7月2日は土曜日で代継橋道場の練習日。微妙なお天気で、曇り空だけど雨は降っておらず、「雨が降らないうちに走ろう」と、このダッシュトレーニングのため白川代継橋遊歩道へ。
先週の土曜日は雨でダッシュトレーニングが出来なかったのですが、今週は最後まで雨も降らずダッシュトレーニングできました。
火曜日はどうだったんだろう?
そんなこんなで、
ダッシュトレーニングの前にアップがてら、全員で遊歩道をランニングです。
高学年、低学年同時スタートなランニングなので、もちろん、高学年が最初に戻ってきます。
この日は6年生から1年生までの全学年いたねぇ。
ココね含めると幼年部まで。
最後は幼年部のココね。
ショウタは手すりに背をもたれて天を仰いでいた(笑)
アップが終わったので、ダッシュトレーニングコースに向かいます。
一段下にあるので、みんなで坂を下る。
リレーなので、代継橋方面でバトンタッチする組は代継橋の方へ向かいます。
まず、ここで一回余計にダッシュだよな(笑)
ついでに、この日(7月2日)の代継橋も撮影してみた。
どんよりとしたお天気でした。
手前にダッシュコースの遊歩道が見えますが、砂が白っぽくコースの隅を覆っているのがわかると思います。
大雨の時、このダッシュコースな遊歩道はもちろん、その上まで水かさが増してきていた跡です。
「ここまで水きてました!」
と、ハヤトが教えてくれました。
おまえ、見に来たの?
ユウスケパパみたいだ。
ユウスケパパが子どもの頃、大雨がくると、白川の状況をよく見に行っていたそうです。
ちなみに、以前にも書きましたが、このあたりは、熊本市街の方が低いので、仮に白川が氾濫するようなことになっても、代継橋道場方面には水は来ないそうです。
熊本市街の方に溢れるそうです。
以前、一度だけそういうことがあったとユウスケパパが仰っていました。
そんなことはどうでもよくて、
ダッシュリレーなので二箇所に道場生は分かれてスタンバっているのですが、手前の組を見ると人数が足りません。
どうやら間違えて代継橋方面に向かった道場生がいたようです。
オトハとかすみちゃん(笑)
また戻ってきましたが、結局、ダッシュリレーの前に一往復したことになる。
そんなこんなで、
ダッシュリレーが終わり道場に戻り通常練習開始。
この日、わたしは初級組の指導をしたのですが、その後半に悪寒と吐き気がして脂汗が出てきました。
こ、こ、これは・・・マズい・・・
お腹の、胃の辺りが沸騰している感じで、吐き気が強烈で言葉を発するのも一苦労です。
ちょうど初級組練習の後半だったので、なんとか最後まで我慢し練習を終えます。
小休止中はヒザを付いて背を丸め、両手を床に張り深呼吸してました(笑)
こ、こ、こういう時は・・・・
せ、せ、せ、正露丸だ・・・
と意味もなく思い、近くにいたリョウママに、
「胃薬とか持ってないですか?」
と聞いたのですが、もちろん持っているはずはありません(笑)
その間も脂汗は出てくる、悪寒で背中は寒い、吐き気は止まらないで、
とりあえず、
他のことを考えようと一生懸命他のことに意識を向けようとしましたが、
思うことは、
「悪寒がする」
「吐き気がする」
「脂汗でてる」
なことだけ(笑)
ダメじゃん!
井上雄一朗も、少年部練習終わりの時間が近く、近所のユウスケが一般部練習のためもうすぐ道場まで来るので、
「ユウスケに連絡して薬持ってきてもらいましょうか?」
と言ってくれました。
「頼むわ」
とお願いしたのですが、外に出て新鮮な空気を吸っていると、リュウトママがいたので、
「正露丸ない?」
と聞くと、
「ない」
とのこと。
やっぱり。
が、
「実家にあるはずなので、取ってきましょうか?」
と言ってくれました。リュウトママの実家は代継橋道場の近く。
「お願いします。あ、でもラッパのマークの正露丸がいい」
と注文をつけるわたし(笑)
ラッパのマークの正露丸といえば「大幸薬品」の正露丸のこと。
これがよく見知った正露丸なのですが、正露丸ってのは「クレオソートを主成分とした胃腸薬の代名詞」との最高裁の判例が出て、つまり、クレオソートを主成分とした胃腸薬は何でも「正露丸」と名付けて良いようになった。
クレオソートというのは、正露丸の主成分で、正露丸を飲むとき、舌の上に乗せるとピリピリしますよね、あれは多分クレオソートがやってる。
クレオソートって劇薬です(笑)
「強力な殺菌防腐剤で、高濃度での長時間作用は細胞を破壊し壊死させる性質を持っている」のがクレオソート。
ってな正露丸の話は、過去記事で詳しく書いていて、それは大会前に緊張したダイヤが正露丸を飲んで試合に臨んだエピソードなネタの記事なのですが、正露丸について詳しく書いたので引用します(笑)
(前略)
正露丸。
もう、この名前を聞いただけで腹痛とか治っちゃいそうなくらい強烈な匂いを持つ胃腸薬ですね。
基本的に丸薬。丸い焦げ茶色をした薬。
