動画も画像もない記事なのですが、とりあえず、ゴウセイへ。

豊住が結婚したんだって。

その報告も兼ねて、今日代継橋道場に顔を出したよ。

「ゴウセイ元気ですかね？」と言っていた。

そんな豊住に色々と痛めた体の治療方法というかケアの方法を（豊住は専門家なので）教えて貰っていて、ゴウセイの話になった。

デ。
ゴウセイへの私信はここまで。

あとは、今日の代継橋道場のお話・・・

今日は土曜日で代継橋道場の稽古日。

土曜日ということで、けっこう多めな少年部。

かつ、来月のムサシカップに出場する武蔵ヶ丘道場所属の道場生も参加。

熊本市外の遠方に住む武蔵ヶ丘道場生は、月曜日に代継橋道場で行われる選手コースに物理的に時間的に参加できないため、土曜日の通常稽古に参加しています。

少年部の稽古後、一般部稽古まで行います。

そんなこんなで、代継橋道場を埋め尽くす少年部の稽古だったわけで、今日は稽古の最後にスパーリング。

ショウタとリュウトが対戦している間、リュウトに声をかけていたんですが、体の大きいショウタに勝つには顔面を狙うしかないリュウト。

顔面を狙うといっても、上段突きは試合では反則なので使いません（笑）

蹴りで狙う。

きれいな上段を蹴れるリュウトに、ショウタとの間合いが出来ると「リュウト！上段！」と声をかけるわけです。

その「上段！」という声を自分にかけられたものと思ったショウタがリュウトに上段回し蹴り！

ドス！っと決まります（笑）

そうだった。ショウタも上段蹴れるんだった・・・

なにやってるんだよリュウト！

そのあと数回リュウトと対戦したリュウトでしたが、ショウタの上段を何発も浴びる始末。

稽古が終わって井上雄一朗とこの日のスパーリングについて話していたのですが、井上雄一朗が「リュウト、ショウタの上段貰って体浮いてました」と。

もらいずぎ！

カスミちゃん、今日いい動きでしたね。

最後のスパーリングでは、リュウトの腹効かせていたし。ああ見えて、かすみちゃんガッツあるんですよね。うまくなったなぁ。

ショウヘイは、相変わらず野生の勘の鋭い子だ。さすが、イナショウ。

危機察知能力は野生児ならでは（笑）

ダイヤも昨年に比べれば格段の上達で、これはエムゥもそうなのですが、確実に上手く、そして強くなっています。

過去の本人達よりも。

上達したという意味です。

井上雄一朗の、付け刃ではない、地味ですが時間がかかる稽古を地道に続けてきた証拠ですね。

少年部というのは、組手に関しては一般部と違い、サポーター等の防具で安全性を担保し、試合時間も短いので、技術体系が若干一般部と違ったりします。

そこに特化して練習すれば、少年部の間は通用したりしますが、しょせん付け刃。

空手を続けるとしても、一般部コースになると、技術的なことから、それも基礎的なことから練習のし直しだったりします。

普遍的ではない技術って意味です。

井上雄一朗が教えている「空手」は、少年部だろうが一般部だろうが関係ありません。少年部から一般部になっても、そのまま通用します。

それゆえ、地味で時間もかかりますが、スキルは身に付くわけです。

「空手」の道場なので。

そういう方法論なのですが、それがダイヤなりエムなりに見られているということは、彼ら彼女らが、きつい練習にも関わらず、なんやかんやで練習しているということでもあり、これはすなわち「継続」という言葉で表せると思うのですが、結局、続けた者が偉いんだな、と。そう思うわけであります。

井上雄一朗が教える第二世代である現在の少年部で、この井上雄一朗の「空手」を一番具現化しているのはユウスケですが、光もダイヤもエムゥもユウキもトキシロも徐々に具現化しているわけで、やはり「物事を継続する」ということは尊いことだなと思うわけであります。

