10月20日は土曜日で代継橋道場の練習日でした。
今日は10月25日で、もう5日も前のことなので、なんとなく、どんな練習日だったか忘れていたりするのですが、それは内緒にしておきます。
いや、土曜日前から色々あって、過去記事にも書いていますが、なんやかんやと地味にやることが多く、ここにきて、また色々と故障したりしているもんだから、機械も体も、なんつうか、たまったもんじゃないッス。
そんなこんなで、
この日の代継橋道場少年部のお話です。
一般部ネタも一緒にしようと思いましたが、昨日、戸島教室と武蔵ヶ丘道場への練習お休みしてネタのストックがないので、
代継橋道場一般部ネタは別記事として投稿しようと思っていたりする今日この頃です。
水曜日ネタだと、
なんか、
小休止中にリュウノスケがコジロー連れてきて、
「コジローお腹痛いそうです」
と井上雄一朗に報告しにきたそうです。
みんなが練習している間、コジローは道場後方で休んでいたそうなんですが、
リュウノスケパパ曰く、
コジローの腹痛は「食べ過ぎ」とのこと(笑)
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
なんでも、
丼ものかなんか、ムキになっておかわりして食べて、そんでお腹痛くなったそうで。
アフォか!コジロー(笑)
でも、まぁ、
空手の世界には、
「大食は強運なり」
という言葉があって・・・
と思いましたが、腹痛になるんじゃ困るわけで。
面白いナ、コジロー(笑)
つうか、たくさん食べてもお腹痛くならないような強靱な胃袋を持て!
井上雄一朗や私の先生の先生の言葉に、
「男なら、鉄をも溶かす胃袋を持たないとダメだヨ」
ってのがあります(笑)
そんなことはどうでもよくて、
土曜日の代継橋道場少年部のお話。
型の練習を行いました。
初級者、それ以外、一緒に、まず、初級の型を打ち、初級の型は、基本的な動きが網羅されているので、初級以外の道場生は、きっちりと打てる・・・と思いきや、そうでもないから困るのですが、
まずは、
全員で初級の型を打ちます。
この型は、確か、戦前かなぁ・・・早稲田大学の空手部で考案されたものと聞いたことがあります。
戦中か戦後直後かもしれませんが。
沖縄から伝わった型じゃなかったはず。
沖縄から伝わった初級の型に「平安」がありますが、「ピンアン」とも「へいあん」とも読みますが、これは五種類あり、「その1~その5」とも「初段~五段」ともいいますね。
空手がまだ「唐手」だった頃、その唐手の近代化に多大なる尽力をした糸洲安恒(いとすあんこう)先生が作ったものです。
沖縄で唐手が学校教育に取り入れられた時に作った型だったはず。
なので、基本的な動作メインで、体力増強等の意味合いを含め、かつ、本来の型にある危険な技を取り除いたものだったはず。
だから、「平安」やっていると、その後習う型が習得しやすいんですよねぇ。その後習う型の動作から作られているので。
それより初級の型を本土で早稲田の学生達が作ったわけで、これが、確か「太極」という型。
だったような。
手元に参考文献ないので記憶だけで書いているんですが(笑)
ちなみに、
テコンドーにも同じ動作の型あるそうで(呼び名はもちろん違う)、テコンドーが空手(松濤館流)から派生した、つまり、空手から生まれた新しいスポーツという根拠になっていたような気がします。
日本で空手を学んだ先生らが戦後帰国して作ったはず。
今は独自の発展をしてオリンピック競技にもなっていますね。
閑話休題。
そんな初級の型を、まずは全員で打つ。
全員なので、白帯や色帯混ざってやるのですが、色帯も白帯時代から何度も何度もやっている型で、小学生時代のジュニア時代は、こういう基礎的な型を何十回何百回何千回と打って、まずは足腰を作る、ってのが重要ですね。
鍛錬。
型の試合では、高度な型を打っていたりするジュニア選手ですが、
「それ、その流派の最高位の型じゃん!」
とか、結構突っ込めます(笑)
そんな選手に限って、初級の基礎的動作は下手だったりする不思議。
順序、逆(笑)
デ、
色帯は出来て当然なので、間違ったりすると自己申告で「間違えました」と報告します。
この、間違えたら自己申告する、というシチュエーションだけで緊張するわけで、
考えて動くのではなく、体が勝ってに動く、
とこまで練り込むのは、相当時間がかかるわけです。はい。
もちろん、
手を挙げて自己申告する色帯(笑)
ちょ!
マコト!
ということもありつつ、
初級者は外れ、色帯だけで、色帯から習う型を打ったりします。
この日は「安三(ヤンツー)」という型だったわけで、それぞれ立ち位置を変え、向きも変え、変化を加えて打ってもらいます。
体で覚えていれば難なくできますが、
考えてやっていると、すぐに間違えるわけで(笑)
最後、リョウが危なかったのかな?
いつもやっている方向と違う向きで始めるだけで、違和感あって動きがぎこちなくなる。
過去記事でも書いていますが、
こういう練習って、シチュエーションが変わっても動じない癖をつける訓練だったりして、組手に通じます。
トラディッショナルな練習方法で、大会で通用するメンタルを鍛えること出来るわけです。
練習する型は段々と上級者用になってくるわけで、級位の低い道場生は外れ、
最後はケイゴとリュウトの二人だけで打ちました。
なんつうか、
開手ではなく、正拳が多い型では、一番大事な「握り(正拳を作ること)」がイマイチなリュウト、
それが組手でも出ていて、ナイスなタイミングで、ナイスな場所に突きを出しても、握りが甘いので効果が薄く、二発くらいで十分なところを何発も何発も突かなきゃいけないわけで、
そのことは何度も何度も井上雄一朗から注意されて、本人も自覚しているのですが、
こういう型の練習でも、しっかりとした「握り」でやらないとナ。
というようなリュウトなんですが、
顔の作りだけは一流だから困る(笑)
ちょ!
千葉真一のモノマネをする関根勤かとおもた!
まぁさぁ、
そういうとこも型じゃ大事だけどさぁ。
なんか違うと思う。
リュウトだけに(笑)
ってなことで。