先月末の秋岡塾バーベキューから数えて、この数週間で何回焼きそば(生麺の焼きそば)を食べたかわからないのですが、今月の記事としては三回目になる「焼きそば」ネタ。
5月18日水曜日のことを書いた前記事「戸島教室の難点は蚊!の巻」の最後に、その夜は「肉焼きそば」を食べたと書いていますが、その「肉焼きそば」記事です。
たぶん、おそらく、きっと、絶対、この記事を読んだら、
ちゃんぽん麺で作る「肉焼きそば」が食べたくなるはず!
デ、
前記事の最後にも書いているとおり、元々「生パスタ」麺を購入したので、この「生パスタ」をどうやって食べようか、そればかり考えていた水曜日。
ちなみに、
火曜日の夜(日付的には水曜日でしたけど)に井上雄一朗が我が家に来て、そのままずっといたのですが、私は午後からずっと外出していました。
熊本北郵便局行ったり、ハンズマン行ったり、鮮ど市場行ったり・・・
その後、戸島教室と武蔵ヶ丘道場(南ヶ丘小学校)の練習に行ったわけですが、井上雄一朗も私も、この水曜日には食事らしい食事は、実は、ほとんどしていませんでした。
練習前にバナナを食べただけかなぁ。
そんなんだったので、練習後は、がっつり食べようと思っていて、購入した生パスタは600グラムありましたが、二人で全部食べちゃおうと、そう思っていました。
クリームソースで仕上げようと思っていたのですが、そのクリームソースの代わりになる牛乳が少量しかなかったので、買いに行こうと思い、でも、買いに行ってそれからパスタ茹でるの面倒くさいなぁと思っていたら、なぜか焼きそばが食べたくなりました(笑)
ちょうど生パスタと同時に購入した豚バラ肉の塊が650グラムほどあったので、
「焼きそばには豚バラ肉だ!」
と、牛乳を買わずにちゃんぽん麺を買いに行きました。
なぜか、その時、井上雄一朗もついてきました。
ちゃんぽん麺は5袋購入。ひとり3袋計算で6袋でもよかったのですが、豚バラ肉がたっぷりあるし、5袋でいいナと。
4袋は考えませんでしたねぇ(笑)
キャベツや野菜もあったので、これで出来るな、と。
■材料(二人前)
・ちゃんぽん麺:5袋
・豚バラ肉(塊):650グラム
・キャベツ:半個
・タマネギ(大):2個
これに調味料として、塩コショウやおたふくの焼きそばソース。これらは元々あったやつ。
まず、
豚バラ肉は塊なので、これを切ります。
厚めの焼肉用サイズにカットし、肉が細い部分は細かくカットして、野菜と一緒に炒めて焼きそばの具材用とします。
キャベツやタマネギは適当にカットします。(私は焼きそば用のキャベツは細切りするタイプです。すぐに火が通るから)
次に、
熱した中華鍋(フライパン)に油をしかず、カットした厚切り豚バラ肉を放り込み焼きます。
豚バラ肉は脂身が多いので、焼いていると勝手に脂が出てきます。
これが「ラード」です。
カットした豚バラ肉には、軽く塩コショウしています。粗挽き黒コショーも。
両面に焼き色が付くくらい焼く。あとで再度火に通すので、生焼けでも問題ありません。
焼けたら小皿に取っておきます。
なんで、最初に厚切り豚バラ肉を焼いたかというと、二つ理由があります。
ひとつは、焼きそばの上に乗せる具なのですが、焼きそばが出来上がってから焼くと焼きそばが冷えちゃうから。
もうひとつは、豚バラ肉から出る脂、すなわち「ラード」をたっぷりと野菜を炒める時の調味油として使いたかったから。
です。
厚切り豚バラ肉を焼いた後、中華鍋に残っている脂(ラード)は、肉汁や調味料が加わった絶妙な味を持つスーパーラードとなっています。
これを使わない手はないわけですよ。
んで、
ラードがたっぷりな中華鍋に、細かくカットした野菜と一緒に炒めるための豚バラ肉を放り込み火を通します。
火が通ったら、そこにタマネギを加えさらに炒めます。
この時点で、スーパーラードで焼かれた豚バラ肉小間切れとタマネギの甘みがシンクロして、なんとも食欲をそそる香りがしてきます。
さらにキャベツも加えよく炒めます。この時点で軽く塩コショーしてもOK。
普通に肉野菜炒めが出来ます(笑)
キャベツの焼ける匂いというのは、なんともいいもので、「焼きそばとお好み焼きの匂いがする」といつも思うのですが、タマネギがスーパーラードを吸い込み色が変わり、細切りにしたキャベツがしんなりとしたら、ちゃんぽん麺を投入です。
