生足ローキックとお好み焼き!の巻

生足でローキック今日、久しぶりでもないのですが、オーバーワークで腰を痛めて以来代継橋道場へ顔を出してみました。

体重増えて腰を痛めたって話はよく聞きますが、体重減って腰を痛めたって話は聞きませんよ、とよく言われるのですが、体軽くなって調子こいてガンガン稽古するのもアレですね(笑)

古傷のことなんてすっかり忘れちゃいます。

そんなことはどうでもよくて、代継橋道場に着くと少年部稽古の最中でした。下段蹴り(ローキック)の間合いでの受け返しをやっています。低学年は低学年だけ、それ以上の学年は別でのローテーションで。

ああ、この稽古やっているということは、最終的にはアレまでやるのかな?と思いつつ、低学年のグループ近くに陣取り、すぐに手を抜くリュウトを特に注意しながら稽古を見る。と思ったら、ショウタの方が油断なりませんでした(笑)

お互い手を組み、間合いが崩れないようにしての下段蹴り(ローキック)の受け返し。もちろん臑サポーターを装着しての稽古です。

次に下段蹴り(ローキック)だけのスパーリング。その前に稽古した受け返しのステップアップですね。力は入れず、ローキックの受け(ブロック)を正確におこない返す。その稽古。

相手が一巡りするまでローテーションを繰り返します。

ローキックの受け返しをする 井上雄一朗に見られているぞぉユキコ!

ローテーション完了したら、高学年組は臑サポーターを外すように井上雄一朗から指示が出ます。

やはり、アレになるわけね(笑)

低学年組は小休止。ですが、腕立て伏せをやってから小休止。ショウタうるさいのなんのって・・・
リュウトは最近腕立て伏せはユリナばりに頑張っているんですよね。

もう自分が一番下でどうすることもできない状況の選手コースに出ていたからでしょうか。
ローキックの受け返しスパーでは泣きながらやってましたが、嘘泣きとバレバレ誰も相手にしていませんでしたけど。

腕立て伏せは、ちゃんとやってましたね。
ずいぶんと成長しました。

そんなこんなで臑サポーターを外した高学年組は、生足でのローキックの受け返しです。
いつものようにバカスカ蹴れないです。

自爆もするし、簡単に足を痛めちゃいます。
慎重に正確に緊張感アリアリでの稽古になります。

そして、この稽古には理由があるのですが、それは稽古の最後に井上雄一朗が説明します。
なので、この時点では、全員臑サポーターをしていない状態での下段蹴り(ローキック)の稽古ということで緊張しているだけ。

「痛み」というのを実感する稽古ですね。
人を殴ったり蹴ったりすれば、相手も痛いが自分も痛い。

「痛み」がわかるということは、粗暴とは無縁になるということ。
なんですが、そうでない人もいるから世の中ややこしい(笑)

試合やスパーリングなどでは、手数足数ということでパコパコ突いたり蹴ったりしていますが、生足では、それは無理(笑)

そんなことやっていたら、速攻で足を痛めます。

そして、生足(素足でもいいんですが、生足の方がなんか臨場感ある表現ですよね)での稽古が始まると、いたるところから、

「あ!」

とか、

「いて!」

とか、

「はうっ!」

などのうめき声が聞こえてきます。

そりゃそうだなぁ。
組手なら興奮しているしアドレナリンもバンバン出ているから、最中はあまり感じないけれど、受け返しという冷静さが必要な稽古だと、軽いやつでも痛み感じるよなぁ。

空手とは、本来そういうもんなんですよね。

安全性の担保としてサポーターを装着していますが、弊害もあるわけで、その弊害を理解させるために、わざと生足での稽古をさせている井上雄一朗。

理由はあとで貼り付ける動画の中で井上雄一朗が直接道場生に説明しています。
ので、ここでは書きません(笑)

ローテーションが一巡りしたら、今度は井上雄一朗がひとりひとりを相手します。

ローキックに反応してちゃんと受け(ブロック)しているか?
受けた後返し技を入れているか?
ガードは下がっていないか?

などなどを直接確認しつつ、膝ブロックが中途半端だとコツンとローを当てる井上雄一朗です。

蹴り足が戻る前に返しを入れられるヒカリ 棒立ちだとアウトローの餌食なエム

まぁ、百聞は一見にしかず。
なので、動画でも見てください。

あ、壊れたデジカメなんですが、新しいのを購入しました。現品限りで安かったので(笑)
動画は音声付きで撮影できるので、これでネタが簡単に仕入れられるようになりました。はい。

■生足ローキック 2007.12.18

少年部相手なんですが、井上雄一朗、上体を振ったり、片足に体重をかけてのフェイントしたりと、もう動きだけはマジです(笑)

動画サイズの都合上、最後の3人だけなんですが、ユウスケや光やエムも最初の方でやっています。

サキとユキコに対しては、受けて返すというよりも、受けだけで萎えさせるような、そんなカットをしている井上雄一朗。いわゆる「交差法」ですね。

そして、この日の代継橋道場でのこの稽古の理由は、動画の最後に井上雄一朗が語っている通りです。
直近にクリスマスカップがありましたが、そのフィードバックも兼ねての稽古。

稽古や試合などでは、安全性の担保という一番大事なことを実践するためにサポーターやパンチンググローブを付けてやりますが、空手は基本的には素手素足でやるスポーツであり武術であり格闘技であり武道なわけで、井上道場は空手の道場なわけです。

