第10回一進会杯争奪西日本空手道選手権大会と第9回紅拳士全日本空手道選手権大会!の巻

一進会杯と紅拳士昨日12月7日(日)は、大分県別府市の別府アリーナにおいて、統一世界武道空手道連盟拳誠会流一進会主催による「第10回一進会杯争奪西日本空手道選手権大会」と「第9回紅拳士全日本空手道選手権大会」が開催されました。

というような案内は、過去記事で書いていて、大分(別府)にゆくには山越え、峠越えなのですが、最低気温がマイナス10度になるという天気予報で「こりゃ、大変かもな」と心配していて、とも書いている通り。

そして、国道57号線は、いたって軽快に通行でき、心配することもなかったというのも書いている通り(笑)

「やまなみハイウェイ」は、流石に凍っていたそうで、「やまなみ」経由で大分入りした方の話だと「いや~も~勝手に車が回転しちゃって」とのこと・・・

スリップじゃん!

当初は「やまなみ経由で行ってみようか?」などと井上雄一朗と話していたのですが、やまなみ経由の分岐路になる交差点で、直進レーンを走っていたので「このまま、いつものルートでゴー!」となりました。

いい判断でした(笑)

そんなこんなで、路面凍結を心配していたのですが、そんなこともなく、ましてや日曜日の早朝、予定通りに別府に到着しました。

一旦コンビニで休憩です。

熱い缶コーヒーを飲みつつ「山が真っ白だね」と。

別府の山々は薄く雪化粧していました。

寒いわけです。

すると、一台のスクーターというかスーパーカブに乗ったおじさんがコンビニに来ました。

井上雄一朗が目配せしています。

「はて?なんだろう?」

と思ってそのスーパーカーブを見ると、よく意味はわからないのですが、前輪の上にあるカゴにバナナが一本だけ置いてありました。

なぜ、バナナ?

それも一本だけ?

謎は深まるばかりです。

カゴにバナナが一本だけ

画像では、カゴにヘルメットと手袋が入っていてバナナだけではないのですが、最初はバナナが一本だけカゴの中にありました。

ガッツ石松の親戚なのだろうか・・・

謎は深まるばかりです。

「ガッツぅ~ガッツぅ~」と歌いながら車に乗り込み別府アリーナへゴー!

別府アリーナには大会の看板が昨年同様並べられています。

あ、昨年と看板の位置が違う!

一進会杯の方 紅拳士の方

寒い寒い別府なのですが、会場の別府アリーナの中に入ると、やっぱり寒い(笑)

寒いじゃねぇかよ!

試合を控えた選手は、試合の合間やアップのタイミングなど大変だろうな、と思ったり。

別府アリーナのメインアリーナはとても広いので、空調もクソもないんだろうな、と思いました(笑)

天井も高いし、これは人の熱気でどうにかするしかない。

アップを始める選手、大会パンフレットのトーナメント表を見てあれこれ談義する選手や関係者、色々なドラマが既に始まっています。

審判スタッフは、ジャッジミーティングです。大会審判長である錬志会館三浦館長からの諸注意や質疑応答の時間。今大会では、上段膝蹴りは一般の部のみとのこと。

ジャッジミーティングも終わり開会式まであとわずか。

メインアリーナはこんな風景でした。

開会式直前1 開会式直前2

広いメインアリーナの状況がよくわかると思います。

一番辛かったのは副審の先生たちと思います。

なんせ、薄着。裸足だし(笑)

そして動かないわけです。

段々と寒さが体を襲います。

主審の先生は動きます。動き回ります。

そして、応援している関係者は厚着です。

でも副審の先生たちは薄着で動かざること山の如し(笑)

これも修行・・・

たまに突進してきた選手を避けるために椅子ごと動いたりしますが、ほとんど動かないわけです。動くのは口と手だけ(笑)

トイレが近くなるんですよ。

それでも試合はあっという間に進んできます。

心眼塾の池田先生に「今日は寒いですねぇ、副審しているとよくわかります」と話したのですが、「今日は主審をやって動いても寒く感じる日です」とのこと。

主審をする池田先生 審判団交替時

そうそう。

随分と前から思っていたのですが、審判スタッフには審判ローテンション表(各コート分担等が明記された表)やジャッジの諸注意のペーパーが配られます。

基本的にそれだけです。

トーナメント表が欲しいといつも思っていました。大会パンフレットでもいいのですが、どのコートでどのクラスの試合が行われているのか全然わかりません。

各コートにホワイトボードがあり、そこにトーナメント表が貼ってある大会もありますが、もう何回もジャッジをしましたが、審判スタッフ用のトーナメント表が配られた記憶がない。

