井上道場Tipsはブログ。Weblog(ウェブログ)の略が「ブログ」で、まぁ、インターネット上の日記と思ってもらって問題ないです。もうちょっと深く解説もできるのですが、おそらく理解できないだろうと思うので、インターネット上の日記と思って下さい。
それだけじゃないんですけどねぇ・・・でも、まぁ、日記と思って問題はないです。
ニアイコールですね。イコールではない。でも、大部分の使い方が日記なので、それでいいかなと思ったり。
さて。
そんなブログなTipsなんですが、話題は空手に限定していません。最初からそのつもりで井上道場公式サイトのコンテンツとして加えています。Tipsに関しては、「空手」の話題は少なければ少ないほどいい、というスタンスです。
最近多いですが、単なるネタ不足なんですよ。
Webサイトで公開するということは、インターネットで公開するということは、不特定多数(国境も越えます)に対する公開であるわけで、「空手」という小さな枠にとらわれず、色々な情報を提供できたらいいな、「空手」とは無縁な人が多く訪れたらいいな、と思ったりしています。
そして、そんな「空手」とは無縁な人がTipsに訪れて、そこで「空手」に邂逅し「空手を知る」機会があれば、これは空手関係者としては幸甚なことだな、と。
だから、Tipsには「空手」以外のネタが多い。
そんなわけで、井上道場Tipsに訪れる人は、半分は空手関係(空手に興味がある人も含む)ですが、半分は全然関係のない人です。
そんな「空手」とは無縁な人からお便りを頂きました。食いついたネタはグルメネタの「豚軟骨レシピ」(笑)
住んでいる場所も九州じゃなく、言葉や文化すら違うかも知れない土地の方なんですが、「豚軟骨レシピ」記事(井上道場特製豚軟骨と豚軟骨ラーメンの作り方-井上道場レシピ)に感銘を受けて、実際作ってみようとお肉屋さんで「豚軟骨」を注文。
これが、凄い(笑)
凄いですよ、マジで。
笑いました。
なんじゃこりゃ!!!!!
記事で紹介している「豚軟骨」は熊本のスーパーで普通に売ってある「豚軟骨」。お便りによると、そんなのは売って無くてスライスした「豚軟骨」しか売ってない。なので、お肉屋さんで「豚軟骨ください。これくらいのやつ」と記事で紹介した熊本で売ってある「豚軟骨」のイメージをいって注文したそうなんですが、もうですね、お便りに添えてあった画像を見てビックリですよ。
の、の、喉の部分そのまんまじぇねぇかよ!!!
お肉屋の大将が自分の喉に手をあててニッコリとしつつ持ってきたそうです(笑)
ちが~う!!!
グロテスクといえばグロテスクなんですが、アンコウやナマコのように、姿が醜いものほど美味という真理もあるので、これはこれで旨いかも。
今日のお客さんは通だ!
と、お肉屋の大将思ったかも知れません。
別角度の画像はこちらです。
なんとなんと、この喉の部分の肉の塊を家族四人分注文したそうです。
注文し過ぎ(笑)
この肉塊を過去記事「井上道場特製豚軟骨と豚軟骨ラーメンの作り方-井上道場レシピ」のレシピ通りに調理したそうですが、少し余ったそうです。
でも翌日にゴーヤチャンプルに入れたらグッドだったそうで、やはり主婦は「工夫」するなと感銘を受けました。
ゴーヤは九州じゃ「にがうり」という名前でスーパーなどで普通に売ってますね。昔から。
熊本弁だと「にがごり」ですね。
豚肉なんでゴーヤに合うはずで、主婦はさすがだなぁ、と。
喉の部分は圧力鍋で煮込んだら「グニャリ」となったそうですが、そうでしょうねぇ。どんなに煮込んでも、歯ごたえは残ると思います。このお肉だと(笑)
私が書いた記事の豚軟骨だとトロトロになるんですけどねぇ。
ちなみに、軟骨にはコラーゲンとコンドロイチンがたっぷりだそうで、健康食でもあるんですよね。
コラーゲンは言わずもがななで、コンドロイチンは膝にいいらしく、空手家である井上雄一朗が好んで食べるのは、そういう理由は知らないと思うのですが、本能なんでしょうね。
閑話休題。
スライスしてある豚軟骨がポピュラーらしく、熊本で売ってある豚軟骨がスライスしてある姿を想像していたのですが、これもお便りに画像が貼付されてました。
喉の部分がスライスされてるやつじゃん!
どうみても、空洞というか輪っかの部分が確認できます。
喉でしょ、これ喉でしょ(笑)
爆笑してしまいました。
なるほどなぁ。コリコリ感を楽しむ食材なわけですね。
これはこれで、塩コショーして炒めると、いい肴になるでしょう。
でも、おおもとは最初の画像の肉塊なはず(笑)
ホントは、どこの部分なんだろう?
こんな新鮮なものじゃなくて、冷凍パックされているやつなら「鮮ど市場」にも売ってありますね。
なんて呼び名だったかなぁ・・・失念しました。
熊本にも売ってあります。
お便りを下さった方は、井上道場Tipsで紹介されている豚軟骨を求めて色々スーパーを巡ったらしいのですが、一番近いのがこれです。とどうやら探し当てたみたいです。
肉厚が薄いので違うかな、という感じらしいのですが、
これです!
これです!
肉厚が薄いとのことですが、熊本でもこれくらいのやつは売ってあります。つうか、肉厚の方が希ですよ。
トロトロに煮込んで美味しいのは肉厚の方なんですが、これくらいでも軟骨部分がトロトロになるくらい煮込めばいいです。コツは「軟骨部分がトロトロになるまで煮込む」です。
やっぱりあるんですね。
今度からは、この手の豚軟骨を購入して過去記事レシピで作ってみて下さい。
九州人と味覚が違うかもしれないので、味付けは「工夫」されて下さい。角煮風に味付けしても美味しいとお便りにありましたが、きっとそうだと思います。
ポン酢とラー油と一味のタレもお試しください。
ビールの肴以外にも、ご飯のおかずとしても頂けます。
トロトロに煮込んだ豚軟骨に、たっぷりと特製タレを絡めて、二三度ご飯の上でちょんちょんとタレを馴染ませます。そして、おもむろにトロトロの豚軟骨を口にいれ、続けてご飯を食べる。
旨いですよ。
それにしても「ところ変われば」とは言いますが、豚軟骨といっても、いろいろとあるんですね。
勉強になりました。
今度は、豚バラ肉ブロックの井上道場特製角煮風レシピでも紹介しようと思います。
こいつは、煮汁というかスープというか、これが絶品です。
イメージつかないでしょうけど、和風なお蕎麦やうどんに合う煮汁(スープ)が出来上がります。
私が試行錯誤して作って、それを毒味役の井上雄一朗に食べさせたら、
「先輩、スープが凄いことになってます」
と。
失敗したと思ったら、スープが旨い!と(笑)
違うんだけどね、肉の方なんだけど、毒味頼んだの・・・
B4用紙くらいのサイズの豚バラブロックを使って作ります。
これも肴にもいいし、おかずにもいいやつです。
豚肉は、旨いです。
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