鏡を見て練習する!の巻

戸島教室昨日4月7日は水曜日。戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校体育館)の練習日でした。

春風が心地よい、暖かい日で、これからどんどん気候はよくなるばかりなのを感じる、そんな、熊本市内の小学校在籍生徒からすれば、春休み最後の日。

始業式やって、新学期だぁ、新学年だぁ!とバタバタしてたら、すぐにゴールデンウィークばい。

デ、

戸島教室では、鏡を使った練習を行いました。

その前に、

全員で基本動作の反復練習をみっちりやるわけです。

基本動作の反復練習 基本が出来ていないと、なにやっても無理

基本動作の反復練習をみっちりやったところで、二人ずつ(最後は三人)、鏡の前に立ち、鏡を見ながら基本動作を移動しながら行います。

鏡を見る。

戸島教室の練習場所である、熊本市託麻東地域コミュニティセンターの多目的ホールには、大きな鏡があります。

画像の位置にあります。

この鏡を見るためには、自分の真正面にあるので、視線を真っ直ぐしたまま動かなければなりません。

顔が動くと、鏡を見ることはできません。

軸がしっかりと安定している、技を出す時に顔を動かす動作がない、などのチェックになります。

かつ、

普段見ることができない自分の姿(技を出している時の姿)を確認することができます。

無茶苦茶足を上げている!

と思っていても、まさに鏡写しな鏡に映る自分の姿で、実際の姿を見ることができます。

ほぼ、自分が思っているより足は上がっていない(笑)

そういう意味を含めた、鏡を使った練習だったりします。

タイガとカイト コウキとトモヒロとマミ

多くの道場生、鏡、全然見れていませんでした(笑)

視線がぶれるということは、基本的に顔や上体が動いているということで、顔を動かしながら、視線を変えながら歩くことは困難であることを考えると、その場突きやその場蹴りなどの単発の技を力一杯出す場合に顔を振ってしまう動作は別にすると、動きながら動作する場合は、軸を決めて、簡単にいうなら、顔を動かさず、視線を動かさず、動作しないと、体は安定しません。

鏡を見ることによって、それに気が付いた道場生もいるでしょうし、そんな余裕すらなく鏡を見ることさえ出来なかった道場生もいたでしょうが、鏡で自分の動作を確認することは、とても大事。

さらに突っ込むと、

今出している技の次の動作に入る前に、突き技なら、次の突き技が出しやすい体重移動、蹴り技なら、次の蹴り技が出しやすい位置への蹴り足(次の動作時の軸足)の着地等を一瞬で判断して動かないといけません。

戸島教室の道場生には、スキル的にここまで求めていないので、まずは、鏡を見て動くことから(笑)

低学年だと、筋力等の問題から、鏡を見て視線を安定させているけど体がぶれちゃうってこともありますが、これは練習しているうちに改善できることなので、やはり、まずは、しっかりと鏡を見る。

つまり、視線は真っ直ぐ。

物事には段階があるので、一歩一歩確実にやるしかないのです。

上級者になると、もう軸は安定しているので、今度はワザと軸をずらして動作する練習したり、実際に軸をずらして、相手の虚を突く攻撃の練習をしたりします。

軸ができていない前にこれやっても、攻撃は全然効かないわけで、逆に隙が多くなり反撃食らって終わりです(笑)

九九が出来ないと方程式出来ないし、方程式できないと微積分など高度な数学もできません。

要は、それと同じ。

まずは、数字を覚える、と(笑)

単調で地味で面白くもなんともない練習ですが、上級者も、壁にぶつかれば基本に戻って動きの確認をするくらいですから、しっかりと基礎を身に付けましょう。

ちなみに、

鏡の前で練習している道場生以外は、隅っこで見ています(笑)

みんなに見られる練習なので、結構緊張したりして、これはこれで、緊張感に慣れる練習だったりもします。

順番待ち

そんなこんなで、

戸島教室の練習が終わり、練習後に井上雄一朗が「型の反復練習をやって帰るように」と課題を出していたので、野外から窓をのぞき込むと、みんなで型やってました。

型をやる 窓の外から見る

戸島教室から武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校体育館)に移動して、武蔵ヶ丘道場の練習を行ったわけですが、そこではそこで、また別のお話があります。

1号と2号

それは次回の講釈で!

ってなことで。


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