本日9月25日(日)、木下道場主催「第5回熊本県錬成大会」が熊本市南部総合スポーツセンター体育室で開催されました。
朝から天気がいいのかな?と思ったら曇ったりで、でも涼しい気候の、まさに、体を動かすのにはバッチリな秋の日で、前日の代継橋道場練習後に夕食としてカレーを作って食べたのですが、この日の朝食もカレーを食べました。
二日目のカレーは美味しい。
そんなこんなで、
井上道場Tipsの大会記事なので、結果であるとか、そういうオフィシャルな情報は、ほぼ皆無です。
こういう一日だった、という感じ。
昨年新人戦の部に出場したけれど、今年は大会にエントリーしていない戸島教室のリョウタロウと会場へ向かいました。
そして到着。
開会式直前で、選手は並んでいて、あとは開会式が始まるのを待つだけの時でした。
デ、
開会式開始、そして終了。
試合コートは2面あり、それぞれのスケジューリングで試合が始まります。
午前中にベスト4(準決勝)まで行われ、休憩を挟んで午後から準決勝、決勝と行われます。
クラスにより午後からのみ試合というやつもあります。
とりあえず、
井上道場道場生の試合まで時間があったので、ブラブラブラブラ。
井上道場道場生の試合があると、試合があるコートまで移動し、応援。
かぶったりもしていたので、見ていない試合がいくつかありました。
シンノスケとかヒカルとか。
トーナメントなので、一回戦終わると、基本的に、出場選手の半分が試合場から去っていきます。
よく考えると、シビアな展開です。
よく考えなくても、シビアな展開です。
ひとつ勝つ、ということは、とても難しいことであります。
そうこうしている内に、午前中の試合が終わりました。
お昼休憩になります。
つまり、
お弁当タイムです。
木下道場主催大会では定番の「からあげ君」のお弁当もありましたが、それはハリウッドスターにあげました。
「いいんですかぁ?」
と言いつつ、絶対断らないハリウッドスター。
兄弟や兄妹で参加している道場生もいれば、姉は応援にも来ず弟だけ頑張って出場しているとこもあり、あ、エムのことですが、お弁当タイム時には、百花繚乱なお弁当が展開され、なんつうか、運動会を思い出したり。
大会は楽しむもの。
格闘技、武道、武術というような側面を持つ「空手」の大会で、「勝負」なのですが、基本、大会は楽しむもの、と思っていたりします。
この「楽しむ」というのは、何年か前のオリンピックで「オリンピックを楽しみたい」と発言し、非難囂々だったアスリートの「楽しむ」ではなく、NHKでの中継時に、その解説者が「楽しむというのは、わーわーきゃーきゃーとやるものではなく、事に当たって準備をし、余裕をもって臨んでこそ楽しめる、そういう心の持ち方のこと」みたいなことを言っていたと思うのですが、そっちの意味です。
大会が空手の全てではなく、目標ではありますが、あくまで手段のひとつであり、けれども、勝負なので、やはり勝つために努力をします。
通常練習でもシンドイのに、それに加え、特別練習や自主トレなど行い、事に当たって準備をしてきます。
個人差はあれど、みんな一生懸命練習してやってきます。
一回戦で負けた選手も優勝した選手も同じです。
みんな、一生懸命練習し、勇気をもって試合場に向かいます。
もうこれだけでリスペクトしてしまいます。
月並みな言い方だと「人事を尽くして天命を待つ」なのですが、ジュニアクラスだと、この世に生を受けて数年から10年足らずの子たちが、一生懸命やってきているわけです。
なので、
本番では「楽しみなさい」と。
難しいかと思いますが、とりあえず、大人が緊張することはないわけで、子どもは敏感なので、大人の変化にすぐ気がつきます。
親が緊張して眠れないって、ゲンキ大変(笑)
なわけですが、
そういう意味での「大会は楽しむもの」と思っていたりします。
これが経験を積んで、ハイレベルな大会等に出場する選手になると、試合自体を「楽しむ」ことが出来るわけで、例えば、井上雄一朗が数年前に、何年かぶりに大会に復帰し、若手のバリバリの選手とガチガチ試合をしたのですが、
彼は、
「なんか、途中から体も動いてきて、そうそうこれこれって感じで、楽しんで試合できました」
と言っていたことを思い出します。
でも、
まぁ、
その「楽しむ」は、ジュニアには、チト関係ないかな(笑)
そんなこんなで、
お弁当タイムだって楽しみのひとつでいいわけで、既に試合が終わった子、午後から準決勝、決勝が控えている子、みんな関係なく、周りがお弁当ネタで雰囲気を作ってあげるのも、これまた大人の役割だったりするのかな、とか思ったり。
とか書いていますが、
結局、
なにが書きたいかというと、
これらのお弁当なのですが、
ハリウッドスターがお供え物のようにして頂いて、食べてました(笑)
おまえは王様か!
「各家庭で、唐揚げの味付けが微妙に違って、どれも美味しかったですぅ」
と言っていました。
はい。
断ることを知りませんから。
12月のクリスマスカップと来年のペガサスカップ時は、わたしがお皿もって、色々おかずを頂こう!
デ、
昼食が済むと、けっこうまったりとした時間帯になります。
午後からもう試合がない道場生は着替えたり、試合がある子は道着のままだったり、あっちで遊びこっちで遊び、ミットを叩いたりと色々。
まったりとした時間が、午後の時間が過ぎていきます。
なのですが、
そんな中、
ハリウッドスターは、
まだ、昼飯食ってた!
