ひとつ前の記事「今夜は豚軟骨」の続編です。前記事を投稿した時は、まだ調理中だったのでテキストのみですが、この記事は画像をたくさん使っています。
井上道場の代名詞になってしまった「豚軟骨」・・・
低価格にも関わらずヘルシーでかつ美味。すっかり井上道場Tipsでもお馴染み、道場生だけではなく、県外の方も作るほどメジャーになってしまいました(笑)
「豚軟骨 レシピ」で検索エンジンから訪問される方の多いこと多いこと・・・
そんな「豚軟骨」なんですが、久々に食しました。今回は、「豚軟骨ラーメン」も作りましたが、ちとバージョンアップしました。二代目、二号機、新豚軟骨ラーメンなどなど、どんな呼び方にしようかと思いましたが、普通に「豚軟骨ラーメン バージョン2」。
記事冒頭に貼り付けているサムネイル画像がそれです。
ちと、あっさり系なスープを目指し、予想通りな、あっさりだけれどもギトギト感のある「こってり」としたラーメンが出来ました。
井上雄一朗と汗だくになりながら食しました。
武蔵ヶ丘道場で汗を流し、食事でも汗を流したわけです(笑)
旨いが一番!
さて。
井上道場特製豚軟骨については、既に過去記事で紹介済みなのでレシピは同じです。食事倶楽部ユウスケ亭での豚角煮風味付けバージョンなどの記事もあるので、バリエーションはあるのですが、稽古後にサクッと食べたかったので、いつものようにシンプルイズベストということで、いつもの作り方。
豚軟骨レシピは以下の記事を参照のこと。
■2007.08.06 井上道場特製豚軟骨と豚軟骨ラーメンの作り方-井上道場レシピ
前記事にも書いたように、豚軟骨が野外に置いている冷蔵庫に1パック(500グラム)ありました。
500グラムでは二人では足りません。最低でも1キログラムないと・・・
ということで、同じく冷蔵庫に保存してあった「鶏もも肉」を二切れ使いました。
圧力釜で煮込む際に使用した調味料は、生ニンニクのみ。皮付きのニンニクが普通に台所に常備してあるので、「ドラキュラがいつ来ても大丈夫!」ってな感じなんですが、これを包丁を使って剥くわけです。皮を剥く。地味な下作業です。
もう慣れちゃいました(笑)
鶏肉、もも肉でもムネ肉でもいいんですが、こいつを圧力釜で煮ると、豚軟骨がトロトロになるくらいの時間煮ると、基本的にはポロポロになります。
なので、鶏肉単独なら煮込む時間は短めです。
が、今回は豚軟骨と一緒に煮込むので時間は豚軟骨時間。
これはスープに深みを持たせるため。
豚軟骨ラーメンのスープにするためなので、鶏もも肉がポロポロになってもいいって承知の上でやってます。鶏肉単独で煮込む場合は、時間を短めにしてください。
どれくらいか?
ってのは、そうですね、別記事で紹介するかもです(笑)
で。
流水で軽く解凍した鶏もも肉と生ニンニクと豚軟骨を圧力鍋に放り込みます。
そして真水を入れる。今回はスープとして使うので、若干多めに入れました。
まぁ、画像のような具合。
そして圧力鍋を火にかける。
シュッ!シュッ!シュッ!と音が出だすまで強火です。
音がし出したら、火を中火にして約20分間煮込みます。
豚軟骨の大きさにもよるのですが、最近オフクロがお店の人に「もう少し厚めに切って」とお願いしているので、我が家で購入する豚軟骨は厚めです。
もうオーダーメイド状態ですよ(笑)
基本は20分なのですが、豚軟骨の量や厚みで若干時間を延ばした方がいい場合もあります。
トロトロにするために。
なので、この日はキッチンタイマーを22分にセット。
が、キッチンタイマーを台所の冷蔵庫に貼り付けたまま部屋に戻って、井上雄一朗に頼まれたFAX送信用紙を作成したり、武蔵ヶ丘道場で撮影したビデオを見ていたりしていたので、すっかり忘れていました(笑)
あああ、また圧力鍋を焦げ付かせたか!
と思って焦って台所にすっ飛んでいきましたが、焦げ臭い匂いはしません。
くんくんと鼻をきかせてもニンニクの匂いと、不思議なんですがニンニクを使った料理をするとポップコーンの匂いがするんですよ、なのでポップコーンみたいな匂いがするだけ。
焦げ付かせてはいないなと安心すると火を止めて部屋に戻ります。
あとは圧力鍋の蒸気が自然に無くなるまで待つだけですね。これが約20分。
武蔵ヶ丘道場で撮影したビデオの続きを見ようと思っていたのですが、パソコンテレビを付けると「世界体操」をやっています。
井上雄一朗と二人で、むむむ!と注目ですよ(笑)
もう二人ともアスリート系の大会、ガチンコな大会、特に世界選手権などは目がないので「世界体操」に注目。
「これ誰だろう?」と日本人選手を見ながら呟くと、
「水鳥じゃないですか?」と井上雄一朗。
「個人総合かなぁ・・・団体は銀だったんだよな」
「冨田はどうなんでしょう?」
「やっぱ中国の楊威断トツかぁ」
「このドイツの選手、若いですねぇ。ハンブッヘンって言うのかぁ。線がまだ細くないですか?」
「まだ19歳らしいぞ」
ってなことを延々話ながら見てましたよ(笑)
おそらく、おそらく・・・空手関係者で深くコアに空手以外のある競技を熱く語るのは井上雄一朗と私の二人以外にいないと思います。
カタリナ・ビットって今の人は知らないでしょ(笑)
トゥービルとディーンって言っても、ボレロのやつって言ってもわからないはず。
エレーネ・ゲデバニシビリも知らないはず(笑)
世界は広い。
何も空手だけが特別じゃない。
豚肉もロースやバラだけが豚肉じゃない(笑)
閑話休題。
「世界体操」を見つつ、井上雄一朗がそっと席を立ち、台所へ消えていきました。
麦茶でも取りに行ったのかなと思っていましたが、なかなか戻ってこない。
500グラムしかない豚軟骨・・・
慌てて台所に向かう私・・・
すっかりお皿に盛りつけてありました。
二人分(笑)
ポン酢とラー油と一味(七味)で作った特製タレも。
なんだ、用意してたのかぁ。
そこで、残ったスープでラーメンを作り出す私。
井上雄一朗は「オス!先にシャワーを浴びさせてもらいます!」と言うと浴室へ。
「その間にラーメン作っとくわ」と私。
ナイスコンビネーション(笑)
用意したラーメンは、ご存じ「アベックラーメン」!
