昨日7月25日(水)は戸島教室の稽古日。いつものように、稽古1時間半前に戸島教室入り。
夕陽がとてもきれいでした。
でっかい夕陽だなぁと思っていましたが、画像で撮影するとそうでもない。目の錯覚なんですよね。太陽の大きさは変わらないので(笑)
観空(カンクウ)という型があって、最初の動作に両手を重ねて空を仰ぎ見る挙動があるのですが、両手を重ね合わせた空間に空を見るのか、お天道様を見るのか、お月様を見るのか、漠然としているのですが、井上雄一朗は夕陽を見ていました。
井上雄一朗、太陽にほえる!
昨日の記事で、井上雄一朗は軽く風邪気味と書いていましたが、この日は登場するなり「エアコンや扇風機など一切合切使わずに、自然に、自然に過ごしましたよ。おかげで復活です」と。
も少し風邪気味で静かでもよかったんだけどねぇ・・・
そんなこんなで、戸島教室に向かうまでもエアコン等一切合切使わず自然に、と。
ええ、車のエアコンも付けず、窓も開けず、戸島教室まで・・・
サウナかよ!
玉のような汗が、腕に、首筋に、胸に、背中に浮いてきます。
サウナに入ってしばらくすると、こういう感じで汗が玉状に湧き出てくるのですが、車の中で経験するとは思っても見ませんでした(笑)
「戸島教室についたら、車を降りたら、絶対涼しいと感じますよ」と力説する井上雄一朗。
戸島教室に着いて、車を降りて口から出た言葉は、
涼しい~♪
でした。
そりゃそうです。なんてったって、密閉した空間に閉じこめられていたんですから。
戸島教室に入り、道着に着替えると、もう汗、汗、汗です。
窓を開けて、新鮮な空気を吸おうと思いましたが、夕方の空気はどんよりと暖かく、かつ停滞しています。
窓開けても暑ぃじゃねぇかよ!
と思いつつ、稽古始まれば、この比じゃないので、別に問題ないな、と(笑)
すると、突然井上雄一朗が大声を出してきました。
「外を見てください!夕陽がメチャクチャでかいです!」と。
窓の外を見ると、まさに力尽きようとしていながら、それでも燦々と夕暮れに輝く太陽がありました。
確かに、でかい。
デジカメで記念に撮っておこうと思い、ファインダーを覗くと、あれ、小さいなぁと。
目の錯覚で夕陽が大きく見えるんですよね。
それにしても、西の空に、まさに沈まんとする夏の太陽は、未だ力衰えず、炎上する宮殿のような色彩を空に放ち、東の空を見ると、群青色の夜の一部がしっとりと覆っていて、昼と夜の混在した一瞬の芸術に、しばし息を呑みました。
自然は偉大だ!
古今東西、あらゆる芸術家が、この色彩を再現したいと研究したんだろうなぁと思うと、大空は巨大なキャンバスだな、と。時を忘れる一瞬でもありました。
というような、アカデミックなことを考えていたら、井上雄一朗が「観空です、観空」と(笑)
型なんですが、観空の型の最初の動きに例えていて、これはこれで面白いな、と。
空手関係者以外わからねぇじゃねぇかよ!
観空の最初の動きで夕陽を包む。
それにしても、きれいな夕陽でした。
見ている間にも、どんどん沈んでいき、東の空の色彩が空を覆っていきます。
時が流れいてるのを感じる瞬間ですね。
井上雄一朗も、この夕陽が気に入ったみたいで、窓から身を乗り出して見ていました。
その動画(笑)
りょうたろうは、逆側の窓から小学校の校舎を見る(笑)
最後に、蚊が入ってこないように網戸を完璧に閉める井上雄一朗・・・
そして思いました。
この夕陽の映像を見ていると、勝手に頭の中にある音楽が流れてくる。そして、ある映像が浮かんでくる。
私以外の、あなたもきっとそうだ!
・・・。
・・・。
・・・。
太陽にほえろ!
あれは朝日の方かもしれませんが、こんな感じなので、絶対にあのBGMが頭の中で奏でられているはず!
そんなこんなで戸島教室です。
この日は暑かったですね。もう凄かったです。
そして思いました。
空気が循環してない・・・と。
窓は三面に6つもあるのですが、どうも空気の流れが悪いようで、酸素が足りない(笑)
夏場なので、そう思うだけなのですが、稽古後に外に出ると、もう爽やかなんですよね。
気温にしろ、夜風にしろ。
稽古後なので、そう感じるだけなんですけど(笑)
そして、代継橋道場に引き続き、この日の戸島教室でも「じゃんけん補強」ですよ。
その前にミットで息が上がっていたのですが、即じゃんけん補強。
今日は負けるわけにはいかない!
最後の勝ち抜きじゃんけんに負けるわけにはいかない!
のですよ(笑)
前半は私の列は負け越していたのですが、池辺さんの怒濤のじゃんけん攻撃でイーブンまでもってきました。
すなわち、最終じゃんけん者、私と隼介の結果ですべてが決まります。
気合いが入るわけですよ(笑)
結果は代継橋道場のリベンジ成功!
私の列が歓喜の嵐。
やった~!って(笑)
そして隼介の列は、罰ゲームの「空気椅子」。
昨日の戸島教室には、夏休みなのでユウスケも参加してましたが、ユウスケは隼介の列だったので「空気椅子」組。
もう、悶絶してました(笑)
隼介は足を痛めているので、腕立て伏せの体勢でやりました。
これはこれでしんどい体勢なんですよね。腕立て伏せしていた方がマシなんですよ。
顔をしかめて悶絶中のユウスケ、膝を深くまげないで調子こいてる稜平へいへ~い(あとで井上雄一朗からチェック入ります)、余裕なユウキ、ああああ~と声を出す稜平へいへ~いパパ、そして一番余裕だったミセス池辺。
以下がその時の映像です。
井上雄一朗が「ユウスケ!りょうへい!」と激を飛ばしていますが音声はありません(笑)
熊本弁で言うなら「ばたぐらう」ユウスケ。
稜平へいへ~いパパを煽る池辺さんに爆笑。もうニヤニヤです。
でも、明日金曜日の武蔵ヶ丘道場稽古では、二人とも空気椅子すると思います(笑)
絶叫しなら・・・
最後は稽古で使用したミットをお片づけ。
こうして、暑い暑い戸島教室の稽古は終わりました。
板張りなので、床はみんなの汗がたまってましたね。
2~3㎏は水分が抜けて体重が減ったと思います。
でも、適宜水分補給して脱水症状にならないようにしていたので、そんなに変わらないかも。
この時期、水分補強は2リットルでは足りなくて3リットルくらいじゃないとダメですね。
汗が大量に出るので、タオルやスポーツタオルじゃダメでバスタオル(笑)
そして稽古後は、その達成感と軽い疲労感で全員爽快な表情。
体は悲鳴を上げ、実際声にも出したのですが、こういう頑張ることの日々の積み重ねが自分自身に何かを与えてくれるんでしょうね。
老若男女を問わず。
その何かはそれぞれ違うとしても。
空手は、(・∀・)イイ!!