スーパーで売ってある「焼きそば麺」と「ちゃんぽん麺」の違いですが、麺の太さとかあるのですが、一番の違いは麺に油が塗ってあるかないかです。
「焼きそば麺」は油が塗ってあるので、すぐにほぐすことが出来ます。
が、「ちゃんぽん麺」はスープの中に入れるのが前提なのでほぐすの大変です。
なので、時間がある時はボウルに「ちゃんぽん麺」を入れ、サラダオイル等を加え事前に麺をほぐしておくのですが、時間が無いときはやりません。
今回も時間なかったので、袋からそのまま「ちゃんぽん麺」を加えました。
でも、このままではよくほぐれないし、無理にほぐそうとすると麺が千切れちゃうので、ちゃんぽん麺を入れたら「お酒」を入れます。
ちゃんぽん麺は5袋なので、結構な量のお酒を入れます。
ガスの火は弱めにして、入れたお酒でちゃんぽん麺をほぐす感じ。
お酒なので、調味料としても使っています。お湯や水でもいいのですが、お酒を使った方が断然美味しくなります。
ある程度ほぐれたら、火を強くしてお酒のアルコールを飛ばします。
この時、強火だと中華鍋(フライパン)の底部分の麺がくっついちゃうことがあるので注意。
手際よくせっせとほぐし、具材と麺を常に混ぜ合わせる。
いい感じに具材と麺が混ざったら(麺が多いと具材となかなか混ざりませんが、麺がほぐれればOK)、火を弱めにします。
この時点で、お出汁と塩で味付けすると、ソースのない「塩焼きそば」の出来上がり。
でも、普通の焼きそばを作るので、ここで「おたふく焼きそばソース」をドバドバっと入れて麺にからめます。
麺が多かったので、麺とからめるの大変だったのですが、これで「焼きそば」が出来上がり。
この手軽さがいいですよね、焼きそばって。
でも思いました。
麺は、二袋か三袋ずつ使えばよかったと。
もう混ぜるの大変でした!
そんなこんなで、
出来上がった「焼きそば」がこれ。
井上雄一朗と私の二人前なので、二つのお皿に装っています。
この時点では、普通の「焼きそば」です。小間切れ豚バラ肉がガッツリと入っているので「肉焼きそば」と言えば「肉焼きそば」なのですが、「井上道場特製」という冠はつかない「焼きそば」。
焼きそばをお皿に盛ったら、最初に焼いて小皿に取り分けていた厚切り豚バラ肉を再び中華鍋(フライパン)に入れます。
ジュージューいって、香ばしい、美味しそうな香り全開です。
小皿には、厚切り豚バラ肉から出たラードや肉汁がたまっているので、それごと入れます。
最初の焼きで生焼けでも、この時点でしっかりと焼けます。
自ら出た脂で自らを揚げる感じで、ラードで外側はパリッと、厚切りなので中身はジュワッっと、これが目安ですが、火が通ればOKです(笑)
最後に、この厚切り豚バラ肉を焼きそばの上にのせます。
これで「肉焼きそば」、「井上道場特製肉焼きそば」が出来上がりました。
ボリューム満点な「肉焼きそば」が出来ました!
牛肉じゃ、このコクは出せないことを考えると、やはり豚肉最強!
井上雄一朗が食べたやつは、これ。
私が食べたやつは、これ。
「焼きそば食うぞ!!!!」
と言いつつ井上雄一朗を見ると、
パソコンでオンラインゲームやっていました(笑)
サクラ大戦打ってます。パチンコゲームです。
ちなみに、
井上雄一朗用肉焼きそばを横から見たら、こんな感じでした。
結構な高さ(笑)
そんなこんなで、
サクラ大戦に集中していた井上雄一朗ですが、肉焼きそばをガッツリと食べていました。
私もガッツリと食べた。
厚切り豚バラ肉が、食べても食べても減らなくて、かつ、焼きそばも食べても食べても減らなくて・・・
でしたが、
最終的には二人とも完食(笑)
たしへんおいしゅうございました。
これから夏に向けてバーベキューとかやるので、定番な焼きそばが大活躍だと思いますが、厚切り豚バラ肉をトッピングした「井上道場特製肉焼きそば」をお試しください。
これ食べちゃうと、この記事の量食べちゃうと、バーベキューの他の食材食えなくなるっつう話しですが、マ、夏はなんでもバリバリ食べて夏バテ防止しましょう。
ここだけの話しなのですが、
出来上がった肉焼きそばを見て、
焼肉そばじゃねぇかよ!
と思ったというのは内緒(笑)
ってなことで。