カントリースタイルのスペアリブを作る!の巻

カントリースタイルのスペアリブ9月15日は月曜日でしたが「敬老の日」で祝日。

なので、BBQ(バーベキュー)をしました。

カントリースタイルのスペアリブを作ったわけで、何がカントリースタイルかイマイチわからないのですが、とりあえず、スペアリブを煮て焼いたわけです。


はじめに

そんなこんなで、

参考にしたレシピには「カントリースタイルのポーク・リブ」とあり、アメリカにあるような分厚いポーク・リブは、こっちには無いのでスペアリブにしました。

あと、

南部スタイルのポーク・リブつうレシピもあり、「どこが違うんだろう?」と見比べましたが、使っている道具以外、違いが見あたらなかったというのは内緒。

アメリカの、

ポピュラーな、

典型的な、

そんな味付けのやつだな、

と解釈していたり(笑)

作り方

作り方自体は超簡単

んで、

作り方自体は簡単です。

お好みのBBQソースとビールで煮て、最後に焼き目を付ける為に焼くだけ。

そんだけです(笑)

バーベキューソースを作る

とりあえず、BBQソースを作ります。

カントリースタイルなBBQソースで、日本だと「田舎風」って感じなのでしょうか、まぁ、BBQソースの王道なレシピを参考にして、いつものように作ったわけです。

BBQソースに使用した材料は以下のもの。

  • ケチャップ
  • リンゴ酢
  • ブラウンシュガー
  • ガーリックパウダー
  • セロリシード
  • クミンパウダー
  • チリパウダー

これにカイエンペッパーを入れるのですが、生の唐辛子があったので、これを刻んで代わりに入れました。

生だから多めに入れても大丈夫だろう、とか思っていたら、辛いのなんのって!

1本でよかったのに、3本も入れちゃった(笑)

BBQソース

生唐辛子

これに、隠し味としてウスターソースとお醤油を入れています。あとハチミツも。

BBQソースで赤い粒が見えますが、それが生唐辛子!

ポテトも焼くため用意する

さて、

BBQソースも出来たので、野外で調理開始。

Weberのチャコールグリルの準備もOK。

今回は、ポテトも食べたかったので、フライドポテトにすると面倒くさいので、Weberグリルで蒸し焼きにするため、アルミホイルで巻き巻きしていました。

Weberグリルの準備OK おにぎりではなくジャガイモ

ジャガイモは男爵イモで10個使いました。

チャコールの横に配置したのですが、8個しか置けなかったので、残り2個は焼き網上に配置。

ジャガイモを配置

2個はここ

こういう蓋付きのチャコールグリルで焼くと、焦げることもなく、しっとりと、ほっくりと、いい感じに野菜系はなりますよ。

用意したスペアリブ

さてさて、

用意したスペアリブは3.2㎏。

5~6人前くらいでしょうか?日本だと。

こんな感じです。

3.2㎏のスペアリブ

これだと量がよくわからないので、右手と比較してみる。

右手と比較

調理開始!とアルミパン登場

さてさてさて、

ここから調理です。

まず、用意した深皿アルミパンにスペアリブを並べます。

この深皿アルミパン、ホームセンターやディスカウント店のBBQコーナーに夏の間、たくさん売ってありました。焼きそばなど作るやつ。安いですよね。

9月になり、シーズンオフになったので、在庫処分でたたき売られていました(笑)

スーパーキッドのやつは全部買った(笑)

スペアリブを並べる

ここにBBQソースをドバドバドバと入れます。

BBQソースを入れる

次に、ビールもドバドバドバと入れます。

発泡酒なんですけどね(笑)

ビールも入れる

ほんで、チョイと混ぜ混ぜする。

まぜまぜ

そして、アルミホイルで蓋をして、それをWeberグリルに置きます。

置く場所は、煮るのでチャコール(炭火)の真上です。

アルミホイルで蓋をする

炭火の真上に配置

あとは待つだけだなぁ・・・

とか思っていたら、「玉ねぎ」を入れるの忘れていたことに気がつきました。

あ!

