ベトナム料理の有名な麺料理に「フォー(Pho)」があります。米粉で作った麺で、形は日本の「きしめん」に似た平べったい麺。
そんな「フォー」を作って食べました。もちろん、インスタントというか、市販品の乾麺のやつ。本場は生麺が基本らしいですが、まぁ、日本でも市販ラーメンは乾麺がお手軽で、生麺だと日持ちしないし高いので、そう考えると、乾麺でもしょうがねぇなぁと。
熊本に本場のフォーを食べさせてくれるお店あるのでしょうか?
そんなこんなで、
海外では、麺類としては割とポピュラーなフォーだったりして、日本だと、うどんやお蕎麦があり、ましてや麺類の王様であるラーメンがどこでも食べられるし売ってあるので、いまいちピンと来ないフォーですが、
海外に住んでいる知人らは、結構フォーを食べていたりします。
アメリカは移民の国で、色々な国の文化が人種含め混在している国で、なので、実は純粋な伝統的アメリカ料理ってのはなく(国自体が新しく歴史もないってのも理由かとは思いますが)、ヨーロッパ系移民の欧州料理がアメリカンになったやつ、アジア系移民の中華料理、日本食がアメリカンになったやつ、それに含め東南アジア系の料理、メキシコとかの南米料理のアメリカンなやつ等、出自の国の料理がアメリカンになったり、オリジナルそのままだったりと、味や質含め、なんでもありなのがアメリカ。
西海岸などは移民が多く、それぞれのコミュニティがあり、
例えば、日本人移民がたくさんなら「リトル東京」、中国人移民がたくさんなら「チャイナタウン」というように、日本にも中華街とかありますが、そういうとこの料理屋は、オリジナルに近い味だったりするとのこと。
ベトナムからの移民が多いと「リトルサイゴン」になる。
西海岸で思い浮かぶのはL.A.(ロサンゼルス)で、ここは、ほぼ移民の国(州)ですね。
アジア系多い。ヒスパニック系も多い。
住んでる知人曰く「大きな田舎」らしい。ハリウッドあるけど(笑)
そんなロスのフォーは、大変美味しいらしく、
ずっとフォーを食べたいと思っていました。
デ、
インスタントな乾麺を手に入れたので、早速、練習後に作って食べました。
それが先週の金曜日、5月25日のこと。
本当は、薄切りビーフ(ロービーフ)入りの、牛で出汁をとったやつを食べたかったのですが、どうやら、買ったやつは鶏系お出汁のやつ。
なので、
具は鶏肉。
これを茹でます。
バジルとかオレガノとか色々ハーブ系香辛料をぬりたくり、薄くスライスしたニンニクの入った熱湯にドボン。
鶏もも肉使っているので、茹で上がると、茹で汁がスープになっています。
ハーブの香りと鶏もも肉のおゆつで、結構いいスープだったりします。
チキン・ストックですね。
買った乾麺フォーはスープ付きで、これはインスタントラーメンと同じ粉末スープです。
これを熱湯で溶くのですが、鶏もも肉の茹で汁、チキン・ストックで溶きました。
こっちで溶いた方が、絶対にスープに深みが出ると思ったので。
そもそも、
茹で汁を捨てるのがもったいない(笑)
あと、
フォーといえば、具の生野菜で、麺と一緒に具として丼に入っている野菜は少なめで、
なんだろう?生タマネギとかバジルとかだけかなぁ。
別皿に、天こ盛りで生のバジルやパクチー(コリアンダー)などの香草、生もやし、生の青唐辛子(パラペーニョとか)、ライムが盛ってあって、好きなものを好きなだけ入れるシステムになっていますね。
でも、
生バジルは高い。パクチー(コリアンダー)も近くのスーパーにはない。生の唐辛子なんてのもねぇわけで、これは日本の野菜で代用しました。
春菊、小松菜、青梗菜、水菜、もやしです。
全部、軽く湯通ししました。
インスタントなので、作り方もくそもないわけで、フォーを茹でて、粉末スープを熱湯で溶いて、それに茹で上がったフォーを入れるだけ(笑)
なので、まず、鶏もも肉を茹で、野菜を湯通しし、それからフォーを茹でました。
丼の中には、生青唐辛子の代わりに、鷹の爪をちょいと入れています。
あとは一気に盛りつけです(笑)
最後に、ライムの代わりにレモンを切って絞り汁を入れました。
香り爽やか~。
イメージしていたのとは全然違う見栄えです(笑)
普通は、具の野菜は別皿に盛っているのですが、具として全部のせているから。
二人前作っています。
最初に鶏もも肉をのせ、これは食べやすいようにスライスしているのですが、一人前一枚の鶏もも肉で、これだけで丼の半分見えなくなりました。
その後、野菜を入れていったら、
もう、
フォーが全然見えません(笑)
単なる野菜ラーメンじゃねぇか!