その匂いは強烈で、「あ、お腹がい、いたい」と思って正露丸でも飲んで腹痛を止めようと救急箱を開けると、開けた瞬間に正露丸の匂いが「ほわ~ん」と鼻にきたりして、その匂いだけで不思議と腹痛が治まったりするくらい(笑)
もう、我々の世代は、腹痛といえば正露丸。
つうか、日本人なら、お腹が痛かったら、とりあえず正露丸(笑)
居酒屋に行って「とりあえず、ビール!」よりも普通なことのはず。
正露丸は、元々「征露丸」ですね。日露戦争時にロシアをやっつける、という意味の「征露」からきています。正式名称は、当時は「クレオソート丸」。
クレオソートとは、正露丸の主成分のこと。
クレオソートは、強力な殺菌防腐剤で、高濃度での長時間作用は細胞を破壊し壊死させる性質を持っているので、実は正露丸というのは劇薬だったりします。
ご使用の際は、注意書きをよく読んで服用するってことですね。
そんなこんなですが、我々の世代の正露丸といえば「ラッパのマークの正露丸」で、これは「大幸薬品」の正露丸のことなんですが、現在薬局に行くと、色々な正露丸が売ってありますね。
一番値段が高いのが大幸薬品の正露丸だったはず。
正露丸の商標は大幸薬品が持っていたのですが、旧軍に正露丸を納品していた業者は他にもあったわけで、ここからクレームがきて裁判になった。
そして最高裁が「正露丸はクレオソートを主材とした整腸剤の一般的な名称として国民に認識されており、これを固有の商標とした特許庁の審決を取り消す」と判決し確定した。
つまり、正露丸ってのは、クレオソートを主成分とした胃腸薬の代名詞ってことで日本人には認識されてるってことですね。
だから、大幸薬品じゃなくても、商品名に「正露丸」を使える。ゆえに、薬局では色々な正露丸があると。
各製薬会社によって成分の配合が違ったりするので、全て同じではないでしょうが、私からすると、やはり、正露丸というのは、丸薬で、強烈な匂いがあり、そして、これが大事なことなのですが、湿っている(笑)
ねっとりと、まったりとした丸薬が正露丸。
乾燥して、パサパサした正露丸もあるのですが、それは、蓋を閉め忘れて乾燥してしまった正露丸、ってイメージなんですよねぇ。
もう子どもの頃から正露丸にはお世話になっているわけで、今でも救急箱には入っていたりします。
とりあえず、正露丸を飲んでおけば、腹痛は治まる。
「病(やまい)は気から」という言葉がありますが、そういう意味では、私に絶大な効果をもたらす胃腸薬は正露丸が断トツです。はい。
(後略)
正露丸の、あの匂い、香り、ピリピリとした刺激等、もう我々の世代だと、
「ああ~お腹の調子わるい~」
って時に正露丸を渡されると、飲む前から効いちゃったりして、こういう、酔い止め薬とか以前はそうだったのですが、「これは効く」ってな薬(実際は薬用効果なんてない)を飲んで症状が改善するのを、
プラシーボ効果(偽薬効果)といいます。
一種の暗示効果なのですが、これが侮れない。
正露丸とか実際に薬の成分が入っていて、ちゃんとした胃腸薬なのですが、その強烈な個性のために、飲まなくても、なんか調子よくなっちゃう偉大なお薬(笑)
話しを戻して、
「ラッパのマークの正露丸!」
とリクエストしたのですが、リュウトママ曰く、
「それは判らん!」
とのこと。
もちろん、そういった言葉遊びしないと辛いから「ラッパのマーク」って言ったわけですが、リュウトママ、なんとダッシュで実家まで戻り、またダッシュで道場まで持ってきてくれました。
その途中で道場に向かうユウスケに出会い、ユウスケに「この正露丸を持っていって」と託していたりします。
なので、道場ではユウスケに正露丸もらったので、てっきり、井上雄一朗が連絡して、それでユウスケが持ってきたと思った。
ユウスケママ使えねぇなって思ってゴメンね(笑)
とりあえず、3粒飲んだのですが、もう正露丸の瓶の蓋をあけた瞬間、
なんつうか、
これは絶対効くよな。
という根拠のない自信が漲りました(笑)
漲るとは「みなぎる」と読みます。
プラシーボ効果!
悪寒はなかなか取れなかったのですが、吐き気は収まりました。
ありがとう!正露丸!
デ、
そんな中でも少年部の練習はすすむわけで、わたしがこんな状態でしたがスパーが始まりました。
ライトの時は脂汗流しながら見ていたのですが、ガチになってからは撮影しました。
んで補強やって少年部練習終了。
引き続き一般部クラスですが、わたしは体を動かすこともなく見学(笑)
あとでみおちゃんに聞くと、
「先輩がおかしいのは気づきました。どこか体を痛めたのかなぁと思ってました」
とのこと。
ハリウッドスターは、そんなこと一言も言わなかったヨ!
そんな一般部も終了し、一般部終了時くらいにやっと悪寒も収まり、なんとか「いける」状態になりました。
なので、お掃除タイムは撮影していたりする。
この日はユウガとタクミが掃除機担当でした。
なんか散々な土曜日でしたが、ゆっくり休んだら復調しました。
そして、
やはり、
正露丸は偉大だナ、と。
リュウトママありがとう!
ってなことで。