第一世代に「あかり」という子がいて、井上雄一朗から話しだけは聞いていました。

「井上道場になる前に教えていた第一世代の子なんですが、もう無茶苦茶強いオンナの子なんですよ。全九州大会で圧倒的な強さで優勝したり」と。

先週だったでしょうか、その子が久しぶりに道場に顔を出し（現在は中学でバスケットボールをやっています。駅伝などもこなすアスリート）、「あかり、ちょっと練習していけよ」という井上雄一朗の声に嬉々として応えていました（笑）

ああ、この子ね。こりゃ凄いナ。

これが初めて見た率直な感想（笑）

ユウスケが古いDVDを持ってきてくれて、その中に、あかりの試合の映像もあったのですが、笑うくらい強い（笑）

判定などではなく、倒す倒す倒す。効かせて倒す（笑）

第一世代ということは、井上雄一朗が現役時代そのままの練習を少年部にアレンジし、かつ第一世代なので、その加減も試行錯誤の頃。

その練習についてこれただけでも驚愕なのに、上段突きなしのフルコンタクト空手のセオリーである中段理論を実践できた子ということで、こりゃ普通の子じゃ相手にならないな、と（笑）

世の中は広いので、現在バスケットボールやっていますが、他のスポーツをするなり、スポーツではない何かに情熱を賭けることはいいことで、それは本人次第なのですが、仮に再び空手の世界に戻ってきたとしても、井上雄一朗が教えていた第一世代なので、すんなりと順応する。

ここに「空手」の良さ、凄さがあると思います。

あるアンチテーゼとして、こういう文章を書いていますが、それが理解できるかどうかは、これを読んでいる人次第（笑）

閑話休題。
そんなこんなで少年部稽古も終わり一般部稽古になりましたが、一般部も通常稽古が終わるとムサシカップに出場する選手の特練です。

その間、私はサブ道場でリハビリ。

リハビリと言いつつも、ボクシングやってたんですが（笑）

特練が終わる頃わたしのリハビリも終わり、パンツ一丁になって汗を拭いていたら豊住登場。

「お、来てたのか」と声をかけ、「あ、今ねここ痛めているのよ」と痛めている箇所を指さし、その箇所のケア方法を豊住が伝授。

そしたらカワハラさんが梅干しを持ってきてくれました。

壮年の部に出場するカワハラさんなんですが、美味しい梅干しを毎回稽古に持ってきてくれます。

汗を大量に出している稽古後は、このミネラルたっぷりな塩分豊富な梅干しが美味いんですよね。

「ああ、待ってましたよ」とカワハラさんに声をかけ頂きます。

水分補給はしていますが、汗とともに塩分（つまりミネラル）も大量に出ているので、その補給には梅干し最高です。

疲れているんですが、梅干しを食べた後はシャキッとするから不思議だ。

サカイ選手もハリウッドスターも同じことを言っていました。

過去記事のどこかに書いていると思うのですが、井上雄一朗の叔父さんかなにかが「若い頃、塩舐めながら練習してた」というようなことを書いていると思います。柔道か剣道か忘れましたが、そういう運動中に昔は塩をなめながら練習していた、というような話を。

そんなこんなで今日の稽古も終了。

雨が降ったり止んだり、そしてまた降ったりと嫌な天気です。

明日は、誠武館主催の大会で大牟田行きです。

晴れるといいなぁ。

あ、天気予報は雨だ・・・

昨年の大会は暑いくらいの晴天だったんですよねぇ。

ハリウッドスターのネタもとになった大会（笑）

＜おまけ＞
この記事に登場した豊住君（左）とゴウセイ（中）の画像。一番右は極真館本部直轄菊水道場の木下先生。

そして過去の私を知る、今となっては貴重な後輩たち（笑）

みんな、おさーんになったナ。

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公開日：2008年6月28日 土曜日 23:59
更新日：2008年6月29日 日曜日 03:04