春にして君と別れ2 – 小学生時代最後のスパーリング!の巻

今春小学校を卒業したシオリとタイガ今春、小学校を卒業したのはシオリとタイガ。既に卒業式も終わっていて、身分的には三月いっぱい小学生ですが、昨日3月30日(火)が今月最後の代継橋道場練習日で、これが小学生時代最後の練習になります。

代継橋道場では少年部(小学生まで)と一般部で別クラスの練習になっているので、基本的に下級生達と一緒に練習するのはこの日が最後になるわけです。

シオリとタイガは、幼年部を含む下級生達全員とスパーリングして小学生時代最後の練習を締めました。

その中には、井上雄一朗と私も入っているのですが(笑)

タイガには弟のハヤトがいるので下級生達の面倒見がよく、優しいお兄さんです。このあたりはユウスケと違うよなぁ。兄弟がいる分。ユウスケは少年部時代、自分も子どもなのに子ども嫌いだった(笑)

タイガは違ったもんなぁ。でも、実弟のハヤトには、なんであんなに厳しいんだろう?

シオリは、超天然で、秋岡塾のユキコを彷彿させる飄々とした性格ですが、しっかりもので、今までの女子部(含むハリウッドスター)にはない包容力があり、運動神経も抜群で、下級生の女子から絶大なる人気がありリスペクトされています。

けれど、本人は全然そのことに気が付いていない(笑)

そんな二人の六年生が小学校を卒業しました。

昨年を思い出すと、ユウスケ、ダイヤ、光、エムだったわけで、これはこれである意味凄いメンツだったよなぁと勝手に笑みがこぼれてきます。

そんなこんなで、そんな二人の少年部送別稽古はスパーリングです。

お別れスパーリング

普段は「見る」専門の井上雄一朗も加わり、この日練習にきた全員で行いました。一時間くらい。ラウンド数にして50ラウンド。

囲碁には「指導碁」という打ち方があります。読んで字の如く、指導目的の碁です。上手い人が下手な人に対して行う勝負にこだわらない打ち方。

「上手」「下手」って囲碁用語でしょうか?。囲碁用語で一般に使われる言葉はたくさんあります。「定石」とか「布石」とか「駄目(ダメ)」とか「一目置く」とか「八百長」とか。何気なく使っている言葉なのですが、囲碁用語です。

井上雄一朗は、シオリやタイガ以外にも全員とスパーリングを行いますが、囲碁で言うところの「指導碁」なスパーリングです。

ハヤトに蹴らせる アズサの隙を教える

シオリに急所を教える ショウタとぶつかり稽古(笑)

蹴らせて実際に当てる感覚、間合いを指導。隙があれば攻撃してディフェンスの大切さを指導。当てる箇所が悪ければ、当てる箇所を教え蹴らせたり打たせたり。ショウタにはぶつかり稽古(笑)

一時間くらいやるので、何度も何度も相対します。その都度、変化をつけて指導スパーリングです。

のべ50人相手ですからね。やおいかんです(笑)

動画で見てみる。

■シオリ2ラウンド分

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

2ラウンド目は、ショウタとケイゴがメインになっていたりします(笑)

ケイゴ、スパーリング中に解けた帯を拾うのはやめろよ。

■タイガ2ラウンド分

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

シオリとタイガ以外にもやっているわけで、ショウタは、ほぼぶつかり稽古(笑)

■ショウタ2ラウンド分

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

リュウトなんですが、下の11秒くらいでトワと同じことをやっているような・・・

あ痛!

■リュウト2ラウンド分

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

一般部なユウスケが早めに来て、道着に着替えてアップして、この列に加わりました。

少年部ドン引き(笑)

なぜユウスケ先輩が・・・ってな状態。

ガチガチやるわけじゃないんだから胸を借りなさい、と思ったのですが、ユウスケが列に加わった時の空気の変化にニヤリ。

■ユウスケ

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

ユウスケは井上雄一朗と私にはガンガンくるので、もうこっちも大変です(笑)

「よし!全部受けてやるから」

とか思っていたら身体がいくつあっても足りません(笑)

タイガの弟のハヤトは、今春から五年生になりますが、少年部筆頭になります。新六年生もいますが、まだ白帯。

そんなハヤトのスパーリング動画と思ってみていると、ケイゴとリュウトの動画になってしまう動画。

■ハヤトと思いきやケイゴとリュウト

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

スパーリング終了後、全員で握手して挨拶です。

スパーリング終了 シオリとタイガの少年部最後の練習終わる

スパーリングが終わり、井上雄一朗と私で「みんなうまくなったよなぁ」と、やおいかんと談笑。

そりゃハリウッドスターに「倒せ!」と言うのは無理だよなぁと(笑)

■スパーリングを終えて

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

練習の最後、シオリとタイガは井上雄一朗の隣りで締めを行いました。

最後の締め 黙想

最後の挨拶もひとりひとりとしっかりと行い、シオリとタイガの笑顔が、二人の少年部最後の練習に、爽やかさを与えてくれました。

小学校の卒業式は済んでいるのですが、少年部のみんなと一緒に練習するのは最後で、少年部の卒業式なのです。

笑顔で挨拶 ショウタ

この前に、少年部を卒業するシオリとタイガから下級生たちへ挨拶があり、シオリが立派な挨拶をして驚きました(笑)

「短くてもいいですか?」

「いいよ」

「長くてもいいですか?」

「どっちだよ!」

という前フリのあとの立派な言葉に驚愕。

次に挨拶するタイガに多大なプレッシャーを与えました。

タイガは笑いとるしかないもんなぁ、こうなると(笑)

そんなシオリとタイガの挨拶とみんなの挨拶。シオリとタイガの少年部卒業式。

■シオリとタイガの言葉

■携帯電話から見る場合は、ここをクリック

井上道場を大家族に例えるなら、シオリは間違いなく長女。

年齢でいうとハリウッドスターなのですが、頼りがいからいうとそうなります(笑)

他の下級生と違って高学年になってから入門したシオリの、入門してなにもかも初めての状況でみんなが気軽に話しかけてきれくれたことへの感謝、これは随分と心が楽になったに違いないことですが、そのあとに続く自分も頑張るからみんなも頑張ってくださいという自分への鼓舞と他への感謝。

超天然なシオリが、こうもうまくまとめた言葉を話せるなんて知らなかったよ(笑)

エムには無理(笑)

そりゃ、次に話すタイガはこうなるよなぁ。

そんなこんなで来月からシオリとタイガは代継橋道場一般部での練習になります。

一般部で練習している中学生は、ユウスケ、ダイヤ、エム、ジン・・・・

シオリ!はやく来てくれ!

ユウスケ、ダイヤ、ジンとか エム

そんな中学生男子は、一般部練習後、少年部よりも元気でした(笑)

春休みだもんなぁ。

ユウスケ、ダイヤ、ジン

そして何故か、エムは腕立て伏せを正確にやっていた・・・

エムの腕立て伏せ

春は門出の季節です。

桜は既に葉桜になりかけていますが、春爛漫な今日この頃、井上道場には爽やかな風が吹いています。

明日から新年度です。

そして、エイプリルフール(笑)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*