キックミットと梅干しと!の巻

キックミットと梅干しと!梅雨が明け、一気に夏になった熊本は暑い日が続いています。

前記事が「釣りに行く」って記事だったのに、その釣果の記事ではない井上道場Tips七夕後(笑)

釣果の記事は別途投稿予定です。

さて。
記事タイトルのように今回は稽古ネタ。昨日7月8日の代継橋道場のお話です。

昨日も暑かったのですが、夜は白川から吹き抜ける風が道場に吹き込み、思っている以上に涼しかったり。

マ、サブ道場は窓がないので別ですが。そして、私はサブ道場で稽古後自主トレしていたので倒れそうになっていたのですが(笑)

少年部の稽古前、ストレッチをしていると里奈が白川側の窓から顔をひょこりと出し登場(笑)

逆光だったので最初誰だからわかりませんでしたが、光が何か話していて「里奈?」と聞くと「里奈さんです」と。

ハンカチを団扇代わりにパタパタとさせつつ「あち~」と里奈(笑)

井上雄一朗が受験生な里奈に「勉強はどうだ?」と聞くと「ばっちり!」と即答する里奈(笑)

まじかよ~。

そんなこんなで光とエムゥは稽古前稽古の為に井上雄一朗とサブ道場へ。

一人残ったリュウトが存在感の無いまま佇んでいたので「ストレッチ終わったらこっち来い」と声をかけます。

軽くアップをさせてミットを蹴らせているとダイヤ登場。

速攻でサブ道場に消えていきます。ダイヤも光とエムゥと稽古前稽古。

サブ道場からは、色々な音が聞こえてきます(笑)

そしたらショウタ登場です。アップ後、リュウトとペアにさせミット。

そんなショウタとリュウトを見つつストレッチを続けていると、次々に道場生が集まってきます。

サブ道場からは、あいかわらず色々な音(笑)

かすみちゃんがアップを済ませショウタとリュウトの近くに来たので「リュウト、かすみちゃんと代わって」と言ってリュウトと交替。

ショウタとペアになります。

このペアが少年部稽古最後のスパーリングでガチガチな激闘をやるとは、この時は予想すらしていませんでした。はい。

時間になり稽古開始。そして稽古終了。

今月二十日に開催されるムサシカップに出場予定の道場生のみスパーリング。

マ、出場しない道場生も相手するので手伝ってくれたんですが。

最後にショウタとかすみちゃんが2ラウンド連続でやったのですが、なんせショウタはデカイ。

秋岡塾のユキコが出稽古に来ていた当時、ショウタは小一でしたが、それでもユキコがショウタの圧力で押される場面もあったくらい。

当時、ユキコは小六。

かすみちゃんは、そんなユキコよりも全然小さいわけで、もうショウタにブンブン押されまくり吹っ飛ばされまくり。

が。

今までのかすみちゃんなら、ここで泣き出していたのですが、なんとなんと、両足を踏ん張り、両手を伸ばしてショウタの突進を止めようと歯を食いしばっています。

泣き出したかな?とヘッドガードの表情を見ると、もうショウタを真正面から睨んでいる(笑)

それでも吹っ飛ばされるんですが。

ユウスケや光やエムゥやダイヤなどの上級生は別として、それ以外の下級生を含む道場生で一番伸びてきたのはかすみちゃんだと思っています。

そして、その伸びてきた箇所というのは、技などの技術面などではなく精神面的なところ。

これは井上道場関係者、特にかすみちゃんを以前から見ているご父兄にしかわからない部分であると思うのですが、そう思うのであります。

書きにくく表現しにくいのですが、あれだけ体格が違うショウタに、泣きもせず向かっていったのは立派だな、と。

でもね、かすみちゃん。押したら反則よ(笑)

そんなこんなで少年部稽古が終わり一般部。

例のように例の如く、基本稽古と移動稽古をみっちりとやるわけです。

暑かった昨日なので、もう準備運動時から汗だくです。

牛丼のつゆだくかよ!

ってなくらい汗だく。

そして地味できつい基本系の稽古は、もう忍耐を要するわけです(笑)

小休止のあとはミット稽古。

昨日は偶数な道場生だったので、奇数なら私も数合わせでミットを持ちますが、そうではなかったので稽古風景を撮影しました。

最初はヒロキの動きを見ていたのですが、久しぶりに稽古風景を写しておこうと。

中ミットの稽古 ヒロキもやる

この日は中ミットを使った突き技の基本的な動きの練習でしたね。

途中で蹴りも入れますが、この画像じゃわからない(笑) 指導する井上雄一朗

通常稽古中のミット練習なので、基本メインですね。特錬の場合は、目的別にミット稽古やるので、また別になります。

この日も通常稽古のあとに特錬ありましたが、もう叫び声だらけなミット稽古(笑)

スタミナ目的のミット稽古だったので。

通常稽古中の、上に貼り付けている画像時の練習風景は以下の動画。

■動画:通常稽古中のミット稽古の一コマ

■携帯電話で動画を見る場合はここをクリック(imode904以上。リンク先ページの「そのまま」というのをクリック)

そして一般部の稽古も終了。

速攻で特錬に入ります。

通常稽古をやったあとの特錬なので、参加した道場生は、モチベーションをさらに上げて特錬に臨みます。

私は別メニューをこなすため、サブ道場へ。

この日は、途中でしんどくなって、何度か倒れ込みそうになりました(笑)

