7月8日は水曜日で、戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の練習が終わり、お風呂に入って汗でも流そうと、その前にトイレに行ったのですが外から井上雄一朗が声をかけます。
「ちょっと、ゴローと釣りにいってきます」
とのこと。
午後11時過ぎくらいだったと思いますが、井上雄一朗、ゴローと二人で釣りに出かけました。久々の井上道場釣り倶楽部。
明け方戻るようなことを言っていましたが、結局再び会ったのは翌日の午後5時過ぎくらいでした。
「あじご入れ食いでした」
と嬉々として話す井上雄一朗であります。
釣場は、住所でいうと熊本県上天草市龍ヶ岳町大道で、大道港フェリー乗り場付近で釣ったそうです。
船着き場ですから、外灯もあり遊びの釣りにはうってつけの場所。
遊びの釣りなので、井上雄一朗もゴローもジーンズにポロシャツというラフな格好で釣ります。
そして、あじごがアフォみたいに連れるので、ほとんど無言、かつ集中しているわけで、何か嫌なことがあった時は釣りをするのが一番です。
中国の古いことわざにこういうものがあります。
一日幸せになりたければ酒を飲みなさい
三日幸せになりたければ結婚しなさい七日幸せになりたければ豚を殺して食べなさい
一生幸せになりたければ釣りをおぼえなさい
そして、このことわざで始まる有名な書籍があります。
『オーパ!』
開高健の釣り紀行。南米アマゾンでの釣り紀行で、後にシリーズ化されるのですが、あまりにも有名で単行本化される前は、月刊プレイボーイで連載されていたと思うのですが、当時小学生だった私は、金髪のピンナップガールの艶姿よりも、見たこともないアマゾンの怪魚の写真に目を奪われ、小学生にとっては難しい日本語表現だったのですが、ワクワクしながら読んだ記憶があります。
名魚トクナレ、殺し屋ピラーニャ(ピラニア)、黄金の魚ドラドいろいろ出てくるんですよ。
躍動する文体で、高校生の頃、単行本を懐かしく読み返し、なるほど!と納得した記憶があります。
今では文庫本で手に入りますが、大人になっても何度読み返したかわからない名著。日本語、言葉というのは、こうも情景や状況を克明に描写することが出来るのか!と唸る言葉の魔術師の本です。
そんなことはどうでもよくて、
淡々と、けれども忙しく釣る井上雄一朗とゴロー。
私は参加していませんが、釣りに出かける前に井上雄一朗が「デジカメ借りていきます」とデジカメを持っていったので、こういう感じで画像があるわけです。
動画も撮影していました。
ので、それを見てみる。
■大道港フェリーのりば付近でのあじご釣り
■携帯電話から見る場合は、ここをクリック
釣ったあじごは、最初はクーラーボックスに入れていたそうなのですが、蓋を開けたり締めたりが面倒なので、こませ用の容器に海水を入れ、その中に放り込むようにしたそうです。
こんな感じで。
サビキ釣りなので、超簡単だったそうです。
明け方にはバリも釣れる。
バリは毒のある危険魚なので、即放出(笑)
明け方になり、明るくなると、あじごはどこかへ行ったのか釣れなくなり、代わりにメジナが釣れだしたそうです。
なので、クーラーボックスの中はあじごの上にメジナ。
ついでに、ヒトデも釣れたりする。
ゴローはガラカブも釣りました。
ガラカブの上には、キスもいます。
そんなこんなで、井上道場釣り倶楽部2010記事でしたが、今年もイカ釣りやります。
普通の釣りもやります。
秋岡塾のジョーとジョーパパは参加希望あったので、機会があれば一緒に釣りに行こうと思っていますが、井上道場釣り倶楽部は、いつも、突然釣りに行くので、心の準備だけはしておいてください(笑)
ユウスケもダイヤも今年も行こう!
ってなことで。