嫌いなわけです(笑)

それでも、この1年間ユキコとサキは、欠かさず稽古に出席し、他の道場生と同じように汗と涙と笑顔と苦痛を楽しんできました。

それも月曜で終わり・・・

なんか、この記事を書いていて寂しくなるのですが、それは、既に日常の風景となったユキコとサキの姿がもう見れないと思ってしまうから・・・と思ったりしています。

寂しくなるなぁ。

月曜の選手コース終了後、ユキコとサキが選手コースに参加した道場生にお別れの挨拶をしました。

が、この風景を撮影していたので、なんと言ったか聞きそびれたんですよね(笑)

ユキコとサキの挨拶

道場の後方には、秋岡塾の塾長としてではなく、ユキコとサキの父親として、その姿を見守る秋岡塾長がいました。

秋岡塾長

ユキコとサキが初めて井上道場の稽古に参加した2007年5月1日は、たまたま稽古風景を撮影するため私も代継橋道場にいました。

その時の動画を見つつ、「ああ、もうあれから1年になるのかぁ」と感傷的になる私。

ユキコとサキが出稽古に来た頃、私も稽古を再開したので、彼女たちは私が段々と痩せていく姿を覚えているはず(笑)

出稽古初日のユキコとサキは、色々なことに戸惑いながら、知っている道場生も当時はおらず、緊張しつつ稽古していたはずです。

あ、でも亜衣莉はかつてサキと試合をしたことがあって、ボロボロにやられたそうですが、そのことを仲良くなってからサキに言ったそうです。もちろんサキが覚えているはずもない(笑)

負けた方は忘れないんですよね。

1年前のユキコ(右)とサキ

動画からキャプチャした画像ですが、ユキコとサキの手前(右)に写っているのが1年前の亜衣莉。

閑話休題。
最後に全員で記念撮影だ!と、この日の選手コースに参加していた道場生たちと撮った画像が以下のもの。

秋岡塾長や井上雄一朗も入ってパチリ。
仲間たち
※クリックすると拡大表示します。

少年部だけでパチリ。
ユキコとサキと井上道場の選手たち
※クリックすると拡大表示します。

女の子だけでパチリ。
つわものども
※クリックすると拡大表示します。

女の子たちだけで写っている画像は、ユキコ、サキ、光、エム、由莉奈、亜衣莉の6人。六人娘。

ユキコとサキが初めて出稽古に来た日の動画にも、この6人が写っています。動画からキャプチャした画像を見ると、ちょっと前なのですが、とても古いように感じます。

あの頃の6人娘
ユキコの後に由莉奈がいて、右に亜衣莉、エム、光が写っています。亜衣莉の前にいるのは、ショウタ!

こういう記事に貼り付けるために撮影した動画ではないのですが、井上雄一朗と二人で動画を見つつ「おおう!」とか「小さい」とか「細い!」とか言いつつ見てました(笑)

子どもの成長ってのは、凄いですね。

そんなこんなでユキコとサキは、春に井上道場とお別れしました。

この1年間お疲れ様でした。

泣き虫サキの異名も持つサキも、最後に撮影した写真では素敵なえくぼを見せている笑顔で、辛く、きつく、苦しい稽古ではありましたが、よく頑張ったなと、その笑顔に癒やされる思いであります。

この日、秋岡塾長、井上雄一朗、私の三人で食事に行きました。この記事で、そのことも書こうと思っていたのですが、その席があまりにも面白かったので別記事にします。

もうネタ満載な食事でした(笑)

そして、泣き虫サキの姉である天然ユキコは、やはり秋岡塾長の娘だな、と実感。よく似ています。姿形ではなく、もう性格がうり二つです(笑)

今日から4月。

本当は、エイプリルフールなので、どんなジョークで騙そうかと、そればかり考えていたのですが、春は春。

別れの春でありますが、新たな出発の春でもあります。

秋岡塾長も話していたのですが、出稽古は終わりましたが、型の復習や大会前の稽古で、これからも、時々井上道場に出稽古に来させるということです。

終わりは始まりなのです。

ユキコとサキ、この1年間お疲れ様でした。自道場での稽古頑張ってください。

再見!

See you!

<おまけ>
あ~終わった終わった

おっさんユウスケ。


春にして君と別れ・・・秋岡塾のユキコとサキ” へのコメントが 2 点あります

  1. 井上先生はじめ、S先輩、道場生のみなさん本当に一年間お世話になりました。
    二人の娘も、井上道場で様々な勉強をし、思い出を作り、またひとまわり大きく成長させて頂きました。
    昨日の別れの挨拶が終わって、泣き虫サキの目は赤く充血しており、必死に涙が出るのをこらえている姿を親は見逃しませんでした。
    別れを惜しむ寂しさと、一年間やり遂げた達成感による涙であったろうと感じました。
    まだまだ、勉強不足な点は多々ありますが(サキの小指?)(笑)
    まずは、御礼申し上げます。ありがとうございました。押忍

    PS,①
     昨日、稽古が終わり散々別れを惜しんだ後、帰る車中での話。
     ユキコ『あ~明日、火曜かー。あっ!代継橋の稽古がある。みんなに会いに遊びに行こうかな?』

     サキ『はぁ?さっき別れてきたばっかじゃん!』
     と、天然ユキコがサキに突っ込まれていました(笑)

    PS,②
     井上道場ブログを見て、秋岡塾長が『型の復習や、大会前の出稽古にまた来ます』との一言を見て、永遠に出稽古が終了したと思っていたサキは、
     サキ『はぁぁぁーーっ?お父さんは何ちゅ~事を言ってるんだー』
    と、なかば半切れ!!のサキでした。
     

  2. 秋岡塾長、コメントありがとうございました。

    感じたことは、この記事なり、あのマジシャンマスターがいる炭火焼き屋で語ったのでコメント欄で書くことはないのですが、ユキコとサキはよく頑張ったと思います。

    褒めてやってください。

    そして、サキに「待ってるから」と言ってください(笑)

    今日の代継橋道場稽古で違和感あったのですが、それはユキコとサキがいないからでした。

    だから、また来るように、と(笑)

    次は、炭火焼き屋ネタです。

    押忍

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