サポーターを付けた試合に資する側面もあるわけで、そういう意味での稽古でしたね。

この稽古が終わり、最後に締めをおこなって本日の代継橋道場少年部は終了。

最後に締め

みんな臑真っ赤でしたね。足首とかも。
学校とかでむやみやたらに空手の技を使っちゃいけない理由もわかったと思います。

そんなこんなで、一般部の道場生もポツポツと現れ、久しぶりに里奈ちゃんと会いましたが、口をあんぐりさせて「せ、せ、せ、せんぱい!」と棒立ち。

ああ、制服、冬服になったのね。
最後にあった時は、まだ夏服だったよね。

と思いつつ、昨日から「お好み焼きが食べたい」と思っていたことを思いだし、誰彼となく「この近所にお好み焼き屋さんない?」と聞きまくる私。

どうしてもお好み焼きが食べたい。

少年部の稽古が終わったばかりなので、探せばまだ開いている店はどこかに必ずあるはず!

と思いつつ、そうするために車のとこへ。

でも、せっかく代継橋道場に来たから汗でも流していくか、という気持ちもある。

食欲か?
爽快感か?

もう随分と悩みました。
以前は、殺伐として恐怖感と戦いながら、下校途中に家に戻るか道場へ行くかで悩んでいたんですが、今ではお好み焼きを食べるか稽古するかですよ(笑)

相当悩みました。

で、結局、稽古した方がもっと腹が減るはず!

と車からスポーツバッグを取り出し踵を返すのでした。
いちお、ちゃんと道着一式は持ってきていたんですよね(笑)

あの頃と同じです。

結局、道場へいって稽古する、ということを選んだわけで、こういうとこは何十年たっても変わらないもんなんだな、と思ってみたり。

既に一般部は準備運動をしていたのですが、私が再び道場に現れると、全員、全員ですよ!振り返って見ます。
笑いました。

全員かすみちゃんかよ!

道場の後方にいた井上雄一朗に「稽古終わってからお好み焼き屋探すよ」と声をかけ着替えます。

通常稽古が淡々とすすみ、「パンチンググローブを付けて~」という井上雄一朗の声に「今日は突きのコンビネーションでもやるのかな?」なんて思っていたら、パンチに特化した打ち込み!

乳酸たまりまくりの稽古の開始です(笑)

まずは、左ジャブから!

ぬぉぉぉぉ始まった~腕殺しの乳酸大好きパンチ打ち込み軽く当てていこう編。

私のパートナーはみお先輩。
みおちゃんかぁ、上手い具合にパンチングミットを合わせられるかなぁと思っていたら、私が打つ番になると井上雄一朗がニヤニヤしながら近づいてきて「みおちゃん、合わせないと。合わせてもっときつくしないと」とキッチリ教えています。

結局ワンツースリーの三連打までやったのですが、みおちゃんが井上雄一朗に言われたとおりにパンチングミットを合わせるので、もう私は絶叫しながら突くべし突くべし!

乳酸たまりまくりで、私がパンチングミットを持つ番になっても上がりません(笑)
今日は胸の高さの突きだけだったので、なんとかできましたけど。

何ラウンドやったのかそれどころじゃなかったので数えていないのですが、とりあえず打ち込みが終わり、時間的にもう終わりかなぁと思ったのですが、いやそんなはずはないな、と(笑)

補強です。

腹筋から始まり背筋、腕立て、そして天まで届くくらいジャンプするジャンピングスクワット。

みおちゃん、天まで届いた?
代継橋道場には天井があるんだけど・・・

腕立てが一番しんどいんですよ。パンチ練習のあとは。
もう乳酸でませんって感じです。

そんなこんなで一般部も終了。

十分にお腹も減りました。

掃除中にもハリウッドスターに「お好み焼き屋さんない?」と聞きまくる私。

デ。
時計を見るとまだ23時前。水前寺の「お好み焼き いで」は開いているはず!と速攻で向かいました。

あ、開いてる!

電車通り向かいのスーパーサニーの駐車場に車を停め、店に入り、お品書きにある種類お好み焼きやらモダン焼きやらを注文。持ち帰り用で。

でも時間がかかるので、店内でもモダン焼きの大盛を食べました。

買ったお好み焼きとか こんな感じ

お好み焼き、関西風お好み焼き、焼きそば、モダン焼きを買ってきた。
食べられたよ、みおちゃん(笑)

店内でも食べたので五人前くらいかな?

井上雄一朗が来る前に全部食べてしまおうと思っています。

なので、今日の記事タイトルは「生足ローキックとお好み焼き」なのです。

水前寺の「お好み焼き いで」には三年ぶりくらいで行きましたが、開いててよかった!

お好み焼き

みおちゃんらに「自分で作ったらどうですかぁ」とか言われたのですが、そうすれば地上最強に旨いお好み焼きが出来上がるのはわかっているのよ。

でも、面倒くさい(笑)

なのでずっと昨日から食べたかった。

稽古後のお好み焼きは最高です。

と、真面目な稽古の話から、お好み焼きの話で終わるわけで、これが井上道場Tipsクオリティなわけです。

明日は戸島教室と武蔵ヶ丘道場です。
寒さに負けず頑張ろう!


生足ローキックとお好み焼き!の巻” へのコメントが 3 点あります

  1. 乳酸たまりまくりのWebmaster先輩がおもしろかったです(^^)ギャハッ
    天井で頭ぶちそうなジャンピングスクワットも楽しかったぁ!
    お好み焼き、盛りだくさん食べられて良かったですねぇ~
    ごご五人前ぇ!ぐぉ~(~o~)

  2. ピンバック: 子育て日記

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