なぜトーナメント表が欲しいかというと、

(1)自分の担当する試合数等が目視でわかる

学年、性別、出場している選手のレベルなどで、審判スタッフの先生たちならある程度試合進行状況が読めます。大会全体の流れが把握できます。

また、選手の所属道場や名前もチェックできます。

敢闘賞などの選定の時には、とても立派な試合をしたにもかかわらず名前がわからないので「誰だっけ?」となることが多々あります。

(2)交代時の目安になる

JKJO九州では、原則的に自道場の選手の審判を行いません。公平性の担保という観点からのルールですが、その場合、リザーブ審判団スタッフと交替します。

リザーブというより、各コートには二組の審判団が交互に審判を担当するので、担当していない審判団の先生に自道場選手の試合だけお願いするという形式です。

トーナメント表には選手の所属道場が明記されています。審判ローテーション表にはジャッジの所属道場が明記されています。

自分が担当する審判スタッフの所属道場とトーナメント表の選手の所属道場を比較すれば、どのあたりで交替要請があるかというのが予想できます。

交替した審判スタッフは、トイレに行ったり、自道場生の試合のセコンドをしたり、食事したりと常にリザーブ審判席にいるわけではないので、ジャッジ交替要請がある程度予測できれば、スムーズに交替もできると思います。

(3)時間削減に資する

トーナメント表があればわかる色々なことを聞く場合、各コートの進行係に聞いたりします。時間はたいしたことはないですが、試合数は全体で鬼のようにあります。そして、進行係で判断できない場合、さらに上の大会スタッフに確認したりします。

この時間が削減できます。大会進行上も有益なはず。

というような理由から、いつも「トーナメント表(パンフレット)欲しいなぁ」と思っていたのですが、いつもすぐに忘れます(笑)

なぜ忘れるかというと、井上雄一朗が大会パンフレットを見ながら「先輩の担当はどこですか?」とか「○○選手は××選手とは決勝まで当たらないなぁ」とか話すので「どれどれどれ」と見ちゃうから。

その際に、無意識に自分が担当するクラスのトーナメント表を頭に入れているからだと思います(笑)

でも、いざ試合が進行し始めると「あ、忘れた」ってなるんですよねぇ。そして「欲しいなぁ」と。

そんなことを岩見道場の岩見師範と「寒いっすね」と話している時に思い出したので「あ、岩見師範、いっつも忘れちゃうんですが、来年のムサシカップではトーナメント表ください。パンフレットでもいいです。わけはかくかくしかじか」と話しました。

その会話を覚えていたので書いています。

来年には岩見師範は忘れているに違いない・・・

実際にトーナメント表を審判スタッフに渡す場合、どういう形態がいいんでしょうねぇ。

パンフレットなのかなぁ。嵩張るんですよね。試合数が多い大会だと。

トーナメント表だけのコピーか?

試合前準備で大会スタッフに雑務が増えちゃう。

自分が担当するクラスだけでいいんですが、仕分けしなきゃいけないから、その手間を考えるとパンフレットなのかなぁと思っちゃいます。

ここは、も少し考えないといけないとこですね。審判団へのトーナメント表。手間がかかるのであれば、本末転倒になっちゃいますが、必要性は変わりません。

ちなみに、進行係は、切り取ったトーナメント表を使っていました。

なるほどな!と思いました。

進行係は必需品ですから。

ちなみにちなみに、主審を担当する先生たちは、勝手にパンフレットが配布されているので関係ない話ではあります。

そういう利用方法をしているかどうかは別として(笑)

閑話休題。
今大会の話からだいぶ逸れました。

もとに戻して・・・

次ページへ続きます。


第10回一進会杯争奪西日本空手道選手権大会と第9回紅拳士全日本空手道選手権大会!の巻” へのコメントが 4 点あります

  1. 私が大分に行っていない間,いろいろあったようで・・・・
    モエノやリュウトの話を聞いていれば,行けば良かったと思ったり・・・
    マツモト先生,10代のパワーに少しタジタジ(でも去年よりずっとよかったのでは)だったようでしたが,準優勝は準優勝。
    マツモト先生の奥さんの見方も多少変わり,少しは松元先生の発言力も強くなったかも(どうかは分かりません(^_^;))
    ご指摘のとおり,リュウト,足腰本当に弱いです。
    かれこれ3年試行錯誤しているのですが,やっぱり弱いです。
    それでも,今回,試合に出るたびに足腰の弱さ以上に気持ちの弱さが出て,試合にならないことがほとんどあったのを考えれば,ほんの少しクリア出来たような気がします。
    今度からは,前屈立ちによる足腰の強化,ですね。
    モエノは,慣れた組手試合以上に緊張した形試合デビュー,だったようで
    「お父さん,足腰ガタガタ震えて,どうやったかよく覚えていない」とのこと
    私から言えば,組手試合の方が緊張するはずなのに,と思ったのですが。
    何はともあれ,無事に帰鹿した3人。
    試合以上に井上代表等と交流が深められて良かったみたいです。
    追伸
    9月のJKJOジュニア選抜の時,やはり別府アリーナで試合があったわけですが,行きは高速,そして帰り道は時間も少し早く終わったことから九重から下りて,阿蘇に出たのですが・・・・
    メチャクチャ時間がかかった嫌な思い出となっています。
    大分から熊本の近道はやっぱり「やまなみハイウェイ」でしょうか?
    今度一緒に連れて行ってください。

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  3. >日置のホシイッテツ 様

    既にJKJO全日本のため、関東入りだと思いますが、モエノの健闘を祈ります。

    大分から熊本ですが、物理的に距離があるので、もうどのルートでも「遠い」です(笑)

    そして、鹿児島も遠いです(笑)

    > 井上道場鹿児島 様

    来年も頑張りましょう!

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