と突っ込まれても反論できない(笑)
なので、
お箸でフォーを見つけ出しました。
コテコテの豚骨スープで育っているので、いくらコクがあろうが味が濃かろうが、
サッパリとスープは感じるんだろなぁ・・・
と思っていましたが、
思っていた通りでした(笑)
濃い味付けの田舎料理、お出汁の効いた白みそたっぷりな味噌汁、コテコテ豚骨ラーメンを食べて育ってきているので、
やはり、あっさりと感じました。
ある意味、ヘルシー。
米粉で作った麺にも、
へ~
って感じで食べました。
乾麺だし、インスタントスープだし、
「これがフォーか!」
とか思いませんでしたが、練習後だったので、なんか野菜たっぷりなヘルシー麺料理を食べたなぁって感じです。
ちなみに、
ロスに住んでいる知人が実際食べている、ベトナム人が作った本場のフォーがこれ。
薄切りビーフ(ロービーフ)入りのやつですね。
スープも牛出汁系のはず。
ロスには美味しいフォー屋さんがたくさんだそうで、ロスに行ったら案内してくれると言われていますが、いつ行けるのかわかりません(笑)
そんな知人が、実際にロスやロス近郊のフォー屋さんに食べに行き、そのレポートをしている動画があるのでご紹介します。
いくつかあるのですが、
フォーってのは、こんな麺料理ってのがわかるやつをセレクトしてみました。
Pho Hong Long(フォー・ホン・ロン)は、結構有名店らしいです。
もっと安くて美味しいお店も紹介してくれているのですが、またいつか紹介したいと思います。
たぶん。
あと、ベトナム・サンドウィッチというのがあって、これも美味しいらしいです。
このフォーが食べたいんですよねぇ。
ベトナム人が作るフォーを近場で食べられないかなぁ。
オリジナルな味に近いやつで。
ないだろなぁ。
動画に出てくるお二人、てつさん、まささん、がロスに住んでいる知人というか知り合いなのですが、
アウトドアでキャンプしたり釣り行ったりしているので、ロスから熊本まで色々と珍しいものを送って貰ったりしています。
ロスやロス近郊で開催されるイベントとか行けないので、
「行ってレポートとかしれくれないっすか?」
とお願いすると、普通に行ってくれたりするてつさん(笑)
そんで、その時のお土産とか熊本に送ってくれるのです。
南米には知り合いいませんが、北米には、西海岸に彼ら、東海岸にもいて、豪州には、リナが現在留学していますが別の知り合いもおり、欧州はご存じのように、帰国時にお土産たくさん持ってきてくれる知人やお菓子送ってくれる知人がドイツにいて、おフランスにはまりんらがいる(笑)
わけで、
結構、
井上道場って、
こうみえて、
国際色豊かというか、世界中にネットワーク持っていたりするんですよ。
空手以外で(笑)
現地情報、ダイレクトで現地から色々入るわけで、それはインターネットというインフラというか文明の利器があるからですが、
なんというか、
便利な時代になったよなぁと、普通にリアルタイムで異国と情報交換や会話が出来るご時世に、改めて驚愕です。
と、
ベトナム料理フォーの話題から逸れてしまいましたが、
熊本に本場のフォーを食べさせるお店はないのか?
が言いたかった記事を終わります。
ってなことで。