なわけですよ(笑)

忘れていた玉ねぎ

参考レシピには、確か玉ねぎは「オプション」扱いだったのですが、玉ねぎ入れた方が、絶対旨くなるのわかっているので、慌てて切って入れました。

玉ねぎを切る

玉ねぎを入れる

あとは待つだけです。

アルミパンの向きは変える

30分くらい放置して、深皿アルミパンの位置を180度回転させ、これは、均等に加熱させるためなのですが、その後、また30分くらい放置で基本出来上がりです。

その後、深皿アルミパンから取り出して、直火で焼いてBBQソースかけて終わりなのですが、なんせ、3.2㎏もスペアリブあったので、半分以上残っています。

なので、

この残ったスペアリブは、いつものように間接焼きするので、その準備とかします。

余ったスペアリブは普通に焼く

下味をつけるため、ドライラブをまぶします。

先月の井上道場BBQ大会用に作っておいたドライラブを保存していたので、これを使いました。

オーソドックスなカントリースタイル・ラブと甘いカンザス・シティ・スタイル・ラブです。

まず、カンサススタイルのブラウンシュガーたっぷりな甘いドライラブで味付け。

カンサスシティスタイル

次に、パプリカが入っているので赤くなるオーソドックスなカントリースタイルのドライラブで味付け。

カントリースタイル・ラブ

下の画像、上がカンザスシティスタイルで下がカントリースタイルです。

色で違いがわかると思います。

カンザスシティスタイルのやつは、ブラウンシュガーが有り得ないくらい入っていて甘いのですが、チリパウダーとカイエンペッパーと黒コショウも入っているので、ピリリと辛くもある。

つうか、最初甘くて最後辛い(笑)

カンザスシティスタイルで下味したスペアリブ

カントリースタイルで下味したスペアリブ

こいつをWeberのグリルに並べていきます。

間接焼きなので、深皿アルミパンと反対の方向。

並べる

奥がカンザスシティスタイルで味付けしたやつ

ほんで、30分後。

様子を見て追いソース

煮込んでいるスペアリブの様子を見ます。

いい感じにグツグツ煮えています。

様子を見る

いい感じ

参考レシピには、BBQソースやビールに15分くらい漬け込むとかあって、そんなことやってないので、ちょい味が染み込まないかな?とか思って、

BBQソースを追いソースする(笑)

追いソース

こんな感じ

追いソース後、加熱を均等にするため、深皿アルミパンの向きを変えました。

180度向きを変える。

向きを変える

そして、さらに30分後。

さらに様子を見る

Weberグリルの中は、こんな感じになっていました。

焼き焼きしているスペアリブがいい感じになっていたり。

1時間後

煮ているやつは、もう、ほぼOKなんですが、焼き焼きは、ここからさらに時間かけて焼くので、そんな時間ないので、

ここで、ちょっと、テクニックを使いました。

テキサスチート!

まず、

網の上にある焼き焼き用スペアリブをアルミホイルの上に移動。

スペアリブを移動

そして、アルミホイルで包みます。

アルミホイルで包む

しっかりと包む

これ、確か、「テキサスチート」というBBQテクニックです。

なんでも、こうやってアルミホイルに包んでグリルに戻すと、熱が逃げないので、早く調理できるとのこと。

なので「チート」だと。

ただ単に、アルミホイルで包んでそのまま放置は、「肉の粗熱を取る」やつですね。

この作業の間、煮込んでいるやつは、蓋のアルミホイルを取っ払っていたのですが、こんな感じにグツグツいい感じなんですよ。

アルミホイルの蓋を取っ払う

いい感じであります

グツグツ煮えてる

んで、

テキサスチートのため、アルミホイルで包んだスペアリブをWeberグリルに戻します。

グリルに戻す

仕上げに焼き目を入れる

しばらく放置したあと、

もう煮込むカントリースタイルのスペアリブは出来上がっているので、仕上げに入ります。

追いソースもしたので、いい彩りになっているわけですよ、これが。

煮込み完了なスペアリブ

焼き目を付けるため、直火焼きにするのですが、そのため、深皿アルミパンからトングで取り出します。

つやつや!