豚軟骨のスープは脂ギトギトでとても熱いです。
今回は、ラーメンのスープを、この豚軟骨スープ半分と水半分にしてみました。
ちと、あっさり系を目指し・・・
豚軟骨スープには味がありません。基本的に「お出汁」です。ダシです。
なので、例のように例の如く粉末の鶏ガラスープを追加します。
スティックタイプのものを二本使用しました。
これに、「あるもの」を追加してスープの完成です。
下の画像の左側が出来上がったラーメンスープで右側が豚軟骨スープ。
色が違うのわかりますでしょうか?
これは「あるもの」を入れたから(笑)
そして、それは秘密!
その「あるもの」が知りたい方は、ご連絡ください(笑)
なんだよ!レシピ記事じゃないのかよ!ってお叱りを受けそうですが、秘伝は秘伝なのです。
井上道場は空手の道場。百聞は一見にしかずなのです。
スープもできたので、今度は面を茹でます。
まぁ、普通に茹でます。
ちょっと固めに茹でます。
理由は、豚軟骨ラーメンスープが脂ギトギトで、けっこう熱いので、茹でた後、丼に入れた後スープでも加熱されるからです。ここで普通の硬さに茹でると、食べるときに「やわやわ」で歯ごたえがない、なんちゃって「にゅーめん」になります。
「にゅーめん」ってのは、温かいそうめんのことですね。
もう、柔らかい歯ごたえのない麺と化すので、絶対に固めに茹でること。これがコツです。
そして、スープを丼にいれ、茹でた麺をザルにあげ、丼に移します。
これで豚軟骨ラーメンが完成します。
トッピングは、小ネギと鶏むね肉をニンニクと煮込んだやつ。
個別の画像がこれです。
スープの上部に浮いた脂が確認できると思います。
黒っぽい物体が入っていますが、これは「ニンニク醤油」に付け込んであるニンニクです。
これがいいアクセントになっています。
出来上がった頃に井上雄一朗も浴室から出てきました。
こう書いていて、ふと思いました。
食事とシャワー・・・・
誰が見ても、恋人同士の状況じゃねぇかよ!
さてさて。
豚軟骨のほう。
ちゃんと、いつものように、食べました。
ベッドの上なんですよねぇ・・・
食べるまで絶対寝れないって話なんですよねぇ・・・
豚軟骨の特製タレの画像は以下。
まず最初に豚軟骨ラーメンの実食です。
「世界体操」を見ながら(笑)
汗だくになりながら、冨田選手の鉄棒での落下を「ああああ!」と叫びつつ見て、その後の中国楊威選手の落下で「うそ~ん!」と叫びつつ・・・
韓国の選手も着地で手を着いちゃって、「凄いプレッシャーと闘っているんだろうなぁ」と話す二人でありました。
そんなこんなで、豚軟骨ラーメンを食べ、豚軟骨を食べ、鶏もも肉も食べ、「元気が出てきた~」と呟く井上雄一朗。
もう夜の12時過ぎてるんだよね・・・
こんな時間から元気モリモリになるなぁぁぁぁぁぁぁ!
<関連記事>
■2007.09.07 今夜は豚軟骨
■2007.09.02 豚軟骨台湾風
■2007.08.06 井上道場特製豚軟骨と豚軟骨ラーメンの作り方-井上道場レシピ
■2007.08.05 ユウスケ 豚軟骨を食べたの巻
■2007.08.02 豚軟骨を食べる!の巻
本当、美味そう!(^ ^)!
>松元 様
今度は鹿児島の黒豚を仕入れて何か作ろうかと思案中です(笑)
寒くなったら、是非鍋を食べに来て下さい。
でも、突然豚軟骨になるかもしれません(笑)
追伸。
ブログ見つけましたよ(笑)
鹿児島支部道場案内含め、どういう風にするか現在思案中です。
井上から連絡あるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。
サウナネタに爆笑!
今度一緒に行かなきゃですね。
webmasterさま
すみませんm(_ _)m 正式に鹿児島がスタートしたらご連絡差し上げようと思っておりましたm(_ _)m 勝手にリンクしてしまい申し訳ありません!模倣ばかりの内容ですが、Tipsは教科書なので今後とも期待しておりますm(_ _)m あとお二人の行き着けサウナにもお邪魔したいですo(^-^)o
善は急げなので、無問題です(笑)
リンクも全然問題ないです。いやむしろリンクなかったら逆に落ち込んでいたかも・・・
このTipsの執筆者に松元さんも加えて、色々書いて貰おうかなぁとか考えたりしていましたが、独自の編集画面なんで、書き方を一から教えなきゃいけないし、それも面倒だなぁなにか他にないかなぁと思っていたところだったので、これでいいかな、と(笑)
悠々として急げ、です。はい。