おそらく、
この日一番幸せな人は彼女だったに違いない・・・
さて、
そんな休憩タイムが過ぎると、午後からの準決勝、決勝になります。
勝ち残った選手たちが集められ、色々と指示されていました。
ちなみに、左側にTシャツの背中に「押忍」とプリントされたのを着ている子がいますが、たぶんミツキ。
ゲンキがその先にいるので、なんか声をかけているところと思われます。
ミツキはゲンキのイトコで秋岡塾所属。
すごかったよな、ここ、イトコ全員会場にいた(笑)
そんなことはどうでもよくて、
準決勝、決勝には井上道場の道場生も何名か試合をしているので、その内容はありません。
応援してたので。
誰の試合かわかりませんが、一枚だけスナップをとっていました。
午後の試合は1コートになり、こんな感じでしたと伝えたかったためのはず。
たぶん。
誰だろう?
ユウガ?
決勝に残ったのは、マコト、タクミ、ゲンキ、ユウガ、リュウタロウの5名。
ユウガは惜敗で残りは僅差もありましたが勝ちました。
決勝戦は盛り上がります。
延長とか再延長とかになると、会場全体が両方の選手に大声援を贈ってくれます。
そんな中、新人戦の部2年生でゲンキが優勝しました。
名前はゲンキですが、不元気なことが多く、「風邪引くなよ、ゲンキ」が合い言葉のようになっていたゲンキ。
確か、半年前の大会では1回勝って1回負けたのかな?
なので、今回は2つ勝つことが目標で、そういう目標たてても、ひとつも勝てない時があるから難しいのですが、この日2つ勝って午前を終わりました。
午後から準決勝で、それにも勝ち決勝戦へ。
ここまできたのだからいっちゃえ、と周りは簡単に言えますが、そう思い通りになったら世の中楽なわけで、それでも、良い結果が出て決勝戦でも勝利しました。
試合コート最前列で見ていたゲンキパパ、感極まっていました。
そのまわりで応援していた道場関係者もやんややんや。
照れながら奥にゆくゲンキパパに拍手する井上雄一朗の手。
ここまでなら感動話なのですが、
この拍手している井上雄一朗の手が変化します。
ええ、
こんな具合に。
感極まって、目に涙を浮かべているゲンキパパに突っ込みを入れているの巻。
デ、
井上雄一朗は、この表情。
ハリウッドスターは、この表情。
マ、これは、この突っ込みは、井上道場の「カラー」ですね。
色です。
表情の表し方には色々な方法手段があり、井上道場では、このカラーだと。
そして、
これも「大会を楽しむ」という側面のひとつだったりします。
真面目を真面目にすると照れくさいってのもありますよね(笑)
子どもの発想じゃん!
ってな話なのですが、ある意味そうで、子どもの発想だから間違い!てのはありませんです。
これが井上道場クオリティー・・・
んで、
閉会式。
表彰式を兼ねています。
なにげに、手前にかすみちゃんとオカネさんが写っていますけど(笑)
閉会式が終わると、恒例の記念撮影です。
イチコケ組は、これまた恒例の正座での記念撮影。
この日のよくやったで賞の四名。
木下先生、漆野先生始め運営スタッフ等の木下道場関係者の皆様、お疲れ様でした。
出場された全選手、並びに関係各道場の皆様、お疲れ様でした。
最後に、
井上道場各選手のみなさん、ご父兄の皆様、お疲れ様でした。
明日から、
また明日から、日々精進な日々ですよ。
これで記事を終わりにしようと思っていましたが、
今思いだしたことがあるので書いておきます。
ケイゴは、予想外のイチコケで、本番は何があるか判らないなぁと改めて思ったところなのですが、タクミは昨年準優勝から順位を上げて優勝しました。
「今日はご馳走かぁ?」
と聞くと、
「わからない」
という返事だったのですが、大会会場の熊本市南部総合スポーツセンターからの帰り道、
「おべんとうのヒライ」に寄っているケイゴ一家を見た!
ちょ!
なぜか、爆笑したの巻。
ってなことで。
<関連記事>
■2013.10.07 第7回熊本県錬成大会!の巻
「先日10月6日(日)は、木下道場主催「第7回熊本県錬成大会」が御船スポーツセンターで開催されました。
今年は御船スポーツセンター(武道場)での開催で、ここは、例年、秋岡塾主催の「クリスマスカップ」が開催される場所です。昨年のクリスマスカップ以来、約10ヶ月振りに訪れましたが、昨年工事中だったろころが色々と整備されており、すっきりしていた。」
■2012.10.01 第6回熊本県錬成大会!の巻
「昨日9月30日(日)、熊本市南部総合スポーツセンターにおいて、木下道場主催「第6回熊本県錬成大会」が開催されました。
早いもので今年で6回目です。第1回大会が旧菊水、現和水町の体育館で開催されたのが昨日のことのように思い出されます・・・」
■2010.09.26 第4回熊本県練成大会!の巻
「今日は木下道場主催「第4回熊本県練成大会」の日でした。会場は熊本市南部総合スポーツセンター体育室。午前9時30分開会式で10時頃から試合がスタートしました。その記事です。先ほど家に戻ってきたのですが、疲れて眠いので、速攻で記事を投稿しないと忘れちまうナ、と思っていたというのは内緒・・・」
■2007.08.07 第1回熊本県錬成大会 – 極真館熊本菊水道場
「一昨日の8月5日(日)に熊本県玉名郡和水町の和水町体育館において、極真空手道連盟極真館本部直轄熊本菊水道場主催の「第1回熊本県錬成大会」が開催されました。井上道場からは、選手は出場していなかったのですが、行ってきました。蝉しぐれと入道雲と紺碧の青空と濃い緑とアスファルトから沸き立つ陽炎と頬を伝うひとしずくの汗があり、夏だな、と空手の試合とは関係のないことを思い、眩い陽の光に目を細めながら駐車場から会場に向かいました・・・」