3月26日金曜日は、武蔵ヶ丘道場(武蔵ヶ丘道場コミュニティーセンター)の練習日。
とても冷え込んだ日でしたが、武道場に入るとそれほどでもなく、練習中はすっかり冷え込んだ日というのを忘れていたのですが、練習後に外に出ると身を切る寒さ!
びっくりしました。
そんなことはどうでもよく、この日は久々に、ほぼマンツーマンな指導を行った武蔵ヶ丘道場。
あ、天気予報だと、まだ寒くなるそうなので、大会もあることだし、健康管理には注意しましょう。
特にケイゴ!
デ、
この日は基本的な練習のあと、基本的なミット練習、つうか、基本練習の延長線上にある応用として、間合い、突き方、蹴り方、そのフォーム、足の位置(ポジショニング)、手の位置(ポジショニング)、繋ぎ方などを、実際にミットを使って突き込み、蹴り込み、感覚として覚える、というのを主眼にした練習を行いました。
理屈も教えているのですが、少年部(特に下級生)には難しすぎるので、まず、身体で覚える。
こういう練習は全体練習ではなかなか難しいので、全体練習時には、気になったところを個別指導する形式になるのですが、この日は最初から個別指導です。
つまり、マンツーマン。
ほぼマンツーマンなのは、井上雄一朗や私に対して1対1ではなく、1対2もあるから。
上級生組を井上雄一朗が、年少含む下級生組を私が担当し、指導します。
特にケイゴは、癖のある蹴り方、これは基本練習時からそういう身体の動きになっていて、常々指導しているのですが、なかなか難しいところもあるので、井上雄一朗が実際にケイゴの蹴り方を真似して、こういう風になっているから、こことここを正しいフォームに直しなさいと指導します。
なかなかですね、自分のフォームってのは自分で見ることは出来ないし、ビデオで見てもどこが悪くどういう風にしなければいけないか理解できないので、こんな感じで指導することになります。
それに、少年部時代は「おもいっきり技を出す」ということが大切なので、細かいことを指導して伸びしろを無くすよりも、おおざっぱだけれども、全力でやるということをさせる方が大事です。
このバランスが難しいのですが、経験と理解能力を加味して、指導内容にも変化をつけることは必要。
次に、正しいフォームでの蹴りを説明しつつ見せる。
下級生組にも同じように指導します。
理解できなくても、正しいフォームを見せることが肝心で、出来なくても全然問題ありません。
だから練習するわけです(笑)
最初から出来るなら、練習する必要はないですから。
大人でも、山本五十六元帥の言葉を借りるなら、
やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ
ってな感じなので、地道にやる(笑)
そんなこんなで、ケイゴはミット練習以外でもマンツーマン指導。
なかなかうまくできなくて歯がゆいかもしれませんが、だから、だから練習するわけで、練習すれば必ず出来るようになります。
フィンランドに「シモ・ヘイヘ」という第二次世界大戦で最高のスナイパーがいて、調べればどれくらい凄いかわかるのですが、そのシモ・ヘイヘに「どうやったらそんなに凄くなれるのか?」と質問した際に返ってきた答えは、
「練習」
という言葉。
話は変わって、金曜日の練習場所である武蔵ヶ丘コミュニティーセンターの担当者(おばちゃん)は、この日が最後のお仕事日。
「お世話になりました」
とみんなで挨拶です。
ハリウッドスターに似ているおばちゃんでしたが、この日ハリウッドスターは職場の上司の送別会でお休み。
必ず、こういう日に何かしらブッキングしていないのがハリウッドスター。
という金曜日でした。
普通すぎてオチはありません。はい。