おかしいなぁ、おかしいなぁと思いつつ、なんでこんなにシンドイんだろう、と。

中学生の時から、稽古中はきつくなっても絶対に膝の上に手を着いてうなだれない、ということを決めていたので、そのクセがいまでもあって、膝の上に手を着きそうになると顔を上に上げる私(笑)

無理はしない、という前提があるので、そういう時は一旦休息を取るのが一番なんですが、特にラウンド数や時間を増やしたわけでもないので「なんだろう?」とメニューを消化していきます。

無理はしないのですが、無茶はします(笑)

そんなサブ道場の私だったのですが、メイン道場の特錬組は、もう悲鳴とも雄叫びとも表せない気合いが響いて「ああ、無茶苦茶しんどいスタミナ稽古やってるんだなぁ」と。

インターバルの時にメイン道場とサブ道場の出入り口から見ていたのですが、見ているだけで、こっちも疲れます(笑)

特錬なので、インターバルもきっちり管理され、指導する井上雄一朗の声が機械のようです。

みっちり、通常稽古後、ほぼ同じ時間特錬をやっていました。

1時間30分くらいでしょうか。

試合に出場する選手もいるので、かつ社会人がメインな一般部なので、端的に密度ある特錬になるわけです。

メイン道場が静かになったなぁと思うときは、メニューが消化され、クールダウンと整理体操をやっている時(笑)

ちょうど私のメニューも同じくらいで終わり、やはり、黙々とストレッチで体をクールダウンします。

特錬も私の別メニューも終わり、私はメイン道場へ移動。

あ、あれ?

メイン道場、窓から爽やかな風がじゃんじゃん流れてる!

サブ道場は窓がありません。途中で換気だ!と二基ある換気扇を回しましたが、もう気温からしてメイン道場と全然違います。

なんだよ!しんどかったの、これかよ!

サブ道場で着替えをする道場生もいて「あっち(サブ道場)、無茶苦茶暑いよね?」と聞くと「サポーターを取りに行くとき、こっち(サブ道場)は暑いなと思いました」と。

サウナの中でやってた私です(笑)

そりゃ、倒れそうになる。

それくらい、白川側から流れてくる風は爽やかで強い風でした。

そんなこんなで汗だくなTシャツや道着を脱ぎ、パンツ一丁になります。着替えるのも億劫なくらい。

ふと、まわりを見ると、ほぼ全員パンツ一丁(笑)

そうだよな!そうなるもんね!とひとり納得。

パンツ一丁!

さすがにトランクスはいませんが、ボクサータイプの下着だったりスパッツだったりと(笑)

これ、空手の道場じゃなかったらヤバイです。

ガタイのいい野郎どもがパンツ一丁ですよ(笑)

野郎ども?

あ、ハリウッドスターがいた!

紅一点、と書いておこう

見慣れた光景でしょう。

特錬では、スパッツだけで練習する場合もありますから・・・

そんなこんなで、こんな暑い日の稽古では、大量の汗をかいているわけです。

そして水分とともに大量のミネラル分も消失している。

そこで「梅干し」ですよ。

カワハラさんが持参する自家製梅干し。

もう代継橋道場稽古では、通用稽古のあとも稽古するので、最近はこの「梅干し」だけが楽しみなわけです。

カワハラさんの自家製梅干し 梅肉が厚く、ほどよい塩加減

これが旨い!

ほどよい塩加減と肉厚な梅肉。

塩梅(あんばい)とはよく言ったものですね。まさに塩梅が最高な梅干し。

もう練習終わったあと、みんなでパクつきます。

最初はタッパに入っていたのですが、最近は「壺」です(笑)

もうニ個も三個も食べちゃいます。

そして「水」です。

梅干しを食べた後、水を飲むと、もう「これが命の水だよなぁ」と思うくらい体に染みてくる。

そして、シャキッとするわけです。

■動画:梅干しを食べる

■携帯電話で動画を見る場合はここをクリック(imode904以上。リンク先ページの「そのまま」というのをクリック)

そんなこんなで時計を見ると午前0時前。

ああああ、岩見師範とこ行く予定だった!

稽古で遅くなりました。

というわけで本日伺います。押忍。

今日は戸島教室。

武蔵ヶ丘道場の振替稽古も戸島教室なので、夕方からずっと戸島です。

そして、井上道場の稽古場所で一番暑い場所が戸島教室・・・

暑さにも寒さにも、その他色々なことにも負けず頑張ろう、と思うとき、浮かぶのは宮沢賢治の有名な詩。

「雨ニモ負ケズ」

引用します。原文は漢字以外カタカナですが、ひらがなにしています。

みなさんも「雨ニモ負ケズ」でいきましょう。

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい

改行は原文通りのはず。


キックミットと梅干しと!の巻” へのコメントが 2 点あります

  1. 皆さん暑い中、お疲れ様です!
    昨日、関西地方は一時的にもの凄い雨が降りました。
    九州の雨とは違い、いきなりバケツを引っくり返したように激しく降り、カラッと晴れたかと思いきやまた同じように降るのです。
    その繰り返しです・・。
    ゲームのリセットボタンを押した時の様に(笑)
    人間にとってリセットボタンは汗なんでしょうか・・・。
    皆さんの稽古後の様子は疲れているにも関わらず心も体もリセットされ、すがすがしく見えます。
    私も『雨にも負けず!』頑張ります!

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