焼き目を付けるため取り出す

まだツヤツヤ

こいつが、炭火で炙られると、こんな感じになるわけです。

「炙り」って、いい響きですよね(笑)

炙り中

いい焼き目です

焼き目がつけばOKなので、お皿に盛ります。

皿に盛る

バーベキューソースを塗る

お皿に盛ったスペアリブに、刷毛でBBQソースをヌリヌリします。

再び、ツヤツヤのテカテカ!

最高の匂い、香りが辺りを包むわけで、肉サイコー!と叫びたくなる瞬間(笑)

BBQソースを塗る

テリテリのツヤツヤのテカテカ

最後に、煮汁、これが最高のスープになっていて、ホットソースでもあるので、これをかけて完成です。

煮汁のホットソースをかけて完成

煮込んでいるので、ヤワヤワです。

それでいて、炙っているのでムチムチ。

じゃがバター

忘れていたジャガイモも取り出します(笑)

しっとりホクホクのポテェイトにナイフで切り込みを入れ、そこにバターを。

じゃがバター!

じゃがバター

焼きスペアリブの仕上げに入る

煮て焼いたスペアリブを屋内に運び、家人が食べている間、焼き焼きスペアリブの作業に入ります。

テキサスチートしていたアルミホイルを開けると、ほわっと蒸気と一緒に旨そうな香りが立ち上がり、既に、この頃、日が傾いて暗くなっていたのですが、そんなの関係なく、仕上げに直火で炙ります。

アルミホイルから取り出し炙る

そして皿に盛る

炙ったやつを皿に盛り、上からBBQソースをかけて完成!

焼き焼きスペアリブ完成

これも屋内に持っていきます。

出来上がりと食感

既に野外は暗くなっていたので(この季節、午後6時を過ぎると急速に暗くなりますね)、屋内で最後出来上がりをパチリ。

う~む、旨そう!

つうか、旨いです!

煮て焼いた方

焼き焼きの方

煮て焼いた、カントリースタイルのスペアリブは、ヤワヤワで、骨とかスポスポで、これは1時間くらいで出来るのを2時間近く煮込んでいたからなのですが、食感としては、豚の角煮というか、そういう、煮て調理したお肉系です。

焼き焼きしたスペアリブは、歯応えあって、プリッとしていて、焼いたお肉で、どちらがいい悪いではなく、調理方法の違いが食感の違いに出ていました。

どちらも旨い(笑)

味も違いが出ていて、違いは出ないだろうと思っていたので以外でしたナ。

3.2㎏のスペアリブですね、あっという間に無くなりました(笑)

最後に工程を動画で見てみる

そんな、

カントリースタイルのスペアリブと焼き焼きスペアリブの映像を見てみる。

■カントリースタイルのスペアリブとか 2014.09.15

随分とカットしていますが、雰囲気は伝わるはず!

次は、今月中にハンガー・ステーキかスカート・ステーキを焼こうかと思っていますです。

ってなことで。

参考にしたレシピはダディのやつ

毎度お馴染み、ダディ率いる BBQ Pit Boys の「BBQ Ribs Recipe Pit Boys Country Style」を参考にしたです。

ダディのようにはいかないなぁ・・・

■BBQ Ribs Recipe Pit Boys Country Style

追記

★2014.09.18 カントリースタイル・リブ(Country Style Rib)について[追記]

カントリースタイル・リブって、お肉の「部位」のことらしいです。

豚のアバラ肉の腹側を「スペアリブ」、背中側を「バックリブ」といいますが、この背中側のアバラ肉(バックリブ)のさらに首に近い方の部位を「カントリースタイル・リブ」と言うらしい。

つうことで、

てっきり調理方法と思っていた「カントリースタイル」、全然違った(笑)

アメリカじゃ、そういう名称で、その部位を売ってるわけですね。

だから、探しても参考レシピのお肉ないわけだ(笑)

本記事では、スペアリブで代用しましたが、そういう意味だと、記事タイトルは「カントリースタイル風スペアリブ」の方がいいかもしれない。

カントリースタイルのスペアリブって、おかしいですもんね。

修正しないけど(笑)

ちなみに、「カントリースタイル・リブ」は、「骨付き」と「骨なし」で売ってあるらしい。そう言えば、参考動画でも「ボーンレス」とかなんとか言っていたなぁ。